概要
DQ3の【モンスターレベル】に代わってDQ4以降に採用されたシステム。
各【モンスター】毎のレベルとは別に一定範囲で区切られた地域毎に【レベル】が定められており、 【トヘロス】【せいすい】の有効無効判定や、【にげる】の成功率、【熟練度】獲得限界レベル等に影響を与えている。
モンスターレベルと同様、隠しデータ扱いになっているため、プレイヤーはこれを直接的に確認する手段はない。
とりあえず聖水を使って【エンカウント】が消えるかどうか試してみる、などの手段で間接的に知ることはできる。
そのエリアを攻略する推奨レベル程度に調整されていることが多い。
トヘロス・聖水
FC版DQ4以降の作品で、エリアレベルを参照するようになった。
SFCDQ6以降の作品は基本的に【主人公】のレベル≧エリアレベル+5を満たすと有効になる。
DQ5以前の作品や、そのリメイク版などでは仕様が異なる場合が多いので、詳細を知りたい場合は【トヘロス】の項目を参照。
逃げる
初期の作品やDQ9以降では基本的にはトヘロス・聖水とは判定が異なり、より厳しい条件となっていることが多いが、DQ6~DQ8および同時期に出たリメイク作品ではトヘロスと同様の基準となっている。これを超えると逃げるの成功率が100%になる。
また、FC版DQ1~DQ3とDQ9以降では、エリアレベル以外の条件となっているため注意。
DQ6のシステムを流用したSFC版DQ3はエリアレベルはトヘロスの判定だけで、逃走判定はFC版準拠なのでトヘロスが活躍しやすい。
詳細は【にげる】の項目を参照。
DQ3(リメイク版)
上述の通り、トヘロス・聖水の判定だけに使用される。
その地域に出現するモンスターの中で最もモンスターレベルの高いモンスターを基準に設定されているため、トヘロスで完全に封殺できるレベル自体はFC版と変わらない。
つまり、【スライムベス】が出現するエリアのエリアレベルはスライムベス基準で63に設定されている。
スライムベスが敵パーティに含まれているかどうかにかかわらず、このエリアの敵はLv68までトヘロスで封殺できない。
ただし、逃走判定はエリアレベルに関わらないので、スライムベスがいなければもっと低いレベルでも100%逃げられる。
【ダンジョン】内でも各階層のエリアレベルが設定されているが、そもそもトヘロスが無効なため意味はない。
DQ5
主人公のレベル≧エリアレベル-7を満たすとモンスターを仲間にできる
(【大神殿】や【エビルマウンテン】といった仲間にならない地域を除く)。
また、SFC版限定で主人公のレベル≧エリアレベル+10を満たすと、耐性貫通力が向上するという特殊な仕様がある。(詳細はこちらを参照。)
DQ6・DQ7
【熟練度】の存在するDQ6では各キャラのレベル≦エリアレベル+4(スマホ版は+9)、DQ7では各キャラのレベル≦エリアレベル+8(3DS版は+4)が限界。
また、どちらも共通でエリアレベル≧30の地域では制限がなくなる。