【たまてがい】

概要

DQ5で初登場したモンスター。
白い貝の中に二つの目と舌、びっしりと並んだ鋭い歯を持つモンスター。ホタテのような姿となった【ミミック】が正面を向いているような外見をしている。
上位種族に【キラーシェル】がおり、似たような奴に【パールスライム】がいる。
　
名前の由来は浦島太郎の童話でお馴染みの「玉手箱」と、二枚貝の一種「マテガイ（馬刀貝）」をかけたものか。
ただし、実在のマテガイは細長い殻をしているのが特徴なのだが、たまてがいは普通の扇形の二枚貝の姿をしている。

DQ5

青年時代前半の【サラボナ】北海域（【山奥の村】～【滝の洞窟】）に出現。
玉手箱から煙が出てきたイメージなのか、【あまいいき】を吐いてくる。【ねむりこうげき】も使ってくる。呪文は使ってこない。
見た目どおり守備力が高く、【デイン系】以外の攻撃呪文に対する耐性も全体的に高いため、ダメージを与えにくい。
【ルカナン】が効くので、守備力を下げてから殴るのが得策。
眠らせるのが得意であるわりに、こちらの【ラリホー】も必ず効くので、逆に眠らせてしまうのもいい。【あまいいき】も必中なので、【ドラゴンキッズ】、リメイク版なら【エンプーサ】の出番だ。後者は眠りに完全耐性を持っており、一方的に有利に戦えるだろう。
眠らせるのが得意で、且つ自身も眠り耐性が皆無のモンスターとしては、DQ4の【バンプドック】と立ち位置が似ている。

【しんかいりゅう】と同じく、青年時代前半にしか現れない。リメイク版では、図鑑コンプリートを目指すのなら前半のうちに一度は倒しておこう。
　
落とすアイテムは【まもりのたね】。

DQM1（PS版）、DQM2

水系として登場。やはり守備力の伸びが高い。
習得特技は【スカラ】、【まぶしいひかり】、【マジックバリア】と、完全に守備に特化している。
【キラーウェーブ】×悪魔系or【ミミック】の配合で誕生する。
後者の仕組みは何となく分かる気がする。
更にミミックを血統に、たまてがいを相手にすると【あくまのつぼ】が、
【バブルスライム】、【スラッピー】などを血統にすると【スライムつむり】が誕生する。

イルルカ

自然系のFランクとして登場。守備力が高く、マヒ、ルカニを無効化する。
こうどうおそい、れんぞく（5回）の特性を持ち、マインド軽減、毒呪い半減と状態異常には強い（眠りだけ初期は無耐性で+値が上がると最終的に無効になる）。
また、+25でまれにマジックバリア、+50でまれにまもりの霧、新生配合でライトメタルボディを得る。
メガ・ギガ化でAI1～2回行動の特性を、ギガ化でいきなりリバースの特性を得る。
大型化させるといい感じの耐性が得られるが、ライトメタルボディのHP半減は結構デカい。大型化するならそこをどうするかも考えたいところだ。
攻撃力はそこそこで、れんぞく5回を活かすべし。
所持スキルは【てっぺき】。