【ともしびこぞう】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:59:18

概要

DQ5などに登場する赤紫色の蝋燭のモンスター。
色違いには【おばけキャンドル】【キラートーチ】【ダークキャンドル】【蒼炎の使徒】がいる。
ダークキャンドルは一見こいつに似ているが炎の色が違う。

DQ5

生息地は青年時代の【サンタローズの洞窟】の1階と地下2階だが、青年時代前半のみ【レヌール城】周辺にも出る。
もしかしてレヌール城にいたおばけキャンドルが進化したのだろうか。
 
幼年時代に登場した下位種のおばけキャンドルとほぼ同じ行動パターンで、違いは逃げることがある点と地味に集中攻撃をしてくるという点。
攻撃呪文が今更【メラ】というのがヒドい。【ギラ】【ひのいき】ぐらい使えたらまだ手ごたえもあっただろうが…。
どうでもいいが、行動パターンが偏向型になっていて、下位種に比べるとちょっとだけメラの選択頻度が高い。
儚そうな名前の割には戦闘力はあるが、強いというほどのものでもない。
 
ただし、この時点では仲間になったばかりのモンスターがまだHPが低いことが多いので、うっかりそれを馬車の外に出しっぱなしにすると、たかがメラでも危ない。
というより、加入したてで戦力にならない仲間モンスターを馬車に置いておいて、主人公とヘンリーの2人でサンタローズの洞窟を攻略しようとしたとき、うっかり低層で【スライム】あたりが加入してしまうとHP8のキャラが強制的に馬車外3人目に配置されることになるので、あっさりと殺されやすい。
もっともメラで死ぬような貧弱なキャラだと打撃でも普通に死ぬ。最低レベルでも防御すれば1発は耐えられるメラはやっぱりサービス行動である。
ちなみにサンタローズの洞窟の違う階層で出てくるメタルスライムもメラを唱えるが、そもそも彼らは攻撃性がないことが特徴なので話が別である。
 
下位種と同様にロウでできているくせに炎系に耐性がある。
呪文であればヒャド系、バギ系が確実。ろうそくだから吹き消せということか?
もしかしたら灯火の方が本体なのかもしれない。
【ラリホー】【ニフラム】も効くが、わざわざ使うほどの敵でもない。
【チェーンクロス】【やいばのブーメラン】であっさりと蹴散らされるのが彼らの運命である。
 
場所的にあまり会わない上に仲間にもならず、マイナーと言えばマイナーではあるが、登場時期が青年時代前半の最序盤という点で、同じく出現範囲が限られる【ピッキー】と共に意外と記憶に残ったプレイヤーもいるようだ。
と言うのも仲間モンスターシステムが解禁直後、どのモンスターが加入するかわからないような状態で初登場するモンスターはいずれもプレイヤーから注目されがちだから。「こいつは仲間にならない」という意味で記憶に残る人もいた。
というわけでかろうじてかのマイナーモンスタースレの定義からは外れたようで、スレタイに選ばれることは無かった。
とはいえ、今はこの辞典を含めた様々な攻略サイトでどのモンスターが仲間になるかは簡単に調べられるので、仲間にならない数多くのモンスターの中の1匹でしかないこいつは印象に残らない人もいるだろう。
 
なお仲間にならないのはオリジナル版のおばけキャンドルもそうなのだが、あちらはリメイク版にて晴れて仲間入りした(ただし【今更四天王】などという汚名を着せられたが)。
他方ともしびこぞうは相変わらずで、外伝作品にもほとんど呼ばれていないので今となっては知名度もまさに風前の灯火か…。
こいつは青年時代の序盤で会えるのだから、どちらかと言えば下位種よりもこいつを仲間モンスターに昇格させるべきだったかもしれない。
 
