【試練の塔】

Last-modified: 2021-08-27 (金) 05:05:44

DQ6

【レイドック】(上)が兵士採用試験を行うために作った塔。
プレイヤーにとっては【山肌の道】の次に挑む2番目のダンジョンで、最初に攻略する塔となる。
この塔に隠された「あるもの」を手に入れて城に戻ってくる、というのが試験の内容であり目標。
一番乗りで目的を達成したものだけが兵士になることができる。
内部は複雑な迷路構造で、【ダメージ床】【すべる床】、謎解きに偽のゴールまで用意されている。
偽物をまんまとつかまされ、城に帰ってソルディ兵士長に報告すると、ショッキングなBGMと共にこっぴどく叱られる。
また、ボスキャラクターが初登場する(BGMは雑魚戦と同じだが)ほか、主人公の妨害をするライバルまで居る。
まさに試練の塔。
 
一番乗りに成功すると主人公が兵士になれるが、失敗した場合は【ハッサン】が兵士になる。
とはいえ、兵士になれなかった場合でも、その後の展開で兵士にはなれるので安心していい。
 
一番乗りに失敗する(ハッサンに先を越される)条件は、「以下の6つのNG行動のうち3つ以上を行うこと」。

  1. 試練の塔の中で、モンスターやボスに倒されて全滅する。
  2. 塔に二度以上入場する。塔の内部に入った後に一度でもフィールドマップに出て、入り直す。
  3. 外観3Fにいる【あらくれ】に突き落とされる(自分から落ちる分には問題ない)。
  4. 外観1F(あらくれに落とされた先)から飛び降りる。
  5. 内部4Fにある3つの扉のうち、同時に2つ以上の扉を開けた状態にする。(一度フィールドマップに出れば扉は全て閉じた状態に戻る)
  6. 外観7F(ネルソンの横)から飛び降りる。

条件1を満たすと必然的に条件2も満たすことになる。
条件4を満たすとそのままフィールドマップに出るしかないので、条件2も満たされる。
つまり、条件3→条件4を満たして外に出ると一発で失敗条件を満たすことになる。
同じ条件は1度満たすとあとは何度同じことをしてもフラグには影響しない。例えば何度全滅して再入場しても他の条件さえ満たさなければ一番乗り可能。
条件3を満たすと外観のあらくれがいなくなるが、条件3を満たさなくとも失敗条件を満たすといなくなる。
ちなみに、塔の4階外観にいるハッサンに話しかけると彼は先に進んでいくが、その先をいくら探し回ってもどこにもおらず、これが原因で先を越されることはない。話しかけたかどうかにかかわらず、失敗の条件を満たすと、あらくれと同様に外観にはいなくなる。
最速で失敗条件を満たしたい場合は塔に入場してすぐに東側の出口から外観に出て飛び降りて(条件4)、再入場(条件2)したら4階で違う扉を開ける(条件5)と早い。
 
ここで戦うことになるボスは、【とうのへいたい】【ネルソン】
とうのへいたいとは必ず戦うことになるが、ネルソンと戦うには一番乗りになる必要がある。
進め方次第では、そもそも戦えなかったり、負けた後に一番乗りされ、二度と戦えないまま、ということもありうる。
一番乗りするつもりなら、塔に入る前にレベル上げをし、レベルを7まで上げて【ルカニ】を覚え、【ブーメラン】【うろこのよろい】を買い揃え、【やくそう】を沢山買い込んでおくといい。
 
試験の真の目標であるくじけぬこころは、実際にアイテムとして手に入る装飾品の一種だが、ここで手に入るものは、レイドックに帰った時に【ソルディ】兵士長に回収されてしまい手元には残らず、一番乗りに成功した場合にだけ貰えるアイテムも特に無い。
また、ハッサンとともにファルシオンを捕らえるイベントは、主人公とハッサンのどちらが兵士に合格したかに関わらず必ずこなすことになりその後に兵士にもなれるのでこの塔で無理して試験の合格を目指す必要は無い。
ネルソンを倒して得られる経験値は要らないというプレイヤーや、「是が非でもネルソンを倒して『くじけぬこころ』を手に入れたい!」という意気込みが無いのならハッサンに先を譲ってしまってもいいだろう。
一応、【きんのゆびわ】だけは序盤では貴重な装飾品なので、もらい忘れないようにしておきたい。取り逃してもそこまで大きな損は無いが、主人公の守備力を少しでも上げておきたいのなら是非手に入れておこう。
 
なお、この塔の内部の低層には【きりかぶこぞう】【アロードッグ】などの雑魚モンスターが出現するのだが、外観や4F以上のフロア(矢印のすべる床がある部屋)ではエンカウントがほとんど発生しない。
1F~3Fもエンカウント率はそこまで高くはなく、しかもフロアが変わるごとに歩数カウントがリセットされるのでなかなか遭遇しない。
初見で迷いながら進んだとしても、せいぜい4~5回エンカウントすれば多い方で、道順を把握していると、ボス戦以外は一度も敵が出現せずにクリアということも普通にありえる。