【ハラヘラズの指輪】

概要

【不思議のダンジョン】シリーズに登場する指輪の一種。
装備していると、【満腹度】が一切減らなくなるという素晴らしい効果を持っている。
移動などのターン消費による【満腹度】が一切減少しないため、大きなメリットがある指輪。
【パン】を所持していなくとも冒険を続けられるので、アイテム欄に余裕ができる。
　
非常に優秀な効果を持っているのだが、【もっと不思議のダンジョン】や【異世界の迷宮】などの持ち込み不可ダンジョンでは、強すぎるゆえに入手不可能なことが多い。
そのため、持ち込み不可ダンジョンを好む硬派なプレイヤーにとっては、どうにも存在感が薄いのは否めない。
　
少年ヤンガスではこの指輪は登場しないが、【ハラヘラズのお守り】が同じ効果を継承して登場している。

トルネコ1

【不思議のダンジョン】で普通に拾える。しかし出現率は低く、クリアするまでに入手できない場合もある。
【人形よけの指輪】や【とうぞくの指輪】は不思議のダンジョンでは入手不可能なので、これか【ワナ抜けの指輪】が最終装備になるケースが多い。
残念ながら【もっと不思議のダンジョン】には出現しない。
　
1度入手できれば指輪を外さない限り、満腹度の心配をせずに安心して冒険できる。
未識別状態でも装備してしばらく行動して満腹度が減らなければこの指輪なので、識別するのも簡単。
満腹度問題は【皮の盾】を鍛えて使用することでも十分に補えるが、運良くこの指輪が手に入ったなら、【ドラゴンシールド】や【はぐれメタルの盾】を鍛えていくことができる。
　
腹が減らないので、毎フロア【地震】が起こるまで稼げる。
特に【ベビーサタン】が出現する、10～18階で稼ぐ際にはかなり役立つ。
アイテムを20個しか持てないトルネコ1では、パンを持つスペースがいらなくなるメリットは大きい。
　
不思議のダンジョンでは最強の指輪として認識されていたらしく、4コマでは「【ミミック】が【パン】に化けていたのにも拘わらずこの指輪の存在でパンを拾われずに無視されて慌てる」というネタや、トルネコ一家がこれで食費が嵩まないと喜んだのもつかの間「家族で食事をしなくなり一家団欒の機会が減り不仲になる」というブラックジョークや、【餓死】寸前でこの指輪を拾ったが「お腹がふくれる訳では無いので生き地獄を味わい続ける」というネタがあった。
ちなみに実際に満腹度0％の状態で装備すると、行動する度に本当に「飢え死にしてしまいそうだ！」の表示が出続けてかなり煩わしい事になる。

トルネコ2

不思議のダンジョン内のガーゴイルの店限定。15000Gで販売されている。
【銀行屋】に200000G預けることでも入手可能。
　
盾の合成が可能になったので、皮の盾を合成したものがあれば満腹度問題はある程度どうにかなる。
【魔法使い】は元々腹が減らないので、実質商人専用である。購入するかどうかはお好みで。
【戦士】の技に【ハラヘラズ】というのがあるが、この指輪と違って使い勝手は悪い。

トルネコ3

販売価格は15000G、買取価格は1000G、印数は2。
入手方法は【まぼろしの洞くつ】30階の【宝物部屋】か、【不思議の宝物庫】56F以降の壁の中から発掘するのみと、入手難易度がやや高い。
皮の盾が削除されたこともあり、【ハラモチの指輪】という下位互換が出回っている。
　
【封印の洞くつ】や【まぼろしの洞くつ】では、ハラモチの指輪で十分食料は間に合うのでそこまで重要ではないが、食料どころかアイテムすらろくに落ちていない【不思議の宝物庫】では重要度が高い。
指輪の合成も可能になったので、【透視の指輪】・【シャドーの指輪】・【ワナ抜けの指輪】・【石像よけの指輪】など、他の優秀な指輪と組み合わせて使おう。
　
なお、【ハラペコの指輪】や【回復の指輪】と合成したり、これを装備しつつ【クロムシールド】を装備すると腹が減る。減り方は印の内容や数によって変わる。
余談だが、販売価格に比べて買取価格がかなり安い。ハラヘラズの指輪は貴重なので売らない方がいい。