【ダサイ爆弾】

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト　ダイの大冒険】に登場するオリジナルアイテムの一つ。
【マトリフ】の住居にあったいかにも危険物っぽいガラクタを材料に【バダック】が作り上げた爆弾で、【フレイザード】の【氷炎結界呪法】で作られた炎魔塔と氷魔塔を壊すために二つ作成された。
　
漫画本編ではマトリフが「結局このダサい爆弾使うのか」と独り言を言っているのみで、アイテムとしての正式名称なのかは微妙なところだが、「JUMP COMICS PERFECT BOOK 1 ダイの大冒険」で、正式に「ダサい爆弾」として【どたまかなづち】等と並ぶ面白アイテムの一つとして紹介されている。
　
即席で作られたためか、その名の通りに見た目はつぎはぎだらけの不恰好な爆弾。形はDQ3の【まほうのたま】そっくりだが、表面の色なども廃品そのままと言った感じである。
マトリフは「デザインがダサい」と一蹴してボツにしようとしたものの【禁呪法】によって【レオナ】の生命力が限界にきていて時間がないという理由で渋々採用する。
作ったバダックは「どうせ爆発で吹っ飛ぶから見た目は関係ないのでは」と思っていたようだが、やはり見た目の印象からか、【ダイ】や【マァム】も効果に不安を持っていた。
　
魔王軍の妨害を受けたことで結局どちらの塔も爆破することは出来なかったものの、氷魔塔の方では【ポップ】が戦闘に使用し、【ベギラマ】に巻き込むことで【ハドラー】配下の【ガーゴイル】と【アークデーモン】部隊を半壊させる程の大爆発を起こした。爆弾としての威力は確かなものだったようだ。