【すれちがい通信】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:06:15

概要

ニンテンドーDSとニンテンドー3DSに搭載されている機能。
ちなみに「すれちがい」はひらがなで書くのが任天堂の公式表記。
本体のワイヤレス通信が自動で働くことですれちがうほどの短時間に、プレイヤーが自覚していなくても、ゲーム機がカバンなどに入っていても自動的に通信が成立するシステム。併走する電車間やドライブ中の対向車同士ですれちがっても通信が成立することがある。
ただしDSと3DSとでは仕様に違いがあり、DSでは対応ゲームを立ち上げてすれちがい待機状態にしておく必要がある。
3DSでは3DS専用ソフト内で情報を本体に登録しておけば、電源を入れているだけですれちがいによるデータ交換が可能。ただしDSソフトは従来の仕様であるため、DSソフト起動中は3DSソフトのすれちがい通信は一時停止される。
 
DQシリーズで最初に搭載されたのはDQMJでのすれちがい対戦。
以降はDS版DQ4の移民システム、DS版DQ5の名産品システムでも採用されたがあまり話題にならず、しかもこれらの要素はすれちがい通信なしでも自力で最終段階まで進めることができた。
しかしDQ9においては爆発的な人気を獲得。その人気たるやかのギネスに載り、ヨドバシカメラAkibaなどにDQ9のすれちがい通信のためだけに専用フロアが作られたほどで、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でも取り上げられた。
その影響もあって、その後3DSの時代までヨドバシAkiba店頭はすれちがい通信やマルチプレイの場のメッカとなっており、ショーウィンドウやベンチのラッピング広告も当時発売されたDQシリーズのものが掲出されていた。
 
が、どんなものにも流行り廃りがあるのが世の常。 
対応ゲームが発売されてからしばらくはすれちがい通信が盛況したが、人口の少ない地方ほどすれちがいは困難であるほか、年月が経過するとゲーム自体の人気衰退とともにすれちがいの衰退も起こり、すれちがいによる特典を得ることが困難になっている。
すれちがい通信を搭載していないNintendo Switchが事実上の後継機となった今ではDS・3DSともハード及びソフトの新規発売は終了し、全国に設置されていたニンテンドー3DSステーションなどのすれちがい通信中継所も2018年3月28日午前10時で終了。プレイヤーも過疎化しており、街中でのすれちがいは掲示板等での待ち合わせを使わずにはほぼ不可能となっている。
どうしてもすれちがいたければ、本体と対応ソフトを複数用意してセルフでやるといい。
ただし、再度すれちがい通信を行うには8時間待つ必要がある。(社長が訊くより)
 
すれちがうことより伝統のメッセージを残す方が重視されたのか、一部の作品は「このまま電源をお切りください。」となぜか3DS本体の電源を切ることを促す。
真に受けて電源を切ってしまうとすれちがいが成立しなくなってしまうので注意。
 
以降では、各作品にDS・3DSのどちらのすれちがい通信であるかを明示するため、作品見出しが他頁のスタイルと異なることをご了承いただきたい。

DQ4(DS)

【移民の町】においてナンバリング初採用。
オリジナルの「すれちがい大使」を設定しておけば、すれちがい通信でお互いの大使が相手の移民の町にコピーされる。
イベント限定のキャラクター【セティア】【ハッサン】の配布も行われた。

DQ5(DS)

【名産博物館】で採用された。
自分だけのオリジナル名産品をデザインし、それをすれちがい通信で相手の博物館にコピーできる。
イベント限定の【名産品】の配布も行われた。

DQ6(DS)

【すれちがい夢告白】と称して採用されており、一部【仲間モンスター】のフラグに影響する。
しかし、クリア後ならこれをしていなくても上記モンスターは仲間にできる。
それ以前にこれをやることで本編にもたらすメリット・特典がほぼ皆無で、また発売時は後述のDQ9の方のすれちがいもまだまだ人気だった。
このため、ほとんどのプレイヤーには見向きもされないカワイソウなシステムであった。

DQ7(3DS)

