【ダンシングメイル】

Last-modified: 2023-09-05 (火) 21:00:54

概要

DQ7以降に登場する鎧。
かつて、とあるスーパースターが開発した鎧で、身につけた者は軽快なステップを舞うことが可能となり、物理攻撃の回避率が上昇する。
【みかわしのふく】の上位種と言っていいだろう。
 
なお、イラスト的には初期デザイン(下が前垂れ)の【おどりこのふく】の上半身が鎧になった、いわゆる『ビキニアーマー』の亜種みたいな感じとなっている。

DQ7

移民の町の【グランドスラム】で6300Gで買うか、【ミステリピラー】のドロップのみ。
守備力は37、回避率は1/6。回避率上昇を考慮して守備力の低さは目をつぶるにしても、呪文やブレスに耐性がないのはかなりキツい。
【アイラ】【マリベル】の女性専用。マリベルが魔法服系ではなく「鎧」を装備できるのはなかなか珍しい。

DQ8

錬金でのみ手に入る。レシピは【おどりこのふく】+【シルバーメイル】
残念ながら【ゼシカ】は着られず【ククール】専用。いかにククールが美少年(美青年)といえど、野郎が着ても嬉しくないぞと毒づいたプレイヤーもいるのではなかろうか。
守備力は57。物理攻撃の回避率は1/8。
 
パッとしなかった前作から一転、物理攻撃が最も脅威となるボスがちらほら存在する本作では有用な鎧。
中盤の難所【レティス】戦に備えて作っておくといい。
ずっと後の【竜の試練】でも、呪文やブレスよりも一撃で沈めにくる痛恨がよほど厳しい場合があるので、回避率の高い装備で身を固める作戦が有効。
ククールはみかわし重視で固める場合これと【ファントムマスク】が最終装備となる。回避率は23%。
守備力や耐性では【ドラゴンローブ】などに大きく劣ってしまうので、相手に応じて付け替えよう(たいていは耐性重視でOK)。
なお、ククールはさらに【格闘スキル】の「素手の時みかわし率アップ」も取得することで、回避率を計算上62%まで高めることができる。ただし、格闘スキルのみかわしは敵より相当レベルが高くないと発動しないので注意。
 
【錬金術】にも適している。5個目までなら8200G、6~10個目だと5740G、11個目以降は2460Gで売れる。
踊り子の服が1300G、シルバーメイルが4300Gなので、これを作るには5600Gかかる。
船を手に入れた直後は色々と買うものが増えるので、シルバーメイルが販売している【サザンビーク】【サヴェッラ大聖堂】に辿り着いたら5着分転売しておくと良い。
5個目までなら1つ2600Gと大儲けだが、6~10個目だと140Gずつしか儲からず、11個目以降は赤字となる。
永続的に儲けることはできないものの、合計13700G(6~10個目をやらなければ13000G)も儲けられるので十分金策。

3DS版

相変わらずゼシカは着られないが、新入りの【ゲルダ】も装備できるようになっている。こちらはちゃんと女性なので安心しよう。
ただ彼女には【くノ一装束】という上位互換品があるので、入手後はそちらに切り替えた方がいい。
 
装備のみで得られる回避能力は【モリー】がいちばん高い(ファントムマスクと【やみのころも】を持たせて約34%)が、前述のように格闘スキルのみかわし効果(「格下の相手なら50%の確率で避ける」)を加えればククールとゼシカの回避率が上回る。
この高い回避率が輝くのはやはり【追憶の回廊】で、運が良ければ連中の破壊的な痛恨すらスカせるため戦局の安定に繋がる。そして格闘スキルで【大ぼうぎょ】も覚えるため、みかわしに期待するなら【モリーアップ】のはぐれメタルのように、先頭に立たせて壁役を任せるのも一興。

DQ11

【カミュ】【シルビア】【マルティナ】が装備可能な鎧。
うち直しに必要な宝珠は13個。

-+1+2+3
守備力72747780
みかわし率4%

 
【ふしぎな鍛冶】で作成できる。レシピは【ミスリル武具のレシピ】に記載。
必要材料は【ミスリルこうせき】×3、【みかわしそう】×2、【レッドベリー】×2。
 
やはり属性耐性がないのだが、作れるようになる頃にちょうど強力な直接攻撃を得意とする【鉄鬼軍王キラゴルド】と戦うことになるので、万全を期するなら作っておくと役に立つこともある。
ただレシピ入手のためのクエストで、一度ルーラ登録の切れた【海底王国ムウレア】に行く必要があるため、ストーリーから少し寄り道をする必要がある。
何よりも他の装備でみかわし率をあげられる仕様から、ダンシングメイル単体ではみかわし率が4%しかないのが難点であり、この時点でみかわし率があげられるものをかき集めてようやく10%程度になるかどうか。
具体的に言うと、キラゴルドと戦う前に揃う装備では、

しかもサウザンドダガーとみかわしのカードは1つのみなので、3人ともを限界までみかわし率を上げることは不可能。
さらに言うとみかわし率にどうしてもこだわるなら【しっこくのマント】と言う手もあるので、実際のところは今作だとそれほど有用とは言い辛い。