ちなみにドロップアイテムは下位種と同じ【ブロンズナイフ】で、落とす確率も1/16と同じ。見た目通りだがもうちょいランクアップしてほしかったところだ。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】として再登場。
公式配信石版【ドキドキのパーティ】【天空のまものたち】で戦うことが出来る。
性能はDQ5の時と同じで、相変わらずメラを使う。
ステータスは高くないので割と低いレベルでも倒せるだろう。

DQ10オフライン

【カルデア山道】【スイの塔】に生息。
【フォース】を使うようになったが、大して強くない。
通常ドロップは【ガマのあぶら】、レアドロップは【パープルアイ】

DQ10オンライン

20年ぶりに再登場。当初のレアドロップは【アサシンダガー】だった。
詳しくはこちらを参照。

モンパレ

モンスターズ系列ではおばけキャンドルが出ずっぱりだったため、仲間にできるのはこの作品が初。
物質系Eランクで、初期とくぎはやっぱりメラ。敵として出現した際にはそれに加えギラも使う。
Eランクながら高い攻撃能力を誇り、攻撃力と賢さが同値かつランク内でも高め。性格次第で物理攻撃でも呪文でも攻められる。
高い攻撃系能力の代償にしたのはHPで、下位種であるはずのおばけキャンドルの3/5程度しかなくかなり低い。
守備力は悪くないのだが、呪文や息攻撃で一掃されやすい為パレードの立ち位置には気を付ける必要のあったキャラだった。
サービス後期になるにつれおばけキャンドルがSSピックアップの対象になり大幅に強化されたほか、同種配合実装でも低ランクの宿命で目立たなくなっていったモンスターではあるが、明確に役割のあるステータスをしていたこともあり本編ほどの冷遇はされていない扱いだったといえる。

ライバルズ

第2弾カードパック「解き放たれし力の咆哮」にて実装。僧侶専用のスーパーレア。

4/3/5 物質系
死亡時:ランダムな敵1体に2ダメージ
スキルブースト:+1ダメージ

【おばけキャンドル】とよく似た効果を持ち、コスト、ステータス、命の灯の火力が上がっている。
原作のひ弱さとは打って変わってコスト相応のステータスを備えており、このカードが登場した2弾カードパック時点では僧侶の中盤を支える強力なユニットとして広く採用された。
しかし、新カードが追加されるにつれて僧侶の4コストには【フォレストドラゴ】【ウイングタイガー】【ごくらくちょう】といった強力なライバルが続々登場。採用率は下がっていったが、ランダム性を抱えつつも相手に命の灯を考慮したプレイを強要できる点は変わらず強力だった。
カードが追加されるにつれ、僧侶はテンションスキルの回転が得意になっていった追い風もあった。
死亡時効果を素早く発動させたい場合は高いHPが障害になることもあるが、基本的にはメリットの方が大きいだろう。
 
ちなみに敵味方を全滅させる【ダークドレアム】と合わせるとすさまじいことが起こる。味方の場にともしびこぞうが並んだ状態でドレアムを出すと敵リーダーに灯が次々を飛んでいき、燃やし尽くしてしまう。
一方敵の場にともしびこぞうが並んだ状態でドレアムを出すと、ドレアムに灯が飛んでいき大やけどする。それどころか最悪そのまま焼け死ぬこともあり得る。

ウォーク

ストーリー3章5話~8話でフィールドに登場。下位種のおばけキャンドルと違って夜限定ではないが、あまり見かけないモンスター。
やはりメラのみを使う。このメラは絶対に狙った1人にしか撃たないという思考を持っている。
 
こころは紫色でコストは39。
MPと攻撃魔力に優れ、高グレードのものはメラ・ヒャド系の呪文ダメージを強化し、封印や幻惑に耐性がつく。
グレードSで【メラ】を覚える。

タクト

2020年12月31日開催の「ドラゴンクエストVイベント」
イベントクエストで仲間にすることが可能。現在はストーリーや追憶でも入手可能。
物質系Cランク、こうげきタイプ。
とくぎは【ギラ】/「せんねつ斬り」