【すべる床】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 14:21:30

概要

ダンジョン内にある仕掛けの一種。滑るとは言っても所謂ツルツル床などではなく(そちらは【氷の床】を参照)、一種のベルトコンベアーみたいなもの。
というか実際にWizardryシリーズでは同様のギミックが「ベルトコンベアー」という名で#5(Heart of the Maelstrom)に登場している。同作のApple II版は1988年の発売なので、元ネタになった可能性もある。
 
何マスかにまたがって矢印が描かれており、この床を踏むと矢印の方向へ無理矢理移動させられる。
これに乗っているときの主人公たちは、体の向きを変えないまま終点まで滑り続けることになる。
迂闊に乗ると大体落とし穴直行だが、これに乗らないと宝箱や階段に行けなかったりもするため騙されないように。
まぁ最初の床は罠で、一つだけ方向が違う床が正解であることが多い。
いずれにせよよく観察してから乗るべきである。
基本的に移動中のエンカウントはないが、DQ6の【ムーアの城】など例外はある。

DQ4

【パデキアの洞窟】で初登場。リメイク版では滑るような音がする。
全フロアに設置されており、特に地下3階にはびっしりと敷き詰められており、じっくりと観察することが必要。
その後【王家の墓】でも地下の全フロアで登場。
ここでは最初は滑る床に乗って最下層まで行き、その後は一切滑らずに地下1階まで戻る必要がある。
【闇の洞窟】の一部フロアでも登場する。
ちなみに、FC版の闇の洞窟でこれに乗ると、並び順3番目と4番目の馬車両端に並ぶメンバーが置いてきぼりにされて、先頭および2番目のキャラと【パトリシア】と馬車だけが滑って移動していき、終点に到着すると置いていかれた2人が飛んでくる現象が見られる。
 
なおFC版ではセレクトボタンを押し続けると、【ポーズ】機能で画面を止めることができる。

DQ5

【エビルマウンテン】でのみ登場。
【せいなるみずさし】【たいようのかんむり】のあるフロアに存在する。
 
リメイク版のすごろく場にも登場。

DQ6

序盤では【試練の塔】で登場。
その後はずっと出てこないが、忘れた頃にラスダン【ムーアの城】の2階で再登場する。
ここではスイッチを踏むことで滑る床を出したり消したりすることができる。

DQ7(PS版)

ラスダン【ダークパレス】の深層部にある。
従来と違って矢印床ではなく、流れる帯状の光のようなものとなり、床だけでなく壁面にも張り付いている。
リメイク版ではダンジョンの構造が変更され、滑る床は削除された。

DQ10オンライン

Ver.5の【朽ちた霊廟】で登場。
紋章のような模様の上に矢印が浮かび上がっている。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】【パデキアの洞窟】で再現されている。

DQM1

特殊フロアの1つで、【よろこびのとびら】【ちえのとびら】から3の倍数の階数に現れることがある。
パターンは3通りある。
【迷いの森】と異なり敵が出現し、滑っている間もエンカウントが発生する。滑っている間はメニューの開閉が出来ないので通常のフロアよりも危険度が高い。
不評だったためか、PS版では教会と道具屋以外の特別な部屋と共に廃止された。

DQM3

DQ4原作とあってかモンスターズシリーズで久々に登場。【鉄鋼砦の魔界】・上級の【ヘルバトラー城】に設置されている。
レバーで床の向きを変える所もある。

ヒーローズ2

【闇の浮遊城】で久しぶりに登場。強力な魔力が込められている。
扇風機の向きを切り替えて進路を変える。
【アリーナ】【ハッサン】が自分の世界にあることを思い出してボヤくシーンがある。

勇者ヨシヒコと導かれし七人

11話で登場。仕組みが分からず階段にたどり着けないなか、ムラサキが正解のルートに気づいて階段までたどり着いたが、空気を読まないヨシヒコによってふりだしに戻されてしまう。

ライバルズ

第3弾カードパック「不死鳥と大地の命動」で新登場した要素、地形の一種。武闘家専用。
初期リーダーはアリーナなので、彼女との出会いの地であるパデキアの洞窟を意識したのだろうか。
 
効果としては、上にいるユニットを強制的に前列に移動させるというもので、自陣に張れば【アカリリス】などの移動シナジーに役立ち、敵陣に張れば【しんくうげり】のような武道家お得意の前列攻撃の射程圏内に無理矢理敵を収められる。
どちらも強力な使い方だが、前者は相手も武闘家だと危険が増し、後者は相手のにおうだちユニットを後列に下げて無視するプレイが封じられることになるのでそこに注意。

ドラけし!

輪を描くように設置されており、1ターンごとに床に乗ってる物を1マスずつ動かす。

関連項目

【氷の床】
【すべる床のフロアマット】