概要
DQ10に登場する【グランゼドーラ王国】の第一【王子】、つまり【勇者姫アンルシア】の兄である。声優は小野友樹。
父は【アリオス】王、母は【ユリア】妃。
DQ10の公式設定資料集といえる書籍『アストルティア創世記』掲載の年表によれば、本編開始より23年前に誕生とあるので、23歳(±数か月)でアンルシアより7歳ほど上。
【鳥山明】によってデザインされており、【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】にデザイン画が掲載されている。
「闇の勇者」と呼ばれる状態と、その際の動向は【トーマ王子】を参照。
DQ10オフライン
ストーリー上の動向
誕生~Ver.2開始まで
23年前グランゼドーラ王国において誕生。
11年前(12歳)【グランゼドーラ城】のテラスに【ガーゴイル】が飛来、アンルシアを庇い負傷する。
この事件を機に、アンルシアは勇者である兄を支える【盟友】になることを決意する。
【冥王ネルゲル】が【エテーネの村】を攻め滅ぼしたのと同じ頃、【大魔王マデサゴーラ】配下の魔王軍がグランゼドーラを襲撃。
【魔元帥ゼルドラド】と戦うのだが苦戦し、そこへアンルシアが加勢に現れる。しかしそのために、真の勇者である妹を守る為に勇者のふりをしていたという事実を見抜かれてしまう。
そしてゼルドラドの攻撃から妹を庇って命を落とす。
アンルシアが行方不明となり魔王軍も撤退したため、トーマの葬儀が執り行われ、遺体は【レビュール街道北】にある【王家の墓】に葬られた。
グランゼドーラのおはなし
【ミシュア】ことアンルシアの記憶の世界において、上述の生前の様子が描写される。
また記憶の世界に登場し、【主人公(DQ10)】に対し記憶を取り戻す手助けを頼んでくるフードの男が、実はトーマであった。
後の台詞から、おそらくトーマの魂が記憶の世界へ入り込んでいたとみられる。
重なりし運命の大地のおはなし
メインストーリークエスト【ユリア妃の願い】で王家の墓を訪れると、棺が開きトーマの遺体が消え失せていた。
紡がれし勇気の絆のおはなし
メインストーリークエスト【宿命の対決】?において、魔王軍の一員として度々姿を見せていた黒マントの仮面男がトーマであることが発覚する。
【大魔王マデサゴーラ】が【勇者のチカラ】を欲していたのだが、アンルシアが行方不明となったためにトーマに目を付けて遺体を盗み、操り人形として蘇生させられたのだった。
オフラインでは、王家の墓が開かれ遺体が盗まれたのは、魔王軍に付け込まれ利用された【ミルト】のせいということになっている。
悠久の果ての決戦のおはなし
主人公たちとの戦闘でマデサゴーラが弱体化したため、支配力も弱まり操り人形状態を脱する。
そしてマデサゴーラが【奈落の門】に逃亡するのを阻止し、止めを刺すようアンルシアに促す。
マデサゴーラによって蘇生されていたため、その死によってトーマもまた消滅するのだが、勇者として成長した妹の様子に満足しながら消えていった。
この際、盟友たる主人公を見て「生と死の狭間で見た夢の中で会った」と口にしている。
DQ10オンライン
キャラクターとしての詳細はDQ10大辞典:【トーマ】を、敵としてのデータはDQ10大辞典:【トーマ王子】を参照。
星ドラ
「闇の勇者」状態で登場する。
詳細は【トーマ王子】の該当節を参照。
ライバルズエース
「闇の勇者」状態で登場する。
詳細は【トーマ王子】の該当節を参照。
ドラけし!
DQ10イベント「眠れる勇者と導きの盟友」にてアンルシアの台詞で言及されるのみ。
死因も単に魔物との戦いで命を落としたことになっており、マデサゴーラの傀儡として登場することもない。