【女の子】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:13:01

この頁では公式呼称が「女の子」となっているDQ5の主人公の娘について解説する。
NPCとしての女の子については【女子供】を参照。

パーティメンバー:DQ5
【主人公】【ビアンカ】【ゲレゲレ】【フローラ】【男の子】―【女の子】―【ヘンリー】【サンチョ】【ピピン】(―【デボラ】

概要

【ドラゴンクエストV 天空の花嫁】に登場する【プレイヤーキャラクター】のひとりで、【主人公】と妻との間に物語中で誕生する二人の子のうちの方。
後述のとおり名前をプレイヤーが付けるため特定の呼び名は存在せず、【公式ガイドブック】ではネタバレ対策のためかこの「女の子」という表記が使われたため、当wikiもそれに倣っている。
PS2版DQ5以降「タバサ」という公式名が付けられた。英語名はMadchen。
 
バトルロードシリーズでは女主人公として登場した。その他外伝作品などでも基本的に双子でセットで登場することが基本だが、映画ユア・ストーリーでは残念ながら割愛されて登場しない。
 
DQのナンバリングでは数少ない幼い少女のパーティーキャラである。他にはNPC扱いを含めても、幼年時代の【ビアンカ】くらいしかいない。
【ベラ】は長命な妖精族ゆえに年齢不詳で、
DQ7の【マリベル】は子供に見えるが実際は16歳、【フォズ】も幼く見えて実年齢は結構高い疑惑がある。DQ11の【ベロニカ】は年齢を吸い取られて幼い姿になっただけで実年齢は【セーニャ】と同じ。
子供キャラが多いのは、主人公の半生を描いたDQ5ならではの特徴といえる。
 
声優はCDシアターでは荒木香恵、ライバルズでは内田彩。
前者が兄とは分けられているのに対し、後者は双子ゆえか同じ声優が演じ分ける形を取っている。

DQ5

【エルヘブン】の民の子であるの血と、天空の勇者の末裔たるの血によって生まれた、伝説の勇者の双子の妹。そして【グランバニア】の王女である。
 
男の子ともども【名前】は生まれた時に、親である主人公の立場で仮名文字4字以内で自由に付けることができる。SFC版では、内部データ上「アニー」というデフォルトネームが付いている。
ちなみにSFC版では「ィ」が打てないため兄に小説版の名前(ティミー)を付けられないのだが、彼女は彼女でゲームブック版の名前(フィラ)を付けることができない。
 
勇者ではないものの素質は確かであり、【魔法使い】系キャラとして強力な呪文を操る。
 
なおSFC版とリメイク版とで性格が大分異なっており、前者がややスパイスの効いたそれであるのに対し、後者は相当な直球。双子ながらに兄の事を「お兄ちゃん」と呼び慕う健気な娘になっている。
また、SFC版では兄だけが伝説の勇者である事について特にこれといった描写はないが、リメイク版では思うところが語られる台詞がある。

解説

母親の勇者の血を色濃く受け継いだ兄とは対照的に、動物や魔物とすぐ仲良くできるという、父親譲りの素質をもつ。
リメイク版以降では、会話システムの導入によりその性格がより詳細に描写されるようになった。
【詩人】に憧れるロマンチストであったり、高所恐怖症という点などは、【フローラ】に似た性格といえる。
会話システムによりこの他にも、ニンジンやピーマン、タマネギに魚が嫌いなことや、暑さに弱いこと、眠気に弱いことなども分かるようになった。
基本的には子供らしい喋り方をするが、親に対して(特に主人公に対して)は語尾に「です」、「ます」をつけて喋ることも多い。親としては少し寂しいかもしれないが、8年も会えていなかったのだから少々他人行儀になってしまうのは仕方ない事であろう。
また、少しおませな女の子とされていたSFC版当時のこんなセリフはそのままであるため、あまり積極的に会話していないプレイヤーは少し違和感を感じる…かもしれない。
とはいえ、こまめに会話していればこのようにませたセリフを言う事もあるので、キャラクターが崩壊しているというわけではない。 
また、超常的な感覚に優れており、他の人間には察知できない邪悪な気配を敏感に感じ取ることもでき、その際には頭痛を伴うことが多い。
勇者である兄や父と【大神殿】から母を救出し、共に魔族の王【ミルドラース】を倒す。
 
