【ドン モハメ】

Last-modified: 2022-09-05 (月) 09:30:31

DQ2

【テパ】で隠居している爺さん。
DQ2のゲーム内での表記は全機種で「ドン モハメ」となっており、「・」などは付かない。英語版での名前はGB版ではDon Mohame、スマホ版ではDon Calico。なおNES版では名前の設定が無くmaster weaverと一般名詞で呼ばれる。
 
【みずのはごろも】を織ることができる唯一の人物。
【きんのカギ】の扉で厳重にガードされた家に住んでおり、話しかけても冷たくあしらわれる。
気に入った者にしか仕事をしない【がんこもの】
が、織るのに必要となる【せいなるおりき】【あまつゆのいと】を持っていくと態度が豹変し、織ってくれる。
しかし「日を改めて取りにくるがよい」と言うが何日宿屋に泊まっても完成しない。
実は、完成する【フラグ】は一度ゲームを終了→再開すること。ただし、ガラケー版以降では【宿屋】に一泊すれば羽衣が仕上がるように変更されている。
通常、水の羽衣は一着しか手に入れることができないが、FC・MSX・MSX2版に限り、裏技を使うと二着手に入れることも可能。

ゲームブック(双葉社)

役割は原作ゲームと同じだが、糸と織機だけではなく愛情も必要だと言い、自分の肩を揉むように要求してくる。
さらに織るには時間もかかるとのたまうが、パーティに剣を抜かれそうになり、その場で羽衣を仕上げる。

小説版

年齢は何と120歳。
30歳前後の孫を助手にしている。

ゲームブック(エニックス)

やはり役割は原作ゲームと同じ。
しかし王子たちから道具を渡される前にも密かに自分で水の羽衣を作っていたらしく、糸と織機をテパへの最終訪問のタイミングで渡すと王子たちを振り向かせ、その隙に作ってあった羽衣を即座に用意する。

DQ4(DS版)

【移民】として登場。表記は「ドン・モハメ」。グラフィックはPS版DQ7の【ユバールの民】の族長などと同じ。
本作品の【移民の町】の仕様上、町のレベルが第3段階(教会が建つ)になると必ず町に現れ、宿屋の北側の建物にいる。
台詞もDQ2に倣ったものになっており、第3段階では【ベホイミン】の居場所を教えてくれる。
最終段階になると地下3階に移り、第4段階までの民家の本棚で読めたマーリブ王国の伝説を教えてくれる。
 
ちなみに、DQ4には似た名前の人物【ドン・ガアデ】も登場するが、彼とは言うまでも無く無関係。

スマホ版

移民の町の仕様はDS版準拠だが、スマホ版ではプレイヤーが自力でスカウトする必要がある。移民の町を第3段階にするのに必要。
第3段階の解禁条件を満たすと【リバーサイド】の宿屋に現れる。【ソクラス】を先にスカウトしていれば彼から情報を聞けるが必須ではない。
機織り職人を引退して隠居する場所を求めており、話しかけるとスカウトできる。
移住直後はロザリーヒルのホビットの情報を教えてくれる。

知られざる伝説

この本に掲載された物語のひとつにも登場している彼は船旅で出会ったエリザベスという女性に一目惚れしてしまい、彼女のために信じられない精神力を発揮し「このわしにしか作れない、世にも不思議な、そして美しいもの」である水の羽衣をたった一晩で織り上げる。
そして、舞踏会の会場でこの羽衣をエリザベスにプレゼントし、彼女とダンスを踊る。
水の羽衣を着たエリザベスは女神のような美しさだったという。
ところが、エリザベスは恋愛を禁じられた【シスター】だった。かくして、ドン・モハメの恋は終わってしまった。
その後、この神々しいまでにきらめく羽衣はエリザベスの手によって神の御前に捧げられたという。