【ミラーシールド】

Last-modified: 2023-01-07 (土) 19:53:26

概要

DQ4やDQ8などに登場する盾。
細かい違いはあるが、総じて呪文もしくは弾を跳ね返す効果を持っている。
DQ9で登場した同名の特技は【ミラーシールド(特技)】を参照。

DQ4

守備力45。
【勇者】【ライアン】【クリフト】が装備可能。
攻撃呪文のダメージを2/3に軽減する上、呪文によるダメージの約1/4を相手に跳ね返す特殊効果が備わっている。
反射ダメージの計算は実ダメージを基準に行われるため、盾自体の耐性が喧嘩している気がしないでもない。
しかし、FC版では他の盾と同様に耐性が機能しないので反射ダメージも減少させずに済む。
厳密な反射ダメージの計算式は(与えたダメージ)÷4+1で、小数点以下は切り捨て。
 
FC版では【架け橋の塔】の宝箱から手に入る一品物。
 
反射ダメージは敵の耐性・守備力を無視するので、いかなる相手にもダメージを与えられる。
つまりこの反射攻撃でメタル狩りが可能。
実際FC版ガイドブックにも、「【はぐれメタル】との戦いに有効」と書かれている。
なお反射攻撃でメタル狩りをするときは「呪文耐性のない鎧」を装備すること。
はぐれメタルを例に取ると、コイツが主に使う【ギラ】のダメージは10~18なので、無耐性の状態で反射すると反射ダメージは3~5程度(ほとんどの場合は4か5)。
はぐれメタルのHPは4~5なので、なんとかギリギリ1発で倒せるかどうかという数値。
【まほうのほうい】辺りを装備して2/3にしてしまうと反射ダメージがほぼ確実に足りなくなる。
かといって鎧を装備しないでいると今度はこの盾自体の耐性が発動してしまう
ちなみにはぐれメタルがたまに唱えるメラでも、ダメージが上限の12で、HPが下限の4だと一撃で倒せることがある。
なお、【ベギラマ】を使いHP7の【メタルキング】はもう少し余裕を持って倒れてくれる。
素早い上に1~2回行動で逃げやすいので、反射攻撃があると撃破効率が劇的に上がる。
こちらもやはり耐性防具付きだと討ち漏らしやすい。

リメイク版

残念ながら反射ダメージが相手の呪文耐性を参照するようになったため、メタル系に反射攻撃が効かなくなってしまい、対メタル用装備としての利用価値は激減した。
上述の宝箱の他、【移民の町】の発展に応じて、PS版では二つ、DS・スマホ版では一つ手に入る。
 
呪文耐性付きの盾はかなり貴重……というか、本作の盾が持つ耐性のほとんどはブレス軽減のみであり、PS・DS版では魔法ダメージを軽減できる盾はこれしかない。
その一方で体防具の耐性は魔法ダメージ軽減に偏っている傾向にある。
 
……のだが、その傾向がミラーシールドにとっては逆風となった。
装備可能なキャラがいずれも呪文耐性付きの【はぐれメタルよろい】を装備可能で、【てんくうのよろい】【まかいのよろい】にも同様の呪文耐性が備わっているため、これらとミラーシールドの両方を装備してまで2/3→4/9へ呪文耐性を強化するメリットは薄い。
というのも、ミラーシールド入手以降は攻撃呪文偏重型のボスが少なく、ブレス攻撃偏重型のボスが大多数であり、ブレス攻撃によるダメージは攻撃呪文によるダメージを圧倒的に上回っているため、ブレス耐性付きの【ドラゴンシールド】【ちからのたて】を装備して強力なブレス攻撃に対抗した方がいい場面が多いのだ。
中盤以降はブレス攻撃を繰り出す雑魚も増えるため、尚の事ブレス耐性が重要になってくる。
 
【はぐれメタルのたて】が新たにライアンも装備可能になったように、【ミネア】【マーニャ】【ブライ】といった装備できる盾の少ない面々が装備できれば重宝したはずだが、こちらの装備可能者は【ピサロ】しか追加されていない。
おかげで装備可能者からは袖にされ、必要とする者には使えないという有様で、ふくろに沈んだままとなりがちに。
標準装備とせずに持っていて【デビルプリンス】などの呪文中心の敵相手に臨時で装備すれば、相応には役立つだろう。
 