上述のとおり主人公の娘であることは基本的に伏せられており、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】および関連作品においても、大抵「【王女】」と呼ばれているが、様々な作家の作品において、たびたび主人公を「お父さん」、ビアンカとフローラを「お母さん」と呼んでいたりするので、半ば公然の秘密であった。
SFC時代はただ双子というだけで、兄や妹などと明確には描かれていなかったが、PS2版以降では時代の流れがそうさせたのか、言葉遣いが丁寧なばりばりの妹キャラになった。
ちなみに、SFC版のとあるイベントでは口調が所謂「ボクっ娘」になるが、単にセリフのパターンが1つしか用意されていなかったためである。
リメイクの際には「パーティに男の子がいないが、女の子はいる」パターンのセリフが追加され、違和感が解消されることになった。

外見と変遷

当初は【鳥山明】による公式イラストが無く、オリジナルのグラフィックが使われた。
髪型はストレートボブで前髪も長くサイドに流したような形で描かれている。髪の色は母が【ビアンカ】の場合は彼女と同じだが、【フローラ】の場合は母が濃い青なのに対して、子供たちは主人公のターバンやベラの髪色に近いやや紫っぽい青色となる。
マントの色は母親がビアンカの場合は赤、フローラの場合は黄色。手にしている武器は杖。
 
【公式ガイドブック】では【中鶴勝祥】が新たに描き下ろしたイラストが使われたが、ビアンカ準拠の金髪のみである。イメージが変わり、ちょっとカリアゲ風の短いおかっぱヘアで、左右に二つの緑のリボンが追加された。
ピンク系統の色の服とマント・白色の手袋とブーツを身に着け、左後ろ腰に剣を固定している。武器が剣になったのは双子として統一させるためなどの理由が考えられるが、扱える剣が2種類しかないためどうも釈然としない。
年齢(8歳)以上の幼さを感じさせつつも、10歳にも満たない小さな子供という設定をより強調したものといえる。王家の子ではあるが、家族ともども非常に庶民的で実用的な服装をしている。なのであまりお姫様という印象はない。
当時はフローラバージョンのイラストはほとんどなかったものの、後述するバトルえんぴつやジグソーパズルなどの数少ないイラストにて確認されており、リボンはビアンカバージョンと同じ緑だった。
 
以降はフローラと同じくこちらのデザインが公式となり、後に【鳥山明】によって改めて同様のデザインで書き下ろされた。こちらも金髪のみである。
PS2版以降のグラフィックではきちんとリボンも描かれ、母がビアンカの場合はイラストと同様に金髪に緑リボン、母がフローラの場合は母とお揃いの青髪に黄色のリボンとなる。服の色は共通。
DS版以降では、追加キャラである【デボラ】が母の場合は黒髪で赤いリボンとなる。
 
ちなみにSFC版の時代に発売されていた【バトルえんぴつ】のイラストはフローラと同じ青髪だが、兄である男の子の髪の色はなんとビアンカの息子であることを示す金髪である。
開発が両方の妻キャラに配慮した結果なのかもしれないが、揃えるとまさかの異母兄妹となってしまうことに。
その後、PS2版の時期に発売されたものは両方金髪となっている。

戦闘能力

SFC版

魔法の才に恵まれており、8歳にしてイオナズンだのマヒャドだのドラゴラムだのを使いこなす末恐ろしい娘。いずれも攻撃範囲が全体に及び、一見、属性の使い分けもできるようにみえるのだが…。
まず、息子と同じく青年時代後半にLv5という低いレベルで加入するため、しばらくは表に出しても足手まといになるだけ。
しかも、青年時代後半は馬車の入れないダンジョン内の探索が続くため、馬車に入れておいて成長を待つというのは難しい。活躍させるには腰を据えたレベル上げが必要となる。
しっかりレベルを上げて、魔界突入前にマヒャドまで覚えさせることができれば、かなりの活躍が期待できる。バイキルトやルカナンによる攻撃補助もこなせるため、ボス戦でのサポート要員としても非常に有能。
また、さすがに双子の相性は抜群で、互いの穴を補い合うかのような呪文のラインナップとなっている。
ある程度レベルが上がるとライデインとイオラのコンビネーションでじゃんじゃん雑魚を蹴散らしてくれる。
 
天空装備がタダで手に入る男の子(ただし鎧の入手はかなり先)に対し、女の子は加入後に早い段階(母親がフローラの場合、及びリメイク版であるイベントを消化済みなら加入直後から)で強力な耐性を持つ【みずのはごろも】を装備出来る。そして冒険を進めると【プリンセスローブ】【おうごんのティアラ】という準専用装備が手に入る。
また、道中で【ようせいのけん】【シルクのビスチェ】【かぜのぼうし】【しあわせのぼうし】などの優秀な装備品が手に入るので、お金がかかる心配もほとんどない。
その年齢と幼い容姿に反し、【おどりこのふく】やシルクのビスチェといった【セクハラ装備】を母親と共有可能。しかも耐性を重視した場合、最終装備の最有力候補までセクハラ装備の【てんしのレオタード】
いくらなんでもこれは危険過ぎやしないだろうか?(一応【エッチなしたぎ】が装備不可能なのは最後の良心か…)
 
