【はえおとこ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:06:38

概要

DQ4、DQ8、DQMJシリーズに登場するモンスター。
名前の元ネタはSFホラー映画の古典「ハエ男の恐怖」か、もしくは『仮面ライダー』に登場する同名の怪人だろう。
ハエ男を名乗る割には人間っぽいのは手足くらいでハエの面影が強い。
他のゲームでもハエ男は大体こんな感じである。
ただハエの羽根は本来二枚なのになぜかこいつは四枚ある。
色違いに【マヒャドフライ】【ベルザブル】がいる。
DQ8以降の作品では前半がカタカナ、後半が漢字表記になったりしている。
また、こいつらと似たコンセプトに【ハエまどう】系統がいるが、被りを避けるためか共演したことはない。
ちなみに、あちらはあまりハエ感がない。

DQ4

【さえずりの塔】【女神像の洞窟】の内部、および【アネイル】【コナンベリー】にかけて出現する。
 
【ギラ系】【イオ系】に弱耐性を持つ程度なので攻撃呪文はどれも有効だが、集団で【マホトーン】を唱えてくるのが厄介。
ちなみにMPは3しかないため、マホトーンは1回しか唱えられない。これは【デビルプラント】も同じでステータスも似たり寄ったり。
ただし、デビルプラントと違って判断力2なので、最初から打撃のみのパーティで行くとマホトーンを使わない。
 
第二章では、こいつと遭遇する適正レベルでは先攻が安定しないので、【クリフト】【ブライ】の後列2人が呪文を封じられてしまうと結構苦戦する。出現時期のレベル帯といい、ポーズといい、前作の【こうもりおとこ】のような立ち位置である。
ややタフだが、攻撃力は周辺の敵と変わらずそれほど高くないので、パーティがある程度強くなってきたら、最初から打撃を中心に倒した方が無難だろう。
こいつ程度は容易く倒せるぐらいでないと、高層階の【ドラゴンバタフライ】【プテラノドン】の群れに勝つのは難しい。
 
第三章ではモンスターは1グループ内2匹までという縛りがあるのだが、【女神像の洞窟】でこいつは2匹と1匹の2グループに分かれて計3匹で出現することがある。
その第三章では【NPC戦闘員】【ロレンス】を雇っていない場合はマホトーンは唱えてこない。
ロレンスはマホトーンがかかると呪文の使用をキャンセルして麻痺効果つきの打撃に切り替えてくれるので、かえって無駄なことをせずに安定する場合もある。
トルネコのレベルがちゃんと上がっていれば、そんなに苦戦するような相手ではない。
第五章でも出会えるが、基本的には行く必要のないダンジョンにしか出ない。
…が、女神像の洞窟の宝箱を持ち越していた場合は必然的に向かうことになる。
この時期はパーティメンバー3人ともマホトーンの対象となるが、レベルや装備の関係でそんなに苦戦することはないだろう。
【AI】【いろいろやろうぜ】を除いてちゃんと自身の呪文封じ状態を認識するため、適切な行動を取ってくれる。
 
落とすアイテムは【まほうのせいすい】。上位種のマヒャドフライと違って【うまのふん】を落とさないのは、名前の通りあくまで「人間」だからだろうか?
 
【格闘場】では3試合に登場。これは【あばれうしどり】【ほのおのせんし】と並んで最多出場タイ。どのカードでも、打たれ強さのためにそこそこ勝ち残りやすい。
ただ、いずれも他に期待値の高い穴モンスターがおり、大抵はそちらに賭けた方がお得。
それを理解すると、こいつは邪魔者のイメージが強くなってしまう。
 
なお、リメイク版では攻撃アクションが搭載されたが、ブーンという音が妙にリアル。

DQ8

表記は「ハエ男」。
【旧修道院跡地】【アスカンタ国領】西部の夜間に大量に出現する。
特に修道院跡地での出現率は高く、「伝染病の蔓延で滅びた」とされる跡地としては実に「らしい」演出。
 
