【タオ】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 03:20:26

ロトの紋章

【仙人の里】に住む仙人であり、【アルス】の育て親の一人。声優はコミックCDでは西川幾雄、映画では槐柳二が担当。
アルスが成長するのを見守っており、仙人の里の結界が壊された後はアルスたちと行動を共にした。
【アッサラーム】での【サーバイン】戦で、【ニフラーヤ】を使い浄化させるなどの活躍をしていた。
サーバイン戦後は、【ギラン】の看病のため【ファン】と共に一時離脱した。

正体

好々爺な外見からタルキンと年齢が変わらない様に見えるが、その正体は超古代に栄えた【ムー帝国】の支配者、「太陽の王ラ・ムー」の称号を持つ男である。
弟、【ゴルゴナ】【異魔神】を呼び出してジパング崩壊と世界の危機を引き起こしたことを食い止められなかったことに責任を感じ、その贖罪として【ルビス】の要請を受け入れてルビスによって石化させられ、約12000年の間森の奥深くで眠りに付いた。
だが、100年前に【ゾーマ】によってルビスが封印された事でルビスの意識が途絶えたため封印から解放され、以後は仙人の里で隠遁生活を送っていた。
 
前述のとおりアルスたち一行から一時離脱したが、闇のオーブの封印が解けかかったことで【異魔神】復活の前兆を察知。
アルスたちの救援に向かい、【冥王ゴルゴナ】との戦いでピンチになっていたアルスたちと合流してピンチを救った。
以後は、年長者が不在だったアルス一向の相談役として旅を共にし、ゴルゴナ、そして異魔神との永年の因縁に決着をつけることになる。

異魔神を神と崇めてこそいなかったものの、文明に溺れた人間に下された天からの罰だと考えていた。
だが、真の姿となり暴走した竜王が闇のオーブの触手を喰らっているのを見て、愚かで手前勝手な人間の世迷言だったと自嘲し、自分の時代に行われた愚かな行為によって全ての悲劇の引き金を引いてしまい、それを食い止めることのできなかった無力な自分の尻拭いをアルスたちにさせてしまう結果となったことを涙しながら詫びた。
 
最終決戦後は、単行本では描写不足のため昇天していく様子しか描かれなかったが、完全版にてルビスの世界復興を手伝うべく不死なる精霊となって昇天したことが明かされた。
その後、天界から地上世界を見守っていた模様。

能力

初登場時はサーバインにニフラーヤを使っていただけで実力は見せていなかったが、かつて超魔法と科学で栄えた文明の指導者だっただけあり、神仙術の起源となった強力な術法を用いることができ、ゴルゴナと戦うまでその力を隠していた。
その後は直接戦闘の描写はほとんどなく、ジパングに流れ着いた天駆ける船の復活など裏方支援を行っていた。
ルナフレアがアッサラームで致命傷を負った際はホイミとベホイミを使用。
後の最終決戦時にて、イヨが致命傷を負った際はベホマを使っている。

装備

合流時の装備として、仙人の衣と【魔導師の杖】を所持。
魔導師の杖はDQ1で【りゅうおう】の持っていた杖と同じ形をしており、元々は【竜の女王】の所有物であることが明かされた。
ローラン城での竜王との遭遇の際に、本来の持ち主であるとして返却している。