【それ いいすぎ。】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:58:54

概要

DQM、テリワン3D、イルルカに登場するセリフ。
2015年7月18日の【週刊少年ジャンプ】のDQ特集の次回予告にも使われた。

DQM

旅の扉のぬしを倒して戻ってくると、決まって【タイジュ王】がオーバーな表現でテリーを称賛するのだが、それに対してタイジュ王の向かって左側にいるピエロが突っ込む時のセリフ。
 
例:
タイジュ王「魔王と名のつく者を倒してしまうとは、もうお主をほめる言葉が見つからんのう。
タイジュ王「わしに代わってこの国の王にならぬか?」
ピエロ「それ いいすぎ。」
 
タイジュ王「キラーパンサーは疾風のようなすばやさを持つという。」
タイジュ王「そなたのすばやさは台風なみなんじゃろうな!」
タイジュ王「そなたが走れば誰も姿を見ることができまい。」
ピエロ「それ いいすぎ。」
 
タイジュ王「まものゴールド?そんなものここでは何の役にも立たんぞ!」
タイジュ王「カジノなどにうつつを抜かしていると、魂まで腑抜けにされてしまうじゃろう!」
ピエロ「それ いいすぎ。」
(…これは正論と考えて良いと思われるが…やはりお約束なのだろうか。)

といった流れである。
【おお テリー!○○を倒したか!!】も参照のこと。

ちなみに「ドラゴンクエストモンスターズ+」ではこのピエロに【アルピエロ】と言う名前が付いている。
 
王様相手に敬語も使わずツッコミなんか入れて大丈夫なのか…と思われるかもしれないが、宮廷道化師は王侯貴族を楽しませる専属芸人であると同時に、面と向かって批判や皮肉を言える特権的な役職として雇われたとも言われている。
説はいろいろあるが、「愚か者だから、その発言にいちいち怒っても仕方がない」「神聖な存在が愚者に言わせているのだ」といった建前にしておいて、周囲の人々が権力者に言いにくいアドバイスや諫言を担当させていたという。
アルピエロもそういう道化師をモチーフにしたキャラクターなのだろう。

テリワン3D

一部の扉はボスが変更されているため、タイジュ王の称賛のセリフが違う場合があるが、基本的な流れはオリジナル版と同じ。
ちなみに「それ いいすぎ」と言われた王様が「くくくくく…」と言わんばかりに右手を顔に近づけて笑うような仕草を見せる(扉ごとの初回クリア時のみ。よって完全クリア後は見られなくなる)。
 
ジュヒョウの国では、魔戦士を倒してはしゃいで言いすぎる仲間に対し、【セバスチャン】が「それ言い過ぎ…でございます。」と丁寧にツッコむ。
他のキャラが「言い過ぎか」と冷静になる中、タイジュ王のみ「それ言い過ぎ、がとうとう国境を越えたか!」と大喜びする。
 
【ねむりのとびら】でエスタークを倒した際にはオリジナル版同様「わしに代わって王に~」と言ってくるが、ピエロは「それ イイネ。」とまさかのコメント。内心では主君に不満を抱いていたのだろうか。
(このピエロ、裏クリア後は「あんなオッサン牢にぶち込んできみが王様になればいいんだよ」という冗談を言いだす。ちなみに彼に話しかければ何度でもお馴染みの選択肢と共にこのジョークを聞ける)
これを受けたタイジュ王はひどく焦った様子で「何をぬかすか!お前はそれ言い過ぎとだけ言っとればいいんじゃ!」
とピエロを叱り、「よいかテリー、わしは王をやめんからな、めったな気を起こすでないぞ!」と言い残して去っていく(反省したのか2回目以降は普通に「それ 言いすぎ」になる)。
 
きっと子供テリーがそんな邪心を抱くことはないだろうが、地獄の帝王にジュヒョウの魔戦士達、果ては神までも打ち破るほどの実力を持つ彼が
謀反だの大人の時よろしく魔物側に寝返っただのした場合、タイジュ王は国を守りきれるのだろうか。
「ドラゴンクエストモンスターズ+」では謀反ではないが、実際にテリーが暴走して国(というか世界全体)が滅びかけている。

イルルカ

【マルタの国】では大臣が言い過ぎるクセがあり、その度に「大臣、それ、言い過ぎよな」とツッコまれている。
また通信広場では、本家本元の言い過ぎも出張で登場する。

タクト

メインストーリーにて、【キングスライム】のホルトン王に仕える【シールドこぞう】のペラがこの台詞を言う。外見はピエロ風になっていることもあり、明らかに上記のアルピエロが元ネタとなっている。