しかし、魔界では娘の得意呪文が効きにくい敵が増えるため、とたんに活躍が難しくなる。
攻撃呪文や補助呪文だけではなく、【しゅくふくのつえ】【けんじゃのいし】による回復も任せるといいだろう。
魔界直前で復帰する妻とは装備と補助呪文が被るうえ、妻の覚えるメラ・ギラ系の方が敵の耐性の穴を突きやすい。
ドラゴラムという切り札もあるが、【やまびこのぼうし】の効果が得られずコストパフォーマンスが悪すぎる上、AIは使ってくれない。特に、妻がフローラだった場合には最大の長所であるイオナズンまで被るため、何かと彼女の影に隠れがち。
スタメン枠が3人という事情もあり、補助役は1人いれば十分であるため、妻のレベルがある程度追いつくころには控え組か、最悪の場合は酒場送りになることも。
それまでは彼女専用だったプリンセスローブも、母親に没収されやすい。
妻には装備できない【みかがみのたて】を装備可能という耐性面でのアドバンテージを持つため、打たれ強さで対抗したいところ。
妻を戦力として使うためにはある程度のレベル上げが必要になるので、そのまま娘を使い続ける選択肢も十分にあり得る。
 
ステータス面ではMPと素早さの伸びが良く、力とHPはあまり伸びないため、呪文中心で戦うのがセオリー。
敵の耐性が分からない時はAIに任せてみるといいだろう。
ちなみに、【最大レベル】であるLv99でのステータス合計値が人間キャラで最高という報告もある。
さらに、仲間モンスターを含めても僅か1ポイント差で【ヘルバトラー】に次ぐ2位である(ただし、実質死にステのかしこさを除くと、ヘルバトラーとは106ポイントの大差となるが、それでも2位である)。
 
最終的には力が170、身の守りが180、それ以外はいずれも最高水準まで高まるため、そこまで育てれば【グリンガムのムチ】を装備させて打撃もそこそここなせるようになる。
なお攻撃力170は野生の【ゴーレム】と同じ数値。腕力でゴーレムと拮抗する幼女という恐ろしい絵面になるが、【ドラゴンクエスト5のあるきかた】の挿絵で実際に描かれてしまった。
【キラーピアス】+【バイキルト】も有効で相手によっては山彦メラゾーマ以上の威力を叩き出す。魔界でも女の子を使うなら山彦メラゾーマを使えない欠点を少しでもカバーしてやりたいところである。
ただ、その頃には打撃に関してはもっと強い連中がそろっているので、あまり意味はないかもしれない。

リメイク版

スタメン枠が4人に増えたことで、晴れて一家4人で魔王討伐というスタイルも可能になった。
一方で、山彦の帽子が削除された影響で、魔法使い系キャラ全般が大幅に弱体化してしまった。
しかし、逆にいうと、それまでは妻一人でこなせた仕事が、2人以上で協力する意味を持つようになり、
スタメン枠が増えたことと相まって、母親と協力してサポートに回るというスタイルも可能。
フローラとの性能差もかなり埋まり、2人揃ってイオナズンを唱えれば、山彦イオナズンを疑似体験できる。

習得呪文

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期586018303167243480
途中2040855768701857248246
404910670120118251173620571
最大991702551802552555115107193379

耐性

無効(なし)
強耐性ザキ・麻痺、ラリホー、マヌーサ、マホトーン、メダパニ、毒、休み
弱耐性(なし)
無耐性メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、マホトラ、ルカニ、メガンテ・体当たり

天空物語

もう一人の主人公で、名前は「ソラ」。
由来は「天空」の「空」からだろう。
公式の方で、双子の「兄妹」という設定が登場する以前の作品だが、こちらも兄妹という設定である。
グランバニアで双子の兄のテンや、サンチョ・ドリス・オジロンらと共に父の帰りを待ち続けている。
テンが天空の剣に選ばれた事を知り、最初はその事に対してコンプレックスを抱くも後に和解。
テンと共に父を探すための旅を始める事になる。
 
性格は大人しいが、いざという時は強い。
呪文は初期に習得したルーラの他に、原作では使えないメラやギラも何故か使える。
魔法が使える為か捕らえられる時に【マホトーン】を必ずかけられる。