【すれちがい石版】として採用される。
石版ダンジョンで貴重なアイテムを入手でき、レアモンスターに出会えたりするほか、移民の町の発展にも関係する。
詳細は同項目を参照。

DQ8(3DS)

【ポストカード】交換システムとして採用。
【写真】にプロフィールを添えて交換することができ、イイネを付けて返信することも可能。
しかし、家族や近所の人、会う機会の多い友達などはまだしも、町中で偶然すれ違っただけの通りすがりが相手だと返信するのはかなり困難。
というか、先述のすれちがいコーナーに大勢集まっているような状況でもない限り、ほぼ不可能である。
しかも、ゲームを有利にするアイテムはイイネを貰わないと入手できない。
このため、すれ違った相手が家族orよく会う友達で、それが「かならずイイネしてくれる良心的プレイヤー」でもない限り、すれちがいを行うことによるメリットは期待できない。
ただ、システム上、相手の貰った写真データに自分の送ったものが含まれる分のいいねが貰え、1回すれちがっただけで複数増えることもあるので、極論、本体とソフトを複数持っている人はそれなりに増やすことができる。

DQ9(DS)

【リッカの宿屋】での「呼び込み」として採用。
すれちがいが行われると自分の【主人公】が相手のリッカの宿屋へコピーされる。
始める前に【宝の地図】を持たせることができ、これを持たせた場合はすれちがった相手がその地図を受け取ることが可能。
呼び込んだ人数が増えるにしたがって宿屋が発展していく。
また、当時稼働中だったアーケードのバトルロードシリーズ筐体とのすれちがい通信で【大魔王の地図】を受け取れる【超連動】のサービスも行われていた。
 
このリッカの宿屋はすれちがい通信でしか発展せず、宝の地図を交換できることから大人気システムとなった。
特に、発売直後の【まさゆきの地図】の発見がすれちがい通信に果たした役割は大きい。
社会現象として大きなニュースとなり、2010年5月20日、「ワイヤレス通信を通じて、1億1757万7073人(2010年3月4日時点)がすれちがったゲームソフト」としてついにあのギネス世界記録に登録されるまでになった。
 
異言語間でのすれちがい通信にも対応しており、日本語版で海外版のデータを受信した場合は、相手側の言語設定に応じて、プレイヤー名は「えいご」のような言語名に、メッセージは日本語版のソフト内で用意された固定のパターンになる。

DQ10 冒険者のおでかけ便利ツール(3DS)

かつてサービスされていた外部ツール【冒険者のおでかけ便利ツール】により、プロフィールの交換が可能だった。ゲーム内と併せて【ダブルすれちがい】をする要素もあった。
なお3DS版DQ10のゲーム本体にはすれちがい通信の機能は無い。

DQ11(3DS)

DQシリーズでは最後の採用作品。
【時渡りの迷宮】に送り込む【ヨッチ族】を交換する要素として採用。ただし第1階層をクリアして【お騒がせリサイタル】を受注しないと管理するギルドが開設しない。
自分が【フィールド】で入手したヨッチ族から1人選択し、すれちがったヨッチ族をおともとして登録して配信できる。
おともとして配信されたヨッチ族は最初に発見したプレイヤーの名前とおともとして配信したプレイヤーの名前が配信記録としてヨッチ族のプロフィールに表示される。配信記録が埋まっているものはおともとして配信できない。
自分のプロフィールとして【称号】(入手した中から選択)【名前】【レベル】【ストーリー進行度】、設定している【縛りプレイ】が表示され、自由選択の【性別】【性格】、年代、趣味、出身地、ドラクエ歴とメッセージを設定することになる。公開したくない部分については「ないしょ」も選択可能。
なお、プロフィールは手動更新なので、適宜更新すると良い。
 
すれちがいで受信したヨッチ族のデータは、すれちがいを設定したものと別の冒険の書(中断の書)でも受け取ることができる。
ただしすれちがい設定後、すれちがい未解禁の別の冒険(中断)の書でプレイを始めると、その本体に登録したDQ11のすれちがい設定が解除され、すれちがいデータが溜まっていた場合も削除されてしまう。クリア特典の【復活の呪文】を入れた場合も同様に解除となるので要注意。