相変わらずマホトーンを唱えてくるが、この時期は戦闘で多用する呪文もないのでほとんど意味のないサービス行動に近い。
実際に手をすり合わせて何もしてこないこともあるが、同時出現数が多いのが厄介。
修道院跡地に出現するモンスターの中ではトップの攻撃力なので、【ゼシカ】あたりが繰り返し狙われると危険。
安全策を採るのなら彼女だけは【ぼうぎょ】しておくのもありかも。
同条件下であれば守備力の数値も【メタルスライム】を除けばトップなのだが、こちらは【ダメージ軽減能力】をもった【がいこつ】【ミイラおとこ】の方がダントツでしぶといので気にはならない。
HPも低い。
 
ドロップアイテムは通常枠が【うしのふん】(1/8)、レア枠が【ふつうのチーズ】(1/64)。
ハエだけに牛の糞をしこたま落とすがこんなにいらない…。ククールを仲間にした後にレベル上げ目的で戦闘しまくっていると、いつの間にか袋の中が糞だらけになっていることも。【うまのふん】と違い凄いことになりそう。
【ドラゴンのふん】ならまだしも……。
 
攻撃時の羽音も手をすり合わせるアクションもリアルである。それこそ腹が立つほどにリアル。

ジョーカー1

今までハエ男の代わりとしてモンスターズに登場していたベルザブルを差し置いて登場。
概要で述べたように名前の元ネタがホラー映画だからか、なんと【ゾンビ系】として登場。ランクはD。
ハエ「おとこ」だが、♀や雌雄同体も存在。
異変前の【ヨッドムア島】を飛び回っている。異変後は配合で作るしかない。
【みかわしアップ】の特性をもち、ねむりを無効化する。
所持スキルは【ふういん】

ジョーカー2・2プロ

野生では出ない。
新たに【フールブレイク】の特性を貰った。

プロフェッショナル版ではランクEに格下げ。
野生の個体が断崖の洞窟内に出現するようになった。
強化で【どくどくボディ】、最強化でどくブレイクの特性を得る。
ちなみに、【リザードフライ】はこいつのモーションを使いまわしている。
 
世界モンスター選手権のマスター級初日五回戦目にも登場していた。
【よるのていおう】【ゴールドマン】と共に「ホストアゲアゲ」(プロ版ではホストイケメン)というチームのメンバーであり、
「おと はえま」という名前が付けられている。

テリワン3D

相変わらずゾンビ系のランクE。
野生のものはかがみの扉の下層(魔界マップ)に出現するが、見かけると追いかけてくるのでハエらしいウザさ。

特性は【スタンダードボディ】【みかわしアップ】【パラメータブレイク】、+25でジャミングブレイク、+50で【ぼやき】
とにかく妨害が得意。ジャミングはマホトラ・ハック・マヌーサが対象なので、【ギガ・マホトラ】とか【ぶきみなひかり】との相性が良好。耐性を下げたらギガ・マホトラでMPをぶんどってしまおう。

ゾンビ系のため耐性が高く、究極配合すると眠り、麻痺、混乱の3異常属性を無効化できるのが強み。
また、【グレムリン】はこいつのモーションの使いまわし。
今作でようやく基本的に♂しか存在しなくなった。

イルルカ

今作でベルザブルとの共演を果たす。しかし野生では出現しなくなった。
【新生配合】【ショック攻撃】【メガボディ】化で【マインドブレイク】【ギガボディ】化で【AI1~3回行動】、SP版では【超ギガボディ】化で【まれにハイテンション】を習得。
麻痺、混乱への耐性が取り上げられ、前作と比べると弱体化したと言えるだろう。
ちなみに、今作で登場した【バンパイア】もこいつのモーションの使いまわし。なんとも汎用性の高い…というかDQには手を挙げて飛行するモンスターが多い。

ライバルズ

第2弾「解き放たれし力の咆哮」に収録された共通のノーマルカード。

2/3/3
死亡時:相手のリーダーのテンション+1

スタッツは平均的な2コストユニットより少し高いが死亡時に敵のテンションを上げてしまう。かなり大きいデメリットである。このためランダム効果で出たときはハズレ扱いだった。