【バーニングブレス】

概要

DQ2などに出てくる【フレイム】の顔がドクロになったような外見をしているモンスター。
同種色違いモンスターには【フレイムマン】と【じごくのほのお】がいる。
こいつの色は白っぽい紫といったところ。【しれんその１】は同じ外見を使いまわされている。体色が炎を連想しにくいので初見は氷の魔物と思った人もいるかもしれない。
フレイム系統に比べるとあまり愛嬌がないせいか、この系統はなかなか他作品にお呼びがかからなかったが、最近になってようやく星のドラゴンクエストで再登場した。
　
なお、後の作品において【サンドブレス】や【アクアブレス】等が登場したが、それらは息系の特技である。

DQ6

【ムドーの城】で初登場し、ここでは他の敵とは組まずに同種2-3匹で出現する。
以降は通り道寄り道問わず、多くの場所の地上に出現する。
場所によっては、最大4匹（リメイク版は5匹）で出現するので注意が必要である。
　
フレイムマンは【ひのいき】しか吐けないヘタレだったが、こいつはそれに加えて【もえさかるかえん】も吐く。
【ムドー】が1匹で使ってくる強力な全体攻撃を、2～3匹の集団で一斉に使ってくる難敵。
火炎の息の威力は30～40ダメージで、ストーンビーストのベギラマよりもはるかに強力。
ムドーの城の時点で炎ブレスを軽減できる装備は【てつのたて】と【カジノ】で手に入る【ドラゴンシールド】しかないので、防御以外ではほぼ軽減しようがない。
一応火炎の息は【制限行動】だが、スロットが2つあるので1ターンで2連発されることもあり得る。
　
見た目通り炎系の呪文は効きにくいので、メラミやイオでは大したダメージを与えられない。
さらに下位種と同じく【岩石系】には完全耐性を持つ為、【せいけんづき】はまったく当たらない。
【メダパニ】が効かず、【ラリホー】や【ザキ】も効きにくいのも困りもの。
【マヌーサ】や【マホトーン】は効くが、後者は完全に無意味なので嫌がらせだ。
ムドーの城では【ラリホーン】や【ようじゅつし】に並ぶ、【ほのおのツメ】入手後も油断できない相手である。
　
ヒャド系とバギ系に弱いので、ミレーユのヒャドとチャモロの【バギマ】で攻め立てると良い。
攻撃に参加しないキャラは防御して、火炎の息のダメージを減らすのも有効だろう。
休み系がそこそこ効くので、ムドー撃破後は転職で【おたけび】を覚えていたら使っても良い。
ちなみに、同系統でこいつだけ炎系呪文には強耐性止まりであり、その気になればメラで倒すことも可能。何故だ。
フレイムマンとは違い、落とすのは【かしこさのたね】。