【ウゾーン】

Last-modified: 2024-02-12 (月) 01:21:21

ビルダーズ2

【ハーゴン教団】の宣教師を務める【きとうし】。お供として2人の【まどうし】を連れている。
 
【オッカムル島】での冒険を終え、オッカムル島の住民らと共に【からっぽ島】に帰還した【主人公】たちの前に現れる。
たまたま通りすがりに様子を見に来たという体で上陸し、自らも物作りに興味があるかのような口ぶりでよく似た見た目の【マギール】を思い出した【ドルトン】達を信用させ、主人公とオッカムル島の住人がピラミッドとオアシスを作る姿を見学する。
しかし【ルル】が胡散臭いと評した通りこれらはからっぽ島への偵察行動で、ピラミッドが完成間近になると本性を現す。
一旦信用させて島から出て行ったあと、【ハーゴン教団の船】に自らが所有する部隊を乗員させ出撃。島の中心人物=ビルダーである主人公を狙って軍勢をけしかけてくるが、その数は合計62体とかなりの大所帯。
おまけにこれで全てではなく、後から後から際限なく増援を控えさせており、さらに標的をビルダーに絞り込んだため、【しろじい】は主人公と【シドー】を島から脱出させ、他の島に身を隠させようとする。
 
住民らの援護もあり、【船長】が操る船で無事脱出したかに思えた主人公とシドーだったが、嵐の中不幸にもハーゴン教団の船に対して横っ腹から突っ込む形で衝突してしまい、船長を人質に取られたことで3人は捕まって【かんごく島】へと送られる事になる。
その後、ウゾーンが何をしていたかというと、【ルル】によればメインターゲットであるビルダーとシドーを見失った事で一旦からっぽ島への攻撃を中断し、引き上げて様子を伺っていたようである。
 
そして【ムーンブルク島】での冒険を終えてからっぽ島に戻ってきた主人公とムーンブルク島の住民らがお城を作り終えたタイミングで再来。
ムーンブルク島三兵団を思わせる構成の大軍団を率い、さらには自らも出陣するが、上陸作戦を行うにあたり、岩場に罠が設置されている事や未知の戦力(住人)が居ることを全て承知しながら自軍の実力を過信して策らしい策もなくその岩場に全軍突撃という戦術的な愚を冒し、あっけなく返り討ちに遭って倒された。
最期はハーゴンとシドーを讃えながら消滅。なおこの戦いがシナリオ上におけるからっぽ島防衛戦の事実上最終決戦となる。
ちなみに、戦うのはあおの開拓地の海岸なのだが、彼が消滅するのはあかの開拓地の、ピラミッド完成直前に一戦交えたあの海岸である。
開発初期はあかの開拓地で倒される予定だったが変更となり、作成済みの死亡ムービーはそのまま流用したなどの推測はできるが、単なる設定ミスの可能性もあるだろう。
 
上述の通り、あおの開拓地上陸作戦の最終ウェーブで自らも戦いに躍り出て、直接対決することになる。
あかの開拓地の視察時と同じく2人のまどうしを引き連れている他、【ハーゴンのきし】【イエティ】なども同時に出現。
宣教師や軍団長を任されていただけあってただのきとうしではなく、【ベギラマ】【ベギラゴン】といった長射程広範囲の上級呪文で攻め立ててくる。
この段階で少年シドーが離脱しているため手こずる・・・かと思いきや、ベギラマ・ベギラゴン共に罠を破壊する能力がないため、罠のある場所に踏み込んでしまうと成す術がない。
その上、後衛型なのに群れの先頭に立って登場するという有様。おまけに固有名持ちの割に非常に打たれ弱いため、周囲の取り巻きよりも先に倒れることも珍しくない。
接近戦や罠の処理を前衛のモンスターに任せて援護射撃に徹していればそれなりに厄介な敵だっただろうが、色々と残念なお方である。
 
なお、ウゾーンがハーゴン教団でどのような所属やポジションだったのかは不明。
かんごく島で見られる教団幹部集合の場面でも彼の姿は無く、最期の襲撃時点で主人公が巡った3島の教団は壊滅しており、教団本拠地の破壊天体は遥か上空にあって行き来できるかも怪しい。上司に総督クラスがいるのかも判っていない。
もともと特に拠点を持たず、本当に宣教師らしく船を率いて各地を巡ったり、派遣戦力として動き回るのが本来の役目だったのかもしれない。