ジョーカー1(DS)

DQシリーズ初採用。設定したチームをすれちがい対戦データとして配信し交換して対戦できる。
対戦相手のモンスターはスカウト可能だが、そのモンスターはスカウトした時点でGuest扱いになる。

ジョーカー2(DS)

DQ9やDS版DQ6とのすれちがいが成立するとその作品にちなんだ【モンスター】が現れるシステムが採用されている(このときDQ9やDQ6側では何もおきない)。

ジョーカー2プロ(DS)、テリワン3D(3DS)

こちらでは、すれちがい配信用のデータ(プレイヤーの名前、出身地、Mii、モンスターなど)を予め設定しておき、それをすれちがいによって交換するというシステムになっている。
メニュー画面で専用のアイコン(金ピカのスライムのマーク)を選べば各種設定できる。
設定したすれちがいデータを交換し合うだけなので、所持しているモンスターが勝手にいなくなってしまう心配はない。
また、設定したモンスターと所持しているモンスターは別々に保存されているため、設定したモンスターが配合などで使って手元にいない場合でも、すれちがいデータを再設定しない限り設定したすれちがい配信のモンスターとして残り続ける。
すれ違った相手のモンスターと戦い、勝利数に応じてアイテムやモンスターなどが貰える。
戦い終わった後のデータは「思い出の戦い」として保存しておくこともできる。
すれ違った相手のモンスターはAランク以下だったら1体だけ【スカウト】することが可能。
そのモンスターはスカウトした時点ではGuest扱いになるが、適当なモンスターと3回配合することで自分のモンスターにできる。
ちなみにguestマークがついている間は以下の制約を受ける。

  • 通信対戦・交換に出せない
    この他すれちがい通信で配信する【パーティ】にも組み込めない点にも注意。
    ただし、すれちがい通信での対戦やプレゼント対戦で自軍に組み込むのはOK。
    本編攻略用のいわゆる「旅パ」や牧場フリーバトルでのパーティ編成には影響無し。
  • メインパーティにいる間すれちがい通信を開けない(スタンバイにいる場合は問題ない)

スカウトできる相手モンスターがAランク以下である関係上、配信モンスターをAランク以下に統一したデータ、特に【ククリ】【ポンポコあにき】【スラ忍軍団】など、単体では入手困難なモンスターやレアスキルなどが含まれるデータは非常に喜ばれる。
また、レアモンスターではなくとも即戦力になれるモンスターやスカウトの難しい【メタル系】【ふくぶくろ】などの他、ヒヒュルデ【トロデ】のように素材調達が面倒な4体配合の親になれる【あくまの書】系の場合も歓迎される。(それを期待してあくまの書系をスカウトしたらただの配合副産物でガッカリ…なんてプレイヤーも多いのでは?)
この他、駆け出しプレイヤーの象徴とも言える【スライム】【ドラキー】【アントベア】【ズッキーニャ】…等々、低レベルの序盤モンスターで構成されたパーティも、旨味こそ少ないが簡単に勝利数を稼げるので、勝利数稼ぎ目的のプレイヤーが歓迎してくれる。
 
その反面、

  • 元々のランクがS・SSのモンスターしかおらずスカウト不可
    言わずもがな。
  • 究極配合済み
    元がAランク以下ならスカウトして戦力にもできるが、そうでなければ単に厄介なだけである。
  • パーティランクがPROFESSIONALになっているデータ(いわゆる「厨パ」や「ガチパ」)
    スカウトできる相手ならそれで勝利数を伸ばすこともできるが、スカウト不可なら倒すしかない。
    当然、勝利はかなり困難な上、勝ったところで得るのは達成感のみと旨味はほぼ皆無(ちゃんと勝利数はカウントされるので安心しよう)。
    ただし、勝利数は「初戦で勝った」場合のみカウントされ、すでに勝利した相手はもちろん、負けた相手を「思い出の戦い」に保存・再戦しても増えない。後者は勝負する前に思い出の戦いに保存・セーブすれば勝つまでリセマラできるが、どのみちガチパ相手だと非常に効率が悪いのである。

