DQ5
DQ5における、仲間になった【シュプリンガー】。
見た目は強そうなのだが、実際はあまり強くない悲運なモンスター。
仲間になる確率
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 |
---|---|---|
1/32 | 1/64 | 1/128 |
仲間になったときの名前
1匹目 | 2匹目 | 3匹目 | 4匹目 | |
---|---|---|---|---|
SFC版 | リンガー | シュプル | ますたん | ペロ |
PS2版 | エッガー | |||
DS版 |
覚える呪文・特技
ステータス
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期 | 3 | 110 | 91 | 90 | 30 | 71 | 187 | 23 | 2287 |
途中 | 15 | 123 | 124 | 96 | 37 | 80 | 240 | 64 | 262887 |
最大 | 50 | 160 | 174 | 100 | 60 | 100 | 400 | 90 | 1834534 |
耐性
強度 | 属性 |
---|---|
無効 | マホトラ |
強耐性 | ザキ・麻痺、ラリホー、メダパニ、マヌーサ |
弱耐性 | ギラ・炎、バギ、デイン、毒、休み |
無耐性 | メラ、イオ、ヒャド・吹雪、ルカニ、マホトーン、メガンテ・体当たり |
解説
仲間にした時点での初期ステータスはなかなかのもので、力の初期値が高く素早さも伸びやすい。
特にクリアレベル帯での素早さは、地上で仲間になる打撃主体のキャラの中ではトップクラスを誇る。
……のだが、いかんせん加入が遅すぎるのが彼の評価を大きく下げる要因となっている。
【ボブルの塔】で首尾よく仲間になったとしても、すでにスタメン枠は埋まってしまっていることが多く、【大神殿】を馬車内で過ごすと活躍機会はかなり乏しくなってしまう。
おまけに【主人公】のレベルが32以上必要なので、他の仲間たちもかなりレベルが上がっている頃であり、即戦力というわけにもいかない。
そして加入後からLv10までは、レベルアップしても冗談みたいにショボい成長しかしない。そこからクリアレベル帯であるLv15までは、素早さを中心にそこそこ伸びる。
しかしその後再び成長が停滞し、Lv50まで上がるわりに最終ステータスも平凡な能力に落ち着いてしまうこともマイナスポイント。さらに、終盤の仲間にしては耐性が低い。
敵のときに使っていたルカナンやスカラを最初から使えるが、この時点ではあまり使わない。
レベルを上げると覚えるバギマやバギクロスも耐性を持つ敵が多い時期のため、活躍の場は無いだろう。
しかも、ルカナン以外は全て主人公が覚えてしまうし、ルカナンは【女の子】を筆頭に覚えるキャラクターが多い。
彼の【装備グループ】は装備の種類自体は豊富なのだが、その内容がよろしくなく、最強武器が【きせきのつるぎ】【デーモンスピア】どまりなのが悲しい。せめて【ふぶきのつるぎ】を持てれば...。
言ってしまえば「器用貧乏のフリをした単なる貧乏」。
まぁこいつより強いキャラが簡単に仲間にできるから使う必要がないというだけで、リンガー自身も装備さえ固めておけば本編クリアまでは充分通用する戦力ではある。
見た目はカッコいいので、趣味で使う分にはいいだろう。
クリアレベル帯までであれば、魔界の【グレイトドラゴン】や【キラーマシン】等の強敵に星降る腕輪なしで安定して先攻できる前衛キャラは実はコイツのみ。他は【スライム】や【ホイミスライム】といった後衛向きの貧弱なメンバーだけ、という地味なアピールポイントがある。
デーモンスピアと星降る腕輪を装備させてメタル狩り要員にする手もある。リメイク版での同じ装備グループの【ホークマン】と比べても戦力としては明らかに上で、加入タイミングもデーモンスピアと相性が良い。
ただし、上述の通り最終ステータスは実に平凡で、育てがいはあまりない。魔界モンスターが続々と加入し始めるころには早々にリストラ候補にあがってくるだろう。
出現場所は上述のボブルの塔(地下のみ)、大神殿、【エビルマウンテン】、【謎の洞窟】と範囲は広いのだが、よりによって出現率の高い大神殿とエビルマウンテンでは仕様上、仲間にできない。これらの場所で仲間にしようとして時間を無駄にしたプレイヤーもいるだろう。
このような点においても不遇な仲間モンスターである。
クリア前に勧誘するならボブルの塔の地下しかない。というか謎の洞窟で加入させても使いどころがないので、実質的にはボブルの塔の地下でしか仲間にする価値が無いと考えて良い。
単純にコレクション目的で勧誘するならば、謎の洞窟の入口付近で【ヘルバトラー】や【メガザルロック】等【5強】狙いのついでにやるのが効率的だろう。
SFC版で仲間にした際の歩行グラフィックは、なぜか【リザードマン】のカラーリングになっている。
恐らく開発中はリザードマンが仲間になる予定だったか、シュプリンガーが青色だったのだろう。
ちなみに、敵のシュプリンガーとリザードマンは使う特技が全く一緒である(強化攻撃・スカラ・ルカナン)。マホトーンが確実に効くことも一緒。
SFC版では仲間にすると色違いの歩行グラフィックになるモンスターがやたらと多く、くさったしたい・ミニデーモン・ケンタラウス・ソルジャーブル・ネーレウス・ライオネックなどが該当する。
PS2版で仲間にした際の歩行グラフィックは、鬼の形相をしているという特徴がある。
なんと両目それぞれが、【ギガンテス】の一つ目にも引けを取らぬほど見開かれているのだ。正直これは怖い。
敵の時もこの形相であったら、たとえ実力が平凡でも色々と話題になったであろう。
小説版
仲間モンスターの一体として登場。
ボブルの塔にて【ゴンズ】の配下として登場するが、リュカ達がゴンズを倒してる間にポピーが懐かせて仲間になる。
その様を見てリュカは「あんな強そうな魔物を」とポピーの魔物使いとしての才能に感心する。
が、彼はその後一切物語に関与しない。
まあゲーム中の微妙な戦闘能力を知ってたら、強キャラとして描写しないとは思うが。
DQ10オフライン・オンライン
偽【アラハギーロ王国】の【モンスター格闘場】に居るバーテンダー。
こちらもシュプリンガーに由来していると思われる。