小説版

第三巻より登場。本名は「ポピレア・エル・シ・グランバニア」だが、愛称はポピー。
これは、小説版におけるパパスの本名「デュムパポス」が由来。
母親はビアンカであるため金髪。
勇者には選ばれなかったものの、父から魔物使いとしての素質をしっかりと受け継いでいる。
人語を話せないモンスターとも会話ができ、通訳を担当。魔物使いとしては親である主人公を上回るのかもしれない。
それ以外では船の設計ができることが判明している。齢8歳でこれができれば勇者でなくても尊敬されるくらい十分優秀である。
その反面、ネーミングセンスは疑問が残る。血は争えないのだろう。
青年時代前半のルーラ会得エピソードはカットされており、主人公が覚えない。ルーラの呪文は彼女の専売特許のような位置づけになっている。
途中、テルパドールでアイシス女王より【マホカンタ】の呪文を授かる。
なお、エンディングでは【コリンズ】と早くも婚約している。

ゲームブック版

名前は「フィラ」。最終巻では固定メンバーとして冒険に参加する。ただし一部のダンジョンで仲間モンスターかサンチョを連れて行く場合は馬車で留守番することになる。

CDシアター版

CDシアターでの声優は荒木香恵。

ユア・ストーリー

存在しない。
リュカとビアンカの子は天空の勇者である男の子【アルス】だけとなっている。
そのため、原作にあったルーラを使いこなすシーンもストロスの杖で父を助けるシーンも、全てアルスに持っていかれている。
ちなみに原作に存在した「主人公の子供が妖精とコンタクトを取り、過去のサンタローズへ行くまで」のシーンは「主人公リュカが一人(+スラりん)でなんとかした」という展開にアレンジされており、アルスどころか子供が不必要になった。

DQ6

裏ダンジョン内の【デスコッド】にそれらしき人物が登場する。姿は一般の【女子供】のグラフィック。
地下室で【サンチョ】や男の子とともにおり、「石になったお父さんを探して」旅をしているらしい。

リメイク版

「とおいみらい」の夢を選んだ場合に、三つの髪色全てが「タバサ」という名前で登場する。
いずれも兄と一緒におり、ビアンカバージョンは宿屋にて母とともに店番をし、フローラバージョンは屋外で母とともにピクニックをし、デボラバージョンは唯一母とは離れ村長の家の地下室(SFC版の女子供と同じ位置)にいる。
宿屋にいるタバサに話しかけると、【キラーパンサー】の名前を忘れてしまったので思い出すのに協力してほしいと頼まれ、羅列される10個の名前候補から1つを選ぶことになる(つまりDQ5のベビーパンサー命名イベントと同様)。

バトルロード2・バトルロードビクトリー

男の子と共に晴れて主人公として登場する。兄同様、容姿は金髪。
プレイヤー層が男の子が多く、自己投影で自分の名前をつけてしまうが為かその姿を見ることは少ない。
アーケードともなると好きな女の子の名前をつけて登録するのがむずかしいのかもしれない。
ステータスは同じなので好みによるが、男の子同様鋼の鎧を着たり斧を持って叩き切るという、豪快な姿を見ることも可能。
また、鎧やローブを装備せずに旅人の服のままであれば、男の子との見た目の違いが大きくなる。
なお、スカートを履いているがその下はCERO対策なのかスパッツを履いている(原作の時点では男の子が服の下にズボンを履いていないのと同様スパッツ設定されていなかったが)。ドラクエではこれを皮切りにスカートの下にスパッツもしくはホットパンツを履いてCERO対策を施している。

シアトリズム

プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。兄同様に金髪で、ようせいのけんを持っている。初期職業は【魔法使い】

トレジャーズ

兄とセットの【金髪の双子の像】【青髪の双子の像】【黒髪の双子の像】がお宝として登場。

ライバルズ

第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」にて「タバサ」名義で実装。共通カードである英雄カードの1枚。(コストは1)
先に述べた通り、CVは兄と兼任で内田彩。ちなみに、兄妹共々ボイス付きの初の英雄である。
金髪で実装されたが、後に青髪、黒髪に変更できるようになった。

レベル1 コスト0 やさしき祈り
自分がコスト2以上の特技カードを使う度、味方リーダーのMPを1回復
この効果は条件を満たすと自動的に発動する

レベル2 コスト0 魔力共鳴
自分がコスト2以上の特技カードを使う度、カードを1枚引く
この効果は条件を満たすと自動的に発動する

レベル3 コスト3 天空の英知
この対戦中に自分が使用したコスト2以上の特技カード1枚をコスト-1して手札に加える
この効果で同名のカードは重複して手札に加わらない

