【オン・ゾ・エーグ】

Last-modified: 2023-01-07 (土) 18:38:24

スラもり2

本作の【ラスボス】。自らを破壊の化身と名乗る大魔王。
その姿は【しん・りゅうおう】【闇竜シャムダ】に近い形をしたレンガで出来た赤い竜。
【しっぽ団】【大魔王発掘現場】で発掘した「魔王の笛」に封印されており、その笛を吹くことで封印から解き放たれる。【スライバ】によるとスーラン王国はおろか世界をも滅ぼしかねない力を持つらしく、それ故に【ドン・モジャール】も笛を吹かないように【ペココ姫】を制止していた。しかし、ペココ姫はそれに聞く耳を持たず興味本位で吹いたことでオン・ゾ・エーグが封印から解き放たれてしまった(二回目以降はペココ姫は「怖い怪獣」を呼ぶと脅した挙句笛を吹いてオン・ゾ・エーグを呼び寄せている)。
復活後はまずドン・モジャールを操ってしもべとした後、やってきた【スラリンガル】【エリスグール】をレーザーで容易く一蹴した。しかし、2台の勇車が錬金されて出来た【ゴッド・スラリンガル】が飛び立ってオン・ゾ・エーグと相対し、最終決戦の幕が上がることとなる。(二回目以降はスラリンガルとエリスグールではなく最初からゴッド・スラリンガルで相対する)
 
上記の成り立ちからこの戦いは必ずゴッド・スラリンガル(HPは1000)に乗って【勇車バトル】で戦うことになり、仲間は連れて行けない。
その代わり【スライバ】と共闘することに。

HPは1500。撃ってくる弾は【メラゾーマ】【いんせき】、そしてドリルのような赤い水晶。
赤い水晶が命中すると通常の【ドリル】同様一定時間大砲が使えなくなる。
しかし通常のドリルと違って弾強度が1しかない代わりに弾速がメラゾーマと同じくらいと大きくスピードアップ。
更に直撃時のダメージが他のドリルより高い癖に連射してくるため、非常に厄介である。
「目ざわりだ 消し去ってくれよう」というセリフが出るとパワーを貯め、約200以上のダメージのレーザーを発射する。
この間はどんな攻撃も効かなくなるが、一定以上弾を撃ち込むと発射を阻止することが出来る。
間に合わなかったときはレーザー+発射時に撃っていた弾が全て撃ち落とされるという目も当てられない状況になるが。
もちろん、溜め中に画面に残っていたドリルが刺さろうものなら発射の阻止はまず不可能となる。
こちらのHPが0になると【ドン・モジャール】を送り込んでくるので、そいつを倒しながら弾を撃って当座を凌ぐ羽目になるが、移動が速く、無敵時間が長く、担ぐことが不可能なために戦車内に入られると厄介なことになる。加えて攻撃があらゆる地形を貫通するため、エンジンルームに入られるとほぼゲームセットである。戦車外でなるべく食い止めよう。
他の大戦車同様、HPを0にして体内のエンジン(核)に【スラ・ストライク】を決めれば勝利となる。
エンジンまでの道のりは長く、ドン・モジャールも妨害してくるが、スライバも援護してくれる。
なお、こいつの体内に入って弾撃ちの邪魔をしようとしても無駄である。
ドン・モジャールが撃っているわけではなく、すべり台から直接大砲に弾が投下されるからだ。
大砲に投下された弾は当たり判定が消える仕様も相まって、ドリルを当てたり赤い水晶をミラーシールドで跳ね返して当てても一切弾の発射は止められない。
ちなみに、上述の「目ざわりだ消し去ってくれよう」レーザーは敵専用の弾扱いとなっており、この時オン・ゾ・エーグのコクピットにいると大砲に光の弾がこめられる様子を目撃できる。
こちらが使えない敵専用の大戦車という扱い故、教会やバルカン砲の設置台が存在しない。
 
赤い水晶も含め、全て【ミラーシールド】で跳ね返せるため、
デッキを大量のミラーシールドと少量の薬草にしておけばそれだけで完全勝利可能。
どちらかのHPが0になると何故か一切弾を撃ってこなくなるので当て放題になる。
オン・ゾ・エーグのHPが残っている場合はレーザーを撃ってくることがあるが。
レーザーをチャージしてる間にミラーシールドを当ててしまうと、
なぜかそのあとチャージしている部分がこちらの弾丸扱いとなり、ヒット判定が消滅する。
ダメージが通るようになるが、逆に言えばレーザーを撃ち落とすことは不可能になるので注意されたし。
当然、チャージ完了後のレーザーまでこちらのものとはならず、ダメージはしっかり受ける。
 
撃破すると自分が負けたことに対し恨み言を吐いて爆散、消滅する。
 
何度でも挑戦でき、2回目にはメラゾーマのレシピといんせきのレシピが手に入り、
それ以降はメラゾーマやいんせき、【スラハルコン】のどれかが入手できる。
 
胴体は背景扱いになっているようで、この戦車を無理やり他のバトルに出すと顔だけになる。
 
なお、名前の由来は仏教の八苦の一つ「怨憎会苦(おんぞうえく)」であると思われる。
意味は会いたくない奴にも会わなければいけない苦しみのこと。
ある意味、【ラスボス】にはふさわしい名前である。
 
ちなみに、【邪悪な箱】【ヘルジャスティス】と同様、モンスターズ出演を果たしていないラスボスの1体でもある。
ゲーム中の画面を見て見ればわかるが翼を広げた状態のゴッドスラリンガルよりも明らかに大きく、今後出てくるなら【超ギガボディ】になるかもしれない。

スラもり3

本人の出番は無く、【スラリンカ】で勇車と戦った事が語られるが、中点が抜けてオンゾエーグ表記になった。