【おうさまに つたえてくれ ローラひめの そうさくたいは ぜんめつしたと…】

Last-modified: 2021-01-12 (火) 03:04:18

DQ1

【ラダトーム】の町の【宿屋】にいる瀕死の【兵士】のセリフ。
王である【ラルス16世】は、城の兵士たちを捜索隊として【アレフガルド】の各地に派遣して、魔物にさらわれた【ローラ姫】を助け出そうとしていたことがこのセリフによって分かる。
けっして城の【玉座】に座ったまま何の対策も取らなかったわけではないのである。
ローラ姫がさらわれてから半年も経っているし、組織されたばっかりではないだろう。多分。
 
なお実際に主人公が捜索隊の顛末を王様に伝えた様子は無い。さすがに言いづらいであろうことは想像に難くないが。
もっとも主人公は無言で彼らの意思を継いだのだから、言う必要は無いということかもしれない。
 
【主人公(DQ1)】【りゅうおう】討伐の旅に出た際には、もうすでにこのセリフを発する兵士ただ一人を残して捜索隊は全滅しており、この兵士も明日をも知れぬ重体となっている。
ローラ姫を救出した状態で話しかけると、目が見えない状態に容態は悪化している。
竜王討伐後は「‥‥‥‥‥‥」と表示され、すでに人知れず息を引き取った状態であることが表現される。
竜王が滅んだことに浮かれる町の人たちの中にあって、深い印象を残す。
一応、FC版等だと足はまだ動かし続けているので、その辺の解釈はプレイヤー次第だが。
 
リメイク版では倒れている場所が聖水屋の裏に変わっており、竜王討伐後に話しかけると彼もしかばねになっている