…とこのように、上記を兼ね備えたタイプは忌み嫌われる傾向にある。
 
当然ながらそういったパーティは対人戦向きのガチ構成になっていることがほとんどなので、【アリーナ】のように強い奴ウェルカムなプレイヤーや、対戦の練習をしたい熱心なプレイヤー、Wi-Fiはないけど対人戦気分を味わいたいというプレイヤー辺りならまだ歓迎してくれる…かもしれない。
だがなんだかんだで旨味がないのでやっぱり嫌われる(そもそも対戦の練習をしたいなら自分で対戦向きモンスターを作って牧場フリーバトルをすればよいので、よほど熱心or自軍相手の練習に飽きた、というのでもない限り)。
この他、ごくたまに「ランクに関係なくスカウト可能」と誤解したプレイヤーがよかれと思ってSランクやSSランク(特に【わたぼう】【ワルぼう】、トロデなど)を配信していたりもするようだが、受け取った側はそんな事情など知らないので「こいつ自慢してるな」と思われてしまう。しっかりと仕様を確認しよう。 
なお、テリワン3Dでは相手モンスターが【究極配合】によってSSランクになっていても、元々のランクがA以下だったらスカウト可能。
ただし、その場合は究極配合前の状態の物を一度でも入手しておかないと、そのモンスターは【めぐりあいの扉】に出てこないので注意。
例えば究極配合済みの【スラ忍ピンク】をすれ違いによってスカウトしてきても、究極配合する前のスラ忍ピンクを手に入れていなければいくら探してもめぐりあいの扉で巡り合うことはできない。
 
また、一度でも勝った相手のデータはモンスターのステータスなどを自由に確認できる他、そのデータを自分の配信データと一緒に配信することができる。
これにより、イベント会場などで手に入れたすれ違い配信専用のデータ(SPの覆面を被ったキャラ)を、二次配布することも可能。
その配信データを運良く手に入れることができれば、わざわざ特定のイベントなどに参加しなくても、【エリスグール】【じげんりゅう】などといったすれちがい配信専用のモンスターを入手できる。
 
この他、配信可能になった相手のすれちがいデータは「思い出の戦い」に保存されてさえいれば何度でも再配信ができる。
このため、3DSとソフトが2つずつあれば、通常は1回しかスカウトできない相手のモンスターも、すれちがいデータそのものを再度交換し合うことで何度でもスカウトできるようになる。
これを利用すれば、例えすれちがいで究極配合済みの個体だけを入手してしまった場合でもそのモンスターを別の3DSで再スカウトし、元の3DSに送って同種配合できるようにすることでそちらで究極配合を外す(=めぐりあいの扉に出てくるようにする)ことも可能になる。
ただしその場合、すれちがいデータを受信した側ではそのモンスターはGuest扱いになるため、適当なモンスターと3回【配合】してGuestマークを消す必要がある。
後はそのモンスターを、すれちがいデータを送信した側にローカル交換で送りつけて、そちらで同種配合をすればいい。
 
すれちがい通信の登録を本体設定で解除すると累積された勝利数もリセットされるため、再度勝利数を溜めることで【メタルスライム】などのスカウトし辛いメタル系モンスターを簡単に入手することも可能。
 
余談だが裏技もあり、本体Aにすれ違い登録をし、次に本体Bにもすれ違い登録をすれば、ソフト一本でAB間のすれ違いができるのだ。
ただし、Bの方ですれ違い登録を解除してから登録する必要がある。これにより、AではそのROMのすれ違いデータが残骸のみになるが、解除しない限りは配信されているので、BでAに登録したすれ違いデータを受け取れるのだ(ちゃんとAにもBやその他プレイヤーのすれ違いデータは来るが、残骸なのでAが受け取ったデータは確認すらできない)。
ちなみに、Aで「思い出の戦い」のパーティやすれ違い配信のデータを二次配布していた場合それも受け取れる。
だがあくまで裏技なので、ソフトをもう一本買って通信交換した方がいろいろと効率がいいのは言うまでもない。
 
