【失われし時の怨念】

Last-modified: 2023-11-23 (木) 10:33:13

DQ11S

今作における真の【裏ボス】
【失われし時の災厄】(ドラゴン型)とともに出現し、向かって右側の骸骨の魔人型の敵が「怨念」。
英語版での名前ははTimewyrm。
 
外見は【魔王ウルノーガ】(第2形態)の色違いで、金色をベースとしたカラーになっている。
その正体は「失われし時」を名に冠している通り、【勇者】が時を遡った事で失われた世界(魔王が支配する世界線)が、ウルノーガの怨念という形で具現化したものである。
 
【時の破壊者】に勝利した後【ヨッチ村】を出ると、【ケトス】から【忘れられた塔】の上空に禍々しい気配が現れたと言われ、その場所へ向かうと戦闘になる。
戦闘時は【連武討魔行】【ネルセンの最終試練】と同様に手数が記録され、手数の少なさに応じて獲得できる【称号】が変わる(後述)。

戦闘

HPは約20000にも及び、相方も同じHPを持つため、計40000ものHPを削らなくてはならない。
攻撃力は災厄には劣るものの、それでも他の全てのボスを凌駕する800を誇る。
オリジナルと異なり、怨念の方が属性耐性は高いようだ。

魔王ウルノーガと同様、最初はこちらが後ろに下がっており、失われし時の災厄が前に出た状態から始まる。
後ろに下がっている間は、【バイキルト】【マヒャデドス】【ピオリム】or【スカラ】【ジゴスパーク】【ドルマドン】 (暴走あり)→不敵に笑う と行動する。特に災厄にバイキルトをかけられると手に負えないので【零の洗礼】【極竜打ち】は必須。
失われし時の災厄に8000程度ダメージを与えると、今度はこちらが前に出る。
 
ここでは2回行動で、補助呪文を使わない代わりに上記に加え、痛恨の一撃、【イオグランデ】【絶対零度】【おぞましい雄叫び】【凍てつく波動】と、強力な全体攻撃を中心に行う。特に攻撃呪文は高確率で暴走する。しかし、一番気を付けなければならないのは【魔界の瘴気】
これは数ターンの間こちらの呪文や特技をモンスターズの【しょうひMP×2】と同じ効果にし、MPの枯渇をより早めるえげつない効果がある。しかも効果が切れると高確率ですぐさまかけ直してくる。効果中はMPが少なくて済むような攻撃を中心に行っていくか、【エルフののみぐすり】を惜しみなく使うしかない。
また、この間に失われし時の災厄も1回行動だが普通に攻撃してくる。攻撃呪文と災厄のまがまがしい閃光には【マジックバリア】で対抗しよう。
失われし時の怨念に8000程度ダメージを与えると災厄も前に出て一緒に襲ってくる。
 
今度は、1~2回行動で今までの行動に加え、憎悪をたぎらせ一気に2匹とも【ゾーン】状態にしてくる。こうなると直後に連携技で毎ターン200程度ダメージを受ける【時獄陣】や、全体500ダメージを与える【カオスマダンテ】も使ってくる。
また、こいつ自身はあまり通常攻撃をしないのでバイキルトが怨念の方にかかったら(少なくとも、下記の通り災厄を倒して3回行動になる前なら)放置して構わない。

災厄を倒すと3回行動にグレードアップする。
消費MP倍増は重いが、MP回復アイテムが十分あるなら他の搦め手はそれほど怖くなく、攻撃呪文は耐性装備とマジックバリアで十分対応できる。
集中攻撃でどちらかを倒すなら、こちらを残す方がいいだろう。
ただし、それでもスカラによる遅延と合わせてのMP切れ、あるいは痛恨、暴走呪文の連発やジゴスパークの雷耐性低下が刺さる等による事故のリスクも残るので、災厄を倒すまでは適宜2体同時攻撃を入れて体力を削っておくべきか。

絶対零度、おぞましい雄たけび、ジゴスパークの追加効果に加え、災厄の使う状態異常も考慮すると、【スーパーリング】【エルフのおまもり】を全員に2つずつ装備させるぐらいでないとまともに戦えない。(こちらを残す場合は麻痺耐性のあるスーパーリングを装備しよう。非売品素材の【紅蓮の大木】がエルフのお守りに使う【オリハルコン】より入手しやすいという面でも、どちらかといえばこちらを残す方が戦いやすいと思われる。)
 
手数に関係なく倒すと戦利品として【失われし時の砂時計】【妖魔のバニースーツ】【時の守護者】【称号】が貰え、100手以内に倒すと【疾風の時の守護者】、50手以内だと【神速の時の守護者】も貰える。
最初から50手以内に倒せれば下位の称号も同時に獲得できるので、称号獲得の為だけに3回倒す必要こそないものの、ただ倒すだけでも厳しいのに、それを50手以内に倒すのは至難の業。全員レベル99は当たり前、装備も最強クラス、時には過剰な【ドーピング】の敢行も必要になるだろう。
また、砂時計にはこいつを倒したターン数が記録されており、これを使うと再戦できる。
この戦闘の後で3Dと2Dを入れ替えると何故か妖魔のバニースーツが無くなってしまうので、移行後再度入手する場合は再戦が必要。

すべての敵が強い

ただでさえ苦戦するのに輪をかけて強くなる。鉄板だった【グレイグ】【におうだち】戦法も【おぞましいおたけび】の特殊な仕様によりにおうだち中に受けると即死、【ベロニカ】は素のHPだと相手の攻撃の組み合わせ次第ではレベル99でも1ターンで0になってしまうほど。
いてつくはどうがあるとはいえ【マジックバリア】【スクルト】を使用しないとあっという間に壊滅してしまうので、少しでも余裕があれば唱えておこう。
当然回復は【ベホマズン】クラスの回復手段は必須だが、魔界の瘴気でMPがあっという間に尽きてしまうので、【エルフののみぐすり】は可能な限り持ち込みたい。復活が使えないメンバーには【せかいじゅのは】も持たせておくと安定感が上がる。

攻撃手段は最強クラスの攻撃を惜しみなく投入したい。1匹の時はカミュの分身からの【心眼一閃】、2匹が前に出てからは【デュアルブレイカー】やイオグランデ、【ばくれつきゃく】等で削っていくのがいいだろう。
また、におうだちは上記の通りおぞましいおたけびが来ると即死してしまうが、逆に言えばグレイグが死ぬだけで済むということなので復活を前提にすればマホカンタをかけ呪文反射で削っていくのも有効。
とにかく攻撃が激しく全然攻撃が出来ないターンが続くのもザラなので、辛抱強く耐え、隙を見てダメージを与えていこう。

なお、50手以内にもらえる称号を目指す場合、全く状況が安定せず常に即死の危険が付きまとうので、まともにやりあっても達成するのは非常に難しい。
一番楽なのは妖魔のバニースーツを着たマルティナ単騎で戦うことだろう。他のメンバーは回復せず棺桶に入っていてもらうことで手数を削減できる。
この場合でも通常状態だとダメージが全然足りないので、【ブラウニー】を狩って力を999まで上げてから臨もう。

星ドラ

2020年4月16日に開催されたイベント「世界を滅ぼす災厄と怨念」で登場。