【テト】

Last-modified: 2023-10-16 (月) 08:22:27

概要

【モンスターマスター】の一人。
テリーとはほぼ同期らしく、Gクラスをクリアしてから話し掛けると、自分もGクラスを勝ち抜いたことを教えてくれる。
一時増長することもあるが、基本的にはいい奴である。
グラフィックは戦士。PS版では汎用の戦士のグラフィックとは色が異なっており、黄色い鎧を着ている。

DQM1

【格闘場】EクラスとCクラスの最後のマスターとして登場する。全体的に守備力が高いモンスターが多い。
Eクラスだと【よろいムカデ】がバイキルト、【スライムつむり】【なかまをよぶ】を使ったりしてそこそこ強いのだが、
Cクラスだと【ボックススライム】が体当たりをぶちかまして勝手に自滅してくれる。
・・・が、これらのクラスは攻略に必須ではないため、理論上は一度も会わずにクリアすることも可能。大会前にテリーを激励してくれても「誰?」となるであろう。尤も、大半のプレイヤーは戦ったと思われるが。
 
さて、本作中のマスターは【お見合い】を申し込んでくる事が多い。
このテトも例外ではなく、【ひょうがまじん】【メーダ】【イエティ】とのお見合いを申し込んでくる。
特に格闘場Eクラスクリア時に話しかけると発生するひょうがまじんとのお見合いのイベントの彼は曲者であり、この申し込みを一回断ると

*「むりとは おもいますが ようがん
  まじんとなら さいこうなんです!

と発言する。
なぜ最高かというと、『ひょうがまじん×ようがんまじん』の組み合わせで物質系最強のモンスターである【ゴールデンゴーレム】ができるからである。
 
ただしここで言われた通りにようがんまじんを差し出すと、トラップに見事に嵌ることになる。
ゴールデンゴーレムはひょうがまじんを血統にしないと作る事ができないのだ。
つまり、このお見合いでゴールデンゴーレムができるのはテト側のみで、プレイヤー側には能力値と特技がちょっと変化しただけのようがんまじんが帰って来るだけなのだ。
そのため、後々テト側の組み合わせでゴールデンゴーレムが誕生すると知ったプレイヤーには、情報弱者を利用して一人だけいい思いをした(しようとした)クズとして恨まれてしまっている。
もちろん4コマ(DQM1の2巻)でもネタにされている。
 
尤も、このお見合いが可能な時点で一切攻略情報を見ずにようがんまじんを調達するのは非常に難易度が高く、逆に攻略情報を見ればゴールデンゴーレムの配合法も見つかるため、嵌った人はそうそういないだろうが……。
また、貴重なようがんまじんそのものが別のモンスターに変わらないのも救いである。
誰を差し出してもメッセージ(「つよい まものが うまれると いいですね!」「うまれたタマゴは ぼくじょうに おくって おきますね!」)は変わらないため、彼のひょうがまじんで好きなモンスターを作って構わない。
基本的には鳥系を出して【ホークブリザード】を作るのがいいだろう。獣系を出して序盤には猛威を振るう攻撃力を誇る【グリズリー】にするのも有り。
「むりとはおもいますが」と言っていることから、ようがんまじんを出すことは奨めていなかったと考えることもできなくも無い。
 
なお、図書館の【シオン預言書】第五節を読んでいれば、勘のいい人であればひょうがまじんにようがんまじんを掛け合わせると何かが生まれるのではないかと連想することもできるだろう。
そういう意味ではヒントになっているとも言える。
 
なお同じ頃に酒場にいる男から、ようがんまじんは扉にはおらず他国マスターから奪えるかもしれないという情報も聞ける。
このことからも開発側としては他国マスターから奪うことを想定していたようであり、配合における血統のヒントのつもりだったのかもしれない。
Eクラスクリア直後はさすがに困難だが、このお見合いはある程度の期間は保留できるので、強くなってから挑戦すれば他国マスターから奪ってお見合いすることもできなくは無い。
他国マスターのモンスターの種類はこちらのレベルで決まるのに対し、序盤はレベルの上がりやすいモンスターが多いこともあり、初見から多少の飛び級を狙うくらいじっくり進めるプレイヤーであれば、幸か不幸か、ようがんまじんに出くわすことがある。
むろんヒントにしてはえらく高い授業料であり、結果を知っているなら無理に彼の誘いに乗る必要は全く無いのだが。
だが、仮にお見合いでようがんまじんを差し出したとして、ゴールデンゴーレムが手元に行ったはずにも関わらず、その後の戦いでもパーティには出してこないのが謎。作れば主力級になるのはまず間違いないのだが…。

テリワン3D

前作同様E・Cランクの最終試合を務める。
前作に比べ、Eランクではよろいムカデが一匹増えただけなので大差ないが、Cランクではボックススライムとの入れ替わりで【タイガーランス】が採用された。
そのため、前作のような自爆狙いはできなくなっている。
 
今作でもお見合いを申し込んでくるが、ここではひょうがまじんではなく、【ボーンナイト】をお見合いに出すので、GB版のように騙される心配はない。
仮にひょうがまじんだった場合でも、GB版とは違ってこちらがようがんまじんを差し出しても、それだけではゴールデンゴーレムにはならないが…。
出してくるのはAランククリア後とかなり遅くなり、相手もこれだけである。
基本的にはこちらもボーンナイトを出して【死神きぞく】を作るのがいいだろう。
また、【ソードファントム】を出して【黒騎士レオコーン】にしてもいい。

漫画版

【ドラゴンクエストモンスターズ+】」ではBクラスに上がっているようだが、どうやらそれ以上上がることが出来ないようで【サンチ】に「万年Bクラス」と馬鹿にされている。連れているモンスターはCクラス時のパーティと同じ。