【サウザンドボール】

Last-modified: 2019-06-07 (金) 12:56:15

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する【ハドラー親衛騎団】の一人、女王(クイーン)【アルビナス】の必殺技の1つ。
アルビナスは戦略上普段は両手両足を自ら封印しており、生来【ギラ系】の呪文の力を宿している彼女は【ベギラゴン】の力も全身から拡散して放つ、【ニードルサウザンド】という技として使用するのだが、【バーンパレス】における戦いで【マァム】と戦った際、初めて外甲のマントを開き、手を使える状態にしてこの技を使用した。
サウザンドボールはギラ系エネルギーを片手に球塊状に収束して放つものであり、被弾すれば超高熱の爆発を起こす。
技の原理を聞くとただのベギラゴンじゃないか、と思われるかもしれないが、ダイの大冒険でのギラ系はメラ系、イオ系よりはるかに高度、かつ高威力であるという演出がされているため、(詳しくは【ギラ系】のダイの大冒険ではの項参照)そのベギラゴンのエネルギーを片手に収まる球状に圧縮したこの技の威力はかなりのものと思われる。
 
二発同時でなければ連発も可能で、マァムはベギラゴン級の技を連発出来ることを【バーン】並とまで評した。連続使用が可能な汎用性も考えると、ギラ系の技としては作中最強であると思われる。
 
アルビナスがサウザンドボールを使える状態で戦った相手がマァム一人であり、この技を繰り出す時に即興で命名した所を見ると、ぶっつけ本番での使用だった様子。しかし、最初に2連続で繰り出した時は直撃こそさせられなかったものの、それでもマァムに【ベホイミ】では完治しきれない程のダメージを与えている。
しかし、いかに強力な技とはいえ、魔法力、呪文であることに変わりは無いため、完璧な魔法防御力を持つ【魔甲拳】で武装したマァムには通用せず、3・4発目は左手のリストで難なく防がれ、更に5発目はまるでサッカーボールの如く蹴り返された。尤も、反射しても【オリハルコン】の身体を持つアルビナス本人にはダメージは通らなかったのだが。
ハドラーがイオナズンでオリハルコン製の剣と竜闘気を用いたダイのアバンストラッシュと互角に近い威力を出していることからすると、連発できるという利点を別としては超魔生物と化したハドラーほどの魔力はないようである。