概要
商品やサービス、イベントなどをアピールするための短いフレーズ。キャッチフレーズともいう。
ここではDQシリーズの広告・【テレビCM】・プロモーション動画・パッケージなどで使われた各作品のキャッチコピーを挙げる。一時期、DQ6からDQ8までの時代ではすべての媒体でキャッチコピーが統一されていたが、それ以外は媒体によってバラバラだったりする。
キャッチコピーは大きく分けると、製品そのものをアピールするもの、ストーリーの特徴をアピールするもの、システムをアピールするものがある。
DQ1
- 今、新しい伝説が生まれようとしている(TVCM)
ドラゴンクエストの幕開け。そしてこのコピーのとおり、ドラクエは後にさまざまな伝説を生み出すのである。 - 超本格大冒険ロールプレイングゲーム(広告、パッケージ裏)
当時のエニックスの自信が窺えるコピー。
BSDQ1
- 並んでもゼッタイ買えない、ドラクエ。(広告)
当時では珍しい、オンラインでしか遊べない作品であることをアピール。
DQ2
- 勇者の伝説が再びよみがえる
- 夢の超本格大冒険ロールプレイングゲーム(広告、パッケージ裏)
前作のものに「夢の」が追加された。
DQ1・2(SFC・GB版)
SFC版
- 目を開けて夢を見よ
- 伝説は進化する。(広告)
GB版
- これが冒険、これがRPG
DQ3
- さらば、母なるアリアハン(TVCM)
- 触れたら最後、日本全土がハルマゲドン(TVCM)
- これがファミコン史上最強のロールプレイングゲーム!(広告)
DQ以外のRPG作品も増えてきたことから、それらを睨むように「ウチこそが最強だ!」とアピールしているように見える。
SFC版
- 世界中のお宝が、キミを待ってる。(広告)
新職業の【盗賊】をアピールした広告で使用された。 - SFC究極のドラクエ。(広告)
- 画面の中に、あなたがいる。(TVCM)
GBC版
- 一番愛されたドラゴンクエスト。(広告)
DQ1・2・3(Wii版)
- 勇者、復刻。
DQ4
- DQ4(ディー・キュー・フォー)(TVCM)
- ファミコン史上最強のロールプレイングゲーム!(広告)
PS版
- 勇者よ、目覚めなさい。
DS版
- 物語は、はるか”天空”へ―(広告)
ニンテンドーDSでの天空シリーズの幕開けを現している。 - 冒険の行方はその手の中に(TVCM)
携帯ゲーム機でDQ4を遊べるようになったことのアピール。 - 導かれし者たちの思いが集い、奇跡は起こる(パッケージ裏)
DQ5
- 愛がある、冒険がある、人生がある
PS2版
- 強き心は、時を越えて
DS版
- 冒険という、もう一つの人生
- 受け継がれる、強き心(パッケージ裏)
いずれの機種でも、DQ5のストーリーを象徴する単語が使われている。
DQ6
- 伝説は目覚める。(開発中の広告)
- DQ(ドラクエ)を超えるのはDQだけ(広告・TVCM)
この作品は当時の他のRPG(特にファイナルファンタジー)をライバル視してグラフィック強化などを行っており、対抗心剥き出しのようなフレーズとなっている。
一方でDQシリーズは他のRPGとは異なる独自のコンセプトを持ち続けており、その意味では他のゲームがグラフィックの質などでDQを上回ったとしても、あくまで「『DQを超える』のはDQだけで他ゲームに真似はできない」とも解釈できる。
DS版
- この旅は、夢という真実へ
- 真実を発見する旅へ―(パッケージ裏)
DQ7
- 夢に見た、夢にまで見た大冒険(発売延期前)
- ひとは、誰かになれる。
各ストーリーでさまざまな人物にスポットが当てられることを示しているようである。
3DS版
- 希望のかけらをもとめて
- 世界でたったひとつの島から壮大な冒険へ。(パッケージ裏)
DQ8
- 見わたす限りの世界がある
フル3Dになって冒険感あふれるフィールドを体験できるという、作品最大のアピールポイント。
3DS版
- 物語は、声を上げて生まれ変わる。
【キャラクターボイス】が新たに導入されたことをアピールしている。 - 魔の杖を巡る、呪いと希望の物語(パッケージ裏)
DQ9
- そして、僕たちは天使と呼ばれていた(開発中)
このメッセージから「そして、」を除いたフレーズが、ゲーム中のプロローグやエンディングで使われている。 - みんな集まれ、この場所に
【マルチプレイ】や【すれちがい通信】をアピール。そして実際に各地のスポットには宝の地図を求めて多くの人が集まった。 - 終わることのない冒険が、はじまる。(パッケージ裏)
クリア後にも多数のやりこみ要素を楽しめることをアピール。
DQ10オフライン
- これは《オフライン》で楽しむドラゴンクエストXの”物語”
DQ10オンライン
- 皆をつないで世界がつながる
DQ11
- ―そして、勇者は悪魔の子と呼ばれた。
偶然か狙ってか、DQ9開発中に発表されたものと対になっているようなフレーズになっている。
モンスターズシリーズ
DQM1
- まったく新しいドラゴンクエスト(広告)
DQM2
- 数え切れない次がある。(広告)
DQ1・2(PS版)
- テリーも、ルカも、イルも。(広告)
- PS. I ♥ MONSTERS.(パッケージ)
キャラバンハート
- みんなで進めみんなで超えろ(TVCM)
ジョーカー1
- 目指すは、はるか頂!(広告)
ジョーカー2
- まもなく、開戦。(広告)
ジョーカー2プロ
- 戦いは、さらに激しく。(広告)
テリワン3D
- 星に願えば… いつかきっと逢える…(PV)
ジョーカー3
- 忘れられし思いを いまこの手に…(PV)
ジョーカー3プロ
- 最強のライバルは最後に現れる(PV)
DQM3
- 魔族の”カリスマ”よ、真の王を目指せ。
不思議のダンジョンシリーズ
トルネコ1
- とらぬトルネコの皮算用(広告)
- 1,000回遊べるR.P.G。(広告)
トルネコ2
- 1,000回遊べるダンジョンRPGだ!(広告)
トルネコ3
- どこまでも冒険するおとうさんが教えてくれたものがたり(広告)
少年ヤンガス
- ヤンなるくらい はまるでガス!(広告)
剣神
- 伝説はこの剣から生まれてく。(TVCM)
ソード
- 剣を手に、さあ冒険の世界へ(パッケージ裏)
ヒーローズシリーズ
ヒーローズ1
- 今、世界を守る伝説の戦いが始まる(PV)
- 今だからできる、ドラゴンクエストがある。(TVCM)
ヒーローズ2
- 彼らこそ最後の砦…いまこそ絶望の戦いへ(PV)
- もう一度、勇者になろう。(TVCM)
ビルダーズシリーズ
ビルダーズ1
- 剣だけじゃ、救えない世界がある。(PV)
ビルダーズ2
- キミの手で、世界をつくれ、運命をこわせ。(PV)