【メガザルダンス】

Last-modified: 2023-01-17 (火) 19:54:29

概要

自らの命を犠牲にして、他の死者全員を蘇生させる呪文【メガザル】の特技バージョン。
メガザルと違ってMPを消費せずに使えるが、半分の確率で失敗するなど欠点もある。
そもそもメガザルを使う場面は相当追い込まれていてミスが許されないので、確実に効力を発揮するあちらの方が便利だろう。
なお、成否の判定は個々に行われるわけではなく、成功すれば全員蘇生、失敗すれば1人も蘇生できないことになる。
 
成否に関わらず、使用後は「○○は 踊りつかれて いきたえた。」という、なんともドラクエらしい微妙なメッセージと共に使用者が死亡する。
しかし、文字通り死ぬほど踊り疲れるとはどれだけ全力で踊るダンスなのだろうか?

DQ6

今作で初登場。【スーパースター】★4で習得。
本家メガザルとの違いは

  • MP消費なし
  • 成功率50%で、味方の蘇生に失敗した場合でも自分は息絶えてしまう
  • 生きている味方には効果なし(メガザルは【ベホマズン】の効果も併せ持つ。DS版DQ6のみ生きている味方も回復。)

といったところ。
 
MPを全部消費してしまうメガザルに対し、こちらは成功率50%というリスクが付いている。
蘇生が不確実なのは【ザオラル】も同じだが、失敗しても再チャレンジ可能なザオラルと異なり、使用者が確実に死んでしまうメガザルダンスは失敗時のリスクが大きすぎて非常に使いづらい。
同じくスーパースターで習得できる蘇生技【せいれいのうた】とどちらがよいかはケースバイケース。
なお、公式ガイドブックには成功率に関する記載がない。なぜ失敗したのかわからなかった人が多いのではなかろうか?
 
なお、字面が【メダパニダンス】とよく似ているので、見間違いによる誤選択が起こりうる。スーパースター★4以上なら確実に両方を覚えている状態なので注意が必要。
【めいれいさせろ】以外の作戦で【主人公】、あるいはめいれいさせろによるマニュアル入力で最後尾のキャラでうっかり間違えて選択するとキャンセルもできず、(DS版を除き)たまたま死者がいない限り無駄死にすることになる。
 
敵では【デススタッフ】が使用する。
集団で現れるので、これを使われると面倒なことになってしまう。もちろん、失敗して無駄死にしてくれることもあるが。
【おどりふうじ】が確実に効くが、むしろ【こごえるふぶき】連発の方が厄介なので、強力な全体攻撃で討ちもらすことなく速攻で殲滅しよう。

DQ7

スーパースターと【賢者】【職歴技】になった。上級職で唯一の職歴技である。
性能は前作と同じで、本家メガザル同様に馬車が存在しないために使いどころはさらに限られるようになってしまった。
死者が2人以下なら2人生き返って1人死ぬだけなので【ザオリク】の方が良く、3人死んでいる時に使って失敗したらそのまま全滅してしまう。
しかも職歴技を習得できる時点で賢者★5なので、次の★6まで上げればザオリクを習得可能。これではまず使うことはない。
 
敵では【ポムポムボム】【プヨンターゲット】が使用。

リメイク版

職歴技の廃止に伴い、スーパースター★7と【天地雷鳴士】★1で覚えられるようになった。
ただし、上級職の習得特技の仕様変更により他の職業に就くと忘れてしまう。
 
天地雷鳴士を目指すルートで賢者より先にスーパースターになって、しばらくの間ザオリクなしでこちらを覚えている、というケースも生じるようになった。
だが、パーティー人数が少ないことによる根本的な使いにくさは変わっておらず、使われる機会は少ないだろう。

DQ8

敵専用で【タップデビル】のみが使用する。今作からはずっと敵専用である。

DQ9

DQ8と同じく敵専用だが、失敗することがなくなった。
【マポレーナ】【イエローサタン】が使用する。

DQ10

今回も敵専用。新たに登場した【タコメット】が有名。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

やはり敵専用。タコメットの他タップデビルも使う。
【連武討魔行】最終試練2戦目に登場する【テンタコルス】も使用。これを早期に使わせるかが2戦目の手数を抑えるカギとなる。

DQMシリーズ

ダンサー、じこぎせい、バーサーカーなどのスキルで習得可。
テリワン3Dではマイナス特性が付くので注意。
消費MPは最低150以上と膨大で、復活しないこともあるのはメガザルと同じ。
イルルカ・DQMJ3・DQMJ3PではWi-Fiで見知らぬ人とフリー対戦をした際にすれ違い設定をしている相手と当たった場合、お互い最後まで棄権せずに戦わなければその対戦相手とすれ違ったと見なされない仕様があるため、すれ違い目的でWi-Fi対戦するプレイヤーが速攻で勝負を終わらせるために使われる。
【メガンテ】、メガザルと違い相手が【いきなり黒い霧】を持つモンスターを出しても自殺できるのが強みで(加えてメガンテには、同じ事を考えてる相手に相殺される可能性まである)、1人パーティでその1人がメガザルダンスを使えば、使用者が死ぬだけの効果となりその時点で決着をつけられる。
恐らく歴代で最も活用された作品と言えるだろう。一応対戦などでは本来の役割である蘇生効果も活用されているものの、なんかあんまりな気がしてならない。