【ゴールド銀行】

Last-modified: 2024-05-09 (木) 22:54:05

概要

DQ6から登場した【ゴールド】を預ける施設。
キャッチコピーは「愛と信頼のゴールド銀行」。
 
【ふくろ】が登場したDQ6以来、従来の【預かり所】のうちアイテムを預かる機能がふくろに移行したため、もう一つの機能であるお金を預かる機能だけが施設として引き継がれ、名を変えて再出発するに至った。
  
「銀行」という呼び名ではあるものの、現実の銀行と違って預金に利息はつかないし、融資もしてもらえない。
多額を預金したからといって粗品が貰えるわけでもない。
しかし、15時で営業を終えてしまうことはなく24時間営業であり、早朝でも夕方でも夜中でも、更に休業日も存在しないので本当にいつでも利用できる。
ただし、リメイク版DQ3~DQ5で元々の預かり所が昼のみだったところはさすがに昼のみである(【ネネ】の銀行など)。

本編シリーズ

登場するのはDQ6以降。DQ3~DQ5のリメイク版にも導入されており、オリジナル版の預かり所がそのままゴールド銀行に変更されている。
DQ8では【メダル王女の城】までお預けと、やや登場が遅い。
DQ10オンラインでは預かり所に統合され、預かり所でゴールドを出し入れする機能の名前が「ゴールド銀行」になっているほか、預かり所を使えるようにするクエストの名前が【愛と信頼の預かり所】である。
一方DQ10オフラインではアイテムをすべて道具袋で管理する形式となったため、施設名および役割はゴールド銀行に変更され、クエスト名が【愛と信頼のゴールド銀行】に変更されている。
DQ11では【宿屋】に併設されている。
 
ゴールドを1,000G単位(スマホ版DQ8は1G単位)で、作品や機種によって異なり、上限は

  • 99,000G
  • 999,000G
  • 9,999,000G
  • 99,999,000G
  • 999,999,000G

とまちまち。
DQ9以降のナンバリング作品では一定金額以上を預けると【称号】がもらえる。
単純に持ちきれない額のゴールドを預けておく場合ももちろん重要だが、預けた分は【全滅】しても取られないため、保険を掛ける意味で特に重要な施設と言える。
特にダンジョン突入前は立ち寄るのを忘れずに。
 
なお、DQ5やDQ6では異世界間、タイムスリップのあるDQ7やDQ10では異なる時空の間でも相互に預金のやり取りができる。DQ11でも過ぎ去りし時を求めた後の世界で、巻き戻されて無かったことになったはずの時代で預けたお金を引き出せる。
ゴールドの恐るべき通貨安定性がここでも垣間見えるが、未来に預けたお金を何故過去で引き出せるのだろう?
ひょっとするとアイテム欄に表示されないだけで、主人公たちは通帳のようなものを持っており、それに書かれた金額分だけやり取りができるのかもしれない。未来で記帳された通帳を差し出されて平然と対応する銀行も銀行だが。
ゴールドは世界共通で時代を経てもその価値が変じないすごい通貨なので、世界に一つの貴重品を預けてもどこでも引き出せる預かり所と比べればまだ説明がつく。
一方でリメイク版DQ3では【アリアハン】【ルイーダの酒場】、DQ9では【セントシュタイン城下町】【リッカの宿屋】内の1カ所にしか存在しない。リメイク版DQ4では【エンドール】に加えて【移民の町】にも追加された。

モンスターズシリーズ

キャラバンハートまでは本編と同じゴールド銀行として登場。
ジョーカーとジョーカー2にはこれと同じような【ゴールドバンクATM】という近代的な施設が登場しているが、テリワン3Dとイルルカではリメイク前と同じゴールド銀行に戻っている。
本編と同じ1,000G単位で金額を指定して扱ってもらう機能だけでなく、一度に全額預けてもらう機能があり、この場合は1G単位で預かってもらえる。
加えてイルルカ、DQMJ3、DQMJ3Pでは、一定金額以上預けると貰える称号がある。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ1には登場しない。
トルネコ2では、【銀行屋】というキャラクターがお金を管理してくれる。
トルネコ3では、各地で展開しているゴールド銀行を管理している人に話しかけることで利用できる。
少年ヤンガスでは、【トルネコの店】が銀行を兼ねている。