【旅の宿】

Last-modified: 2022-03-31 (木) 09:25:08

概要

要するに【宿屋】のこと。DQ5など一部の作品では宿屋の主人の台詞が「ようこそ 旅の宿へ。」となっている。
DQ7では大きな宿屋を備えた「旅の宿」という場所があり、以下ではそれについて解説する。
【旅の宿屋】(DQ7)や【旅人の宿屋】(DQ3)との混同に注意。

DQ7

【ダーマ地方】の東にある大きな【一軒家】。過去・現代の両方に存在する。音楽は【やすらぎの地】

過去

【謎の神殿】からの旅の扉のすぐ近くにある。
中は広く、宿屋だけでなく【武器屋】【防具屋】【道具屋】に教会、地下には【酒場】まである。
さらに外にある【井戸】の中には【カジノ】が広がっており、正直ヘタな町よりも設備が充実している。
 
ここを訪れている旅人曰く「【ダーマ神殿】を目指す旅人が最後に訪れる宿」らしく、この後シナリオに関わってくる【勇者を目指す戦士】ともここで初対面となる。
この宿の居心地の良さについ居ついてしまったり、カジノにハマって抜け出せなくていつまで経ってもダーマへ出発できないという旅人もいる。そのお陰で運良く難を逃れたという人も。
ちなみに【メルビン】によると、元々は宿ではなく寺院だったらしい。
なお過去では調べると【あくまの書】が襲ってくる本棚があるので注意。
 
ここのカジノはDQ7では初のカジノになるわけだが、例に漏れず交換所の景品の【まほうのほうい】【ドルフィンシールド】はこの時点ではかなりの高性能。それだけならまだ珍しい話ではないのだが、DQ7のカジノには【ラッキーパネル】がある。
過去旅の宿のラッキーパネルは1回わずか5コイン=100Gだが、手に入る景品には豪華な物が多く、少し粘れば味方の装備を飛躍的に強化することが可能。
余ったアイテムを換金すれば、Gも面白いように溜まっていく。
ここで【ウォーハンマー】【みかわしのふく】【あつでのよろい】辺りを手に入れると、この先のシナリオがしばらくの間ヌルゲーと化す。
DQ7のカジノのコインの稼ぎやすさと相まって、バランスブレイカー具合は他作品のカジノを大きく凌ぐ。

現代

現代でもそのまま残っているが、祭壇の上に立っている神官風のオッサンは、山賊討伐前は彼らについての注意喚起を、討伐後も「山賊が討伐されたらしい」という噂話をするだけで、過去にいた神父とは違いセーブはしてくれない。セーブ&ロードを利用して現代カジノで稼ぎたい人にとっては、地味に不便な仕様である。リメイク版でもこれは変わっていない。
ラッキーパネルは現代になると1回25枚のパネルになり、更に強力な武具が手に入るようになる。

リメイク版

ラッキーパネルから延命パネル(ノーマルパネル)が消滅、全て商品パネルになり、シャッフルパネルも見つけやすくなった。
元々遊べば遊ぶほどカネが増えるボーナスゲームだったがさらに拍車がかかった。
【どとうのひつじ】の弱体化など目じゃないほどのバランスブレイクっぷりなので、本来のゲームバランスを楽しみたい人は手を出さないほうがいいだろう。
 
しかしながら、この次は例の難関ダーマ編なので、むしろここである程度稼ぐのが本来のバランスのような気がしないでもない。神殿に行く前に存分に装備を整えよう。