特技に特化した性能(ただし武闘家の武術カードのような、最軽量レベルのものには反応しない)。じっくり戦う色が強く、そういう意味でも速攻型の兄とは正反対の性能。
特技カードは比率や有用性に差こそあれど、基本的にどの職業にもあるので兄より汎用性は高いだろう。
兄と比べるとレベルの進みは遅いが、その分リソース補充が強く行えるので長期戦にはめっぽう強い。
父母の石化からの復活を辛抱強く待った彼女のように、辛抱強く粘り強く戦って勝利を見出そう。
 
ちなみにレベル2スキルでは母と一緒に手をかざして魔力を共鳴させている。タバサ本人の髪色によって、もちろんここで手をかざす母親も変わる。

ライバルズエース

「王女タバサ」名義で、やはり兄と同時に勇者専用カードとして実装。こちらもまず金髪で実装され、後に青髪と黒髪への交換が可能になった。

2/2/2 冒険者
召喚時:この対戦中に自分が使用した特技カード1枚をコスト-1して手札に加える
(通常版初期の能力)

2/10/10 冒険者
召喚時:この対戦中に自分が使用した特技カード2枚をコスト-4して手札に加える
(プレミアム版最大レベル能力)

英雄カードのレベル3の能力を再現した、タクティカルな効果。
コンボの継続などの特殊な戦い方を助けてくれるため、ボス戦じっくり戦うのに向いているだろう。
【ロトの盾】を始めとする勇者専用カードの特技を使いまわせると強力。
冒険者なのでサーチや再利用もしやすく、リソースをどんどん増やして押し切ったり、試練の間のボス戦ではコンボで勝利を狙ったりと使い道が広く非常に優秀。
実装当初は最大強化で6/6だったが、兄に合わせてスタッツ強化されコンボ目的以外でも使いやすくなった。
プレミアム化すると回収枚数が増え、上限突破するとコスト軽減が伸びるのでより重い特技を使いやすくなる。
アップデートでレベル4以上?で効果発動時に祈るムービー演出が入るようになった。

星ドラ

コラボイベントには登場しないが、オープニングムービーにて父親と兄と共に映っているほか、天空シリーズの常設イベント「HISTORY OF MASTER DRAGON~天を翔ける黄金竜~」では【プサン】から「天空の勇者の妹」として言及されている。いずれの場合も金髪。
また、先ほどの常設イベントとDQ5コラボイベント後編では彼女のコスプレ装備が「タバサの服」名義で登場。三色全ての髪色のかつらも登場している。服はドロップ装備だが、頭装備の「タバサへアー」はDQ5イベント内で3人の中から選んだ想い人(原作の【結婚】イベントに相当する)と同じ髪色のものしか入手できない。性能は三色全て同じ。
因みに、青髪と黒髪の場合でもリボンは緑色。服の色はピンクが強調されているため、SFC版公式ガイドブックのデザインがベースになっている模様。

ウォーク

「タバサ」名義でDQ5イベントの第4章で誕生し、第5章から登場。尺の都合か、主人公の妻が名付けたという事に変更された。戦闘中に助っ人として参戦する。通常攻撃は剣。
はじめからヒャダルコを習得しており、レベル5でイオラ、レベル10でマヒャド、レベル15でイオナズンを覚える。
また、メガモンスターとして登場する【ミルドラース】へ与えるダメージが増加するほか、攻撃呪文ダメージが最大40%まで上昇。イオ属性なら60%まで上昇する。
ただ、ヒャド系もイオ系も全体攻撃呪文で単体の威力は低く、そもそもミルドラースはこの2つに耐性があるので起用はオススメできない。
 
兄共々、基本的に母親の髪色が反映されているが、青髪の場合だけは例外。第6章のイメージイラストはフローラと同じ濃い青色だが、ゲームで実際に登場した時はSFC版同様、薄紫がかった青になっている。三色共に緑のリボンである事も共通している。
このような仕様になった理由は不明。プレイヤーと明確に区別させたかったのかも知れないが、イラストと見比べた時の違和感は気にならなかったのだろうか。

ドラけし!

イベント「天空の花嫁と魔界の王」後半の限定ドラポンで実装。名前は「タバサ」で、髪は金髪。
星4の青属性で、スキルは縦長の六角形範囲を呪文攻撃する「マヒャド」。
 
けしコン!の大魔王ミルドラースでは編成に入れると100pt獲得できる。