この他テリワン3Dでは、互いの強さを比較して自動で勝敗を決めてくれる「結果だけ見る」が登場。
勝敗を決める詳しい基準はよく解っていないようだが、とりあえず究極配合して各能力を上限まで伸ばしておけば大体勝ってくれる。
便利ではあるが1人1人の結果を見ていかなければならない上、特殊なすれ違い(「謎の盗賊団」「伝説のマスター」「メタルボディ隊」)には使えないので、いまいち痒い所に手が届かなく感じる。
ちなみに、田舎などすれちがい通信に恵まれない所のプレイヤーへの救済措置なのか誰ともすれ違えず本体が3,000歩分カウントすればSPアバターが登場(=メタルボディ隊)という仕様がある。
こいつらも普通にすれちがい人数にカウントされるので、その気になればメタルボディ隊とのすれちがいバトルのみで数を稼ぎ、謎の盗賊団や伝説のマスターを出現させる、という廃人プレイもできる(そもそも本体の無線を切っておいても達成できる)。
だが、都会にいれば3000歩数える前にすれちがってしまうことがほとんどだったので、とっても格差を感じさせた。1000歩くらいでいいじゃん…。

イルルカ(3DS)

大体の仕様は同じだが、「結果だけ見る」が大幅に使いやすくなり、特殊すれ違いにも使える上一気に全員分見られるように。
そして特殊すれ違いも思い出の戦いに保存できるので、戦力を整えた後でじっくり戦えるようになった。
S、SSランクのモンスターも【超しもふり肉】を使えばスカウト可能だが、1つしか入手できないのでよく考えて使うこと。
 
だがなんといっても【錬金カギ】を配布できるのが大きな魅力。
さすがに配信カギは無理だが、【経験値】のカタマリ「メタルの○○のカギ」や、金策の強い味方「せかいの雲の塔のカギ」等が人気で、よく出回っている。
また、レアモンスターや各色オーブが報酬のカギも歓迎されるが微妙なのは経験値そのものが報酬のカギ。
ちなみに未クリア状態で報酬がわからないというカギも配布は可能だが、さすがに少しでも役立つカギを配布するのが人情だろう。
 
ただしすれ違った相手からカギがもらえるのはクリア後なので、クリア前ではこれまでと同じようにレアモンスターorレアスキル狙いになる。
そして本作のすれちがい通信、もう1つのお楽しみが【夢見るタマゴ】
詳細はリンク先に譲るが、すれ違った相手パーティのモンスターのうち誰か一体が7割の確率でタマゴの「夢(生まれる候補)」のスロットに入り、スロットが一杯になるとルーレットが発動、止まった「夢」のモンスターが仲間になる、というものである。
 
夢見るタマゴはすれちがい通信を利用した【孵化】システムなので当然タマゴ(と通信環境かすれ違う相手)が(い)なければ意味がないが、お試し用にこれ専用の【しろいタマゴ】を一個もらえる。
2個目以降は【Wi-Fiショッピング】なり【他国マスター】人魚のお姉ちゃんを探すなりして自力で調達してくることになるのだが、裏シナリオクリア後に【マルタの国】の城の宝物庫から【にじのタマゴ】が一つだけ手に入るので、できればこれも活用しよう。
なお、本作は夢見るタマゴの場合でもある程度リセットマラソンが有効だが、その場合は当然すれ違いがなかったことにされて無駄になる。
なので、どうしてもどーしても厳選したい、というのでもなければ妥協も必要。

ジョーカー3・3プロ(3DS)

こちらでも大体の仕様は同じだが、自作ディスクの配布不可、夢見るタマゴの廃止によりイルルカより機能が弱体化している。
今作ではすれちがい対戦で負けてしまっても「思い出の戦い」に登録して再戦で勝利すれば勝利数はカウントされる。

スラもり3(3DS)

すれちがうと、相手の船のパーツ、パラメータ、デッキ、乗っている仲間、そしてコメントや「めいせい」を受け取るシステムが採用されている。
相手のデータと戦う際には、相手の主人公の代わりに二本兵が登場するが、「おねがい」を聞くことで集まっていく「めいせい」によってこの二本兵が変わる。
勝利すると、こちらが持っていない船のパーツの設計図や勝利数に応じてアイテムをもらうことが出来る。