PS版では移民の町で手に入る、というのがミソとなる。
シナリオそっちのけで町を発展させることができるので、時期としてはかなり早いタイミングで手に入る。
移民の町で手に入れれば盾自体の性能も相まって高い守備力を得られる。
ただ、PSのキングキャッスル、DS最終形態になると力の盾が購入できてしまう。
ボスでこの盾の耐性が有効に使えるのは、バルザック、とうぞくバコタ、エビルプリースト初戦くらいで、エビルプリースト初戦を倒すと使い道が無くなってしまう。
6750Gで売れるので、コレクターでなければ売却してしまってもいいだろう。
 
一応性能だけを見ればスマホ版から追加された【まほうのたて】【みかがみのたて】の上位互換なのだが、それらと違って「非力な者でも装備できる」という特徴がないため、使い勝手で見ればむしろ劣っているのが悲しい。

DQ8

守備力43。【三角谷】で15000Gで市販されている。主人公とククールが装備可能。
デザイン変更と共に【ひかりのドレス】と同じ効果になり、一定確率で呪文そのものを跳ね返すようになった。
つまり味方の回復呪文や補助呪文も跳ね返す危険があるということ。
なぜか死体にも効果があるらしく、ザオラル・ザオリクも容赦なく跳ね返す。これでは使いづらい。
錬金で強力な防具の材料になるので、主に錬金素材として使われることだろう。
 
錬金レシピは以下の通り

 
ミラーアーマーのレシピは経費が掛かり過ぎるので不要だが、盾2種は両方共重宝する。
ただしみかがみの盾は【暗黒魔城都市】で1つ拾えるので、盾の選択肢が少ないゼシカ用に聖女の盾を先に作ることをオススメする。
 
反射確率は20%程度と頼りないが、ミラーアーマーと併用する事で反射確率を36%程度に底上げ可能。
【竜神の道】の前半~中盤辺りまでは強力な呪文を使う敵がよく出現するが、幸いにしてブレス攻撃をする敵が【ホロゴースト】位しかいないので
敵に応じてこれらに着替えて対策しておくのもいい。
因みに、これらやひかりのドレスの呪文反射確率はいずれも共通となっている。

3DS版

モリーも装備可能。
然し、彼はミラーアーマーやひかりのドレスが装備できない為、残念ながら併用しての呪文反射確率の底上げは不可能。

スラもり2

見た目はほぼ鏡。
【勇車バトル】随一のバランスブレイカー。
他の盾同様威力は1で大砲で飛ぶ速度も遅いが、ぶつかった弾を跳ね返すことができる。
極端な話、デッキの中身をすべてコレにしてしまえばほとんどの相手を完封できてしまう。
その強力な性能からか、大会ではデッキに4つまでという制限が課せられた。
錬金では鉄の盾7個ときせきの剣3個が必要だが、【レンキン山】のブタ貯金箱のうちの1つに入っている?袋から必ず手に入るので、簡単に集められる。

スラもり3

前作の反省からか、かなり弱体化。
普通の弾の半分の距離しか飛ばなくなり、撃つタイミングを見極める必要性が生まれた。
また、敵の船に当たらないため威力は0に設定された。
更に、とどめと言わんばかりに盾を一方的に破壊できる【おおかなづち】【メガトンハンマー】が登場。
これにより、デッキをミラーシールドで固める戦法は「ほぼ」通用しなくなった。
おまけに入手方法もモジャパン到達後の交易で【メタルキングのたて】4個と【ももんじゃのしっぽ】2個と交換と、非常に難しくなった。
一応、ストーリーを進める途中で必ず1個は入手できるほか、必要なアイテムは船の墓場で集めやすいが…
それでも前作よりも敵が強力になっているため便利な弾に変わりはないが、召喚系と前述のハンマーを反射できない点には注意したい。
また、船のマストをレベル☆にする際、4900Gに加えてこれを3個とももんじゃのしっぽが2個必要。
ちなみにまっすぐ飛ばすと途中で墜落するのに、やまなりに飛ばすとあさっての方向にすっ飛んでいく。何故だ。

なお【スカルガルー】【作戦】【タマを なげかえせ!】ではちゃんと敵船まで飛んでいく。