【私はシンシア】

Last-modified: 2020-06-11 (木) 08:37:49

DQ11(3DS版)・DQ11S

クエストNo.70(【冒険の書の世界】)。
導かれし者の祭壇から行ける【山奥の村】で受けるクエスト。
 
村人に追いかけ回されている【スライム】に話しかけると、【シンシア】という少女が【モシャス】で化けたものだが、魔法が解けずに困っているという。
魔法を解くためには【大賢者の杖】が必要だというので、【ふしぎな鍛冶】で杖を作って村に戻り、彼女の魔法を解いてやる。
DQ11の世界で受ける【鍛冶職人の親心】【アタイのケジメ】と違って、作った杖をくれてやる訳ではないので、クリアしても杖を失う心配はなく、杖の+値も関係ないが、大賢者の杖を作るのに必要なレシピ本は【さいごのかぎ】がないと取れない為、クリアできるのはエンディング後に過ぎ去りし時を求めた後となる。
報酬は【ヒヒイロカネ】
 
因みに、DQ4の冒険の書の世界を全てクリアした際にできる銅像は男勇者を模っているが、ここでシンシアが語る「友達」は「主人公のようなサラサラヘアーじゃなくて、緑のくせっ毛を持った子」と、どちらかといえば女勇者を彷彿させる。
なお、英語版DQ11Sにおいては、男勇者のことを言っているのははっきり伝わるものの、髪の説明が「ワイルドでくせっ毛の、大きな茂みのよう」と、女勇者としか思えないものになっている。

余談

シンシアの幼なじみである勇者は【混乱時の特殊行動】で「ぼくちゃん スライムよ……」(男)、「あたし スライムなの。うふふふ……。」(女)と喋ることがあり、今作ではシンシアが逆のパターンになった模様。
勇者の謎行動はシンシアの影響だろうか。または幼い頃にそういう遊びをしていたのかもしれない。
そういう意味では、単なる謎行動ではなく勇者にとって(他人には見せたくないかもしれないが)切ない思い出が呼び起されている可能性も考えられる。