【スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団】

Last-modified: 2021-07-04 (日) 19:33:41

・スラもりシリーズ
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概要

スライムもりもりドラゴンクエストシリーズ第3作。
発売日は2011年(平成23年)11月2日。対応機種はニンテンドー3DSで、前作に続き新携帯ハードへのDQシリーズ初進出となった。
それ故にマップと船、大ボスのグラフィックは3Dで描写されており、立体視に対応している。
スラもり1から前作までの発売間隔は2年しかなかったのに対し、前作と本作の発売間隔は6年となった。
2012年12月6日には「アルティメットヒッツ」のレーベルで【廉価版】が発売されている。
 
ストーリーは前作までとは独立しており、主人公【スーラン王国】の王子、【ドン・モジャール】は海賊となっている。
ただし、マップ上に大戦車の残骸があったりと、前作の遠い未来であるような描写は見られる。
 
本作では「団」「海賊船」以外の漢字がいっさい使われなくなったため、テキストは非常に読みにくいと不評。
そのせいで、スラもりシリーズの中でもよりいっそう低年齢向けになったような感じがする。
 
【100匹救出】のストーリーではなくなった。このことを知ったスラもりファンは大層びっくりしたそうな。
今度は【勇車バトル】に代わって船バトルが中心となる。
船バトルと前作の勇車バトルの大きな違いは、以下の通り。

  • 戦地が海上のためルーラか大砲でないと敵船に侵入できないこと(片方の船のHPが切れるとロープがかかる)
  • 船自体の改造の幅が広がり、弾の威力を強化することもできるようになったこと
  • リーダーがこちらのスラ・ストライクをジャンプで回避するなど、敵の性能が強化されたこと

また、【錬金釜】に代わる【交易】や発掘ポイントなどのさまざまな新システムが搭載されている。
本作で乗り物バトルは大地・海と2作続いたことになる。
 
本作の売上本数は、10万本ちょっと。前作までがどちらも30万本ほどなのに比べると、ちょっと厳しいことになってしまった。100匹救出システムの廃止や【スラゾー】などの名物キャラクターが登場しなかったことが原因だろうか?
GBA・DS・3DSと一機種に一作ずつ発売されたスラもりシリーズは、本作をもってとりあえず一段落となっている。
 
ちなみにDQシリーズでは最初で最後の「冊子タイプの【取扱説明書】が付属する3DS用ソフト」である。

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