【遥かなる旅路】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:13:43

概要

【ドラゴンクエストの楽曲】の一つ。
DQ2で使われるフィールド曲。
 
構成=A:6小節、B:8小節、C:12小節
調=ニ短調(Dm)
BPM=111(SFC版)
拍子=4/4
 
当初の演奏順序は「A→B」。
【すぎやまこういち】によると、作曲する際に「ロシアの広大な大地を思い浮かべた」とのこと。雄大さと寂しさを兼ね備え、ローレシア王子の心情がひしひしと伝わってくる名曲である。前作の【広野を行く】と作風が似ており、また最初の5音が全く同じである。
【ドラゴンクエスト ファンタジアビデオ】では「A→B→A」の後さらに転調し「A→B」と演奏された。最初のA部分はイントロのような扱いになり非常にスローになっている。
SFC版からCが新たに追加され「A→B→A→C」となった。これ以降に演奏されたオーケストラ版では、ファンタジアビデオ版にCメロディを加え「A→B→A→C→A」と演奏された後に転調し「A→B」となる。

DQ2

仲間が全員揃う前にフィールド上で流れる。仲間が三人揃うと明るい曲調の【果てしなき世界】に変わるが、一人でも死亡するとこの曲に戻ってしまう。
そこは難易度の高いDQ2のこと、仲間の棺桶を引きずって聴いていたプレイヤーも多いことだろう。とはいえ、しばらく聴いているとこれはこれで中々いい音楽だと気づかされる機会でもあるのだが。
BGMの変更は戦闘終了時の画面切り替わり時に行われる。このため、【ザオリク】【せかいじゅのは】で生き返らせても町などに入るか再び戦闘を介さなければ元には戻らない。

リメイク版

3人揃った後ならば、誰かが死んでいてもこの曲に戻る事はなく「果てしなき世界」がそのまま流れる。
その代わり、【ハーゴンの呪い】によりサマルトリアの王子がイベントで離脱し、パーティが2人になっている間はこの曲に戻る。

DQ10オンライン

Ver.4最終章のタイトルが「遥かなる未来への旅路」である。
また同章では主人公含む王族3人が共に行動したり、敵が世界の消滅を望む神だったり、エンディングで【この道わが旅】が流れたりとドラクエ2を意識したポイントが幾つかある。
その後Ver.5.1の予告映像で登場しているが、やはり本編では使われていない。

DQ11(3DS版)・DQ11S

曲は使用されていないが、【冒険の書の世界】でサマルトリアの王子が合流する前のクエストのタイトルが、この曲名のパロディと見られる【さらに遥かなる旅路】になっている。

DQM1

DQ2の原作再現がされているとびらの最奥部で流れる。
しかし、元よりボス戦の少ないDQ2のこと、使われている場所は【井戸のとびら】【はかいのとびら】の2箇所しかない。一切の寄り道をせずに【わたぼう】を入手するためにこの曲を聴くのはたったの3回である(【はかいのとびら】は二回はいらなければならないため。一回目に【ハーゴン】が、二回目に【シドー】が待ち受ける)。

テリワン3D

DQ2とは何の関係もない【よろこびのとびら】等でもかかるようになった。流石に使う場所が少なすぎるとでも思ったのだろうか?

いたストSP

ここでもDQ2と関係のない【海底神殿】の通常音楽として流れる。しかし豪華なオーケストラ音源なので不満は何一つないだろう。

シアトリズム

難易度ふつう難しい激ムズ
総トリガー113154301

解放チャレンジII-2クリアでミュージックプレイモードに追加されるFMS
背景は平原。

ヒーローズ1

【テリー】加入時に流れる。

ビルダーズ1

【3章 マイラ・ガライヤ編】のフィールドで流れる。
陰鬱なシナリオと、それに見合う寂しいフィールドBGMが続いていた1・2章に比べ、まだ状況は厳しいものの、少しずつ物作りの力を取り戻し、いざ竜王に立ち向かわんとするマイラ・ガライヤ地方の雰囲気にマッチしている。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】のフィールドで流れるBGMとして登場。
原典の世界をもっとも色濃く反映した島なので妥当の選曲だろう。
フィールドBGMでは唯一の続投となった。

トレジャーズ

【ファスカル島】下層で流れる。

ライバルズ

平原ステージにて、何らかのレジェンドカードが場に出るまでの間流れる。

ウォーク

2021年5~6月のDQ2イベントのクエスト受注中のフィールドで流れた。仲間が3人集まっても「果てしなき世界」に変化することはない。
以降は、非常に強力なモンスターが出る「覚醒千里行」のクエスト受注時でこの曲になる。

ダイの大冒険(1991)

「遥かなる旅路~恐怖の地下洞」と一セットになっている。「勇者の故郷~遥かなる旅路」と一セットになっているものもある。

アベル伝説

1話の【ティアラ】の家など、屋内・屋外・ダンジョンを問わず比較的ほのぼのとしたシーンで多用された。メロディはFC版と同じくA・Bの繰り返し。
他には、【ドランの都】でドランについて【ヤナック】が解説するシーンなどで流れる。