【ネルセンの最終試練】

Last-modified: 2021-10-04 (月) 08:08:54

DQ11

過ぎ去りし時を求めた後の世界にて、【ネルセンの迷宮】を突破した後に【ネルセン】から課される最後の試練。
「過去の恐怖が実体となって現れる敵を、規定手数以内に倒すことで己に打ち勝つ」ことが目標となっている。
要するに、歴代DQの【裏ボス】でおなじみのターンアタック制ボスバトル(【しんりゅう】【神さま】【竜の試練】など)であり、セリフの完全再現など特にしんりゅうの要素が濃い。
ただしそれらと違うのは判定に使われているのが「手数」ということ。手数のルールは【連武討魔行】と同じで、キャラクター一人の行動回数1回を1手としたカウント。
「過去の恐怖」とは正に世界に異変が起きた後にて体験した【六軍王】の脅威であり、こいつらの強化版が1体ずつ、または2体一緒に襲い掛かってくる。
戦闘BGMはDQ3の【戦いのとき】が使われている。
 
全5回に分かれており、試練を突破すると5つの褒美の中から一つを選んで受け取ることができる。
敵の強さも褒美相応に強く、【邪神ニズゼルファ】にも勝るとも劣らない強さの個体も存在する。もちろん難易度は徐々に上昇していくので、序盤に取る褒美は良く考えよう。
褒美を受け取るとその場で【試練の里】まで送られるほか、1回目の突破で【賢者の試練】、2回目の突破で【勇者の試練】が解禁される。突破できなくてもその場ですぐ再挑戦ができ、さらに一旦諦めたとしても奨励としていずれかのたねを受け取ることができる良心的な仕様。全ての試練を突破し、かつ全ての褒美を受け取るとさらに最強武器のレシピ【英雄戦記・下巻】と、「迷宮の覇者」の称号を入手できる。
一旦【無明の魔神】50手以内をクリアしても、その後も最深部に行けば試練を受けることができる。その際は戦う相手を選ぶことが可能で、同様に種を貰うことができる。
また、賢者の試練、勇者の試練が解放された後も必ずしも行く必要はなく、5回全部導師の試練突破で最終試練を受けるということも可能。賢者の試練に一回も入らず、導師の試練で最終試練を2回突破しても勇者の試練は開放される。
ここを制覇する頃には邪神に打ち勝つ力を十分兼ね備えることができるので、ネルセンの狙いはピッタリはまっている。うまい調整である。
 
なお、【イシの村】が復興していない状態で「エマと結婚したい!」を選択すると、「結婚生活を十分に楽しむことはできない」と断られ、別の褒美を選ばされる。しかし、他の4つの褒美をすでに入手済みの場合は「やめる」を選んで撤退するしかない。
イシの村を復興させた後に再びネルセンの元を訪れ、いずれかの相手を選んで突破すれば今度こそエマとの結婚を選択できる。
 
3DS版ではネルセンの迷宮最深部に到達した際に自動的に全員のHP・MPが全回復し、死者も蘇生する。
このため、使わないキャラを事前に死なせておいて手数短縮に活用するといった戦法が使えなくなっている。
また、【ストーリー進行度】の加算対象であり、完全制覇で5加算されるほか、「最上位のレースに挑みたい!」を叶えると1加算される。

討伐目標と制限手数

回数相手クリア条件
PS4版3DS版
一回目【憎悪の剣鬼】25手以内30手以内
二回目【憤怒の海獣】30手以内40手以内
三回目【戦慄の牙王】
【背徳の帝王】
40手以内45手以内
四回目【混沌の巨人】
【絶望の巨人】
50手以内
五回目【無明の魔神】50手以内

一回目~三回目は3DS版ではPS4版よりもクリア条件が緩くなっている。
恐らく、【れんけい技】を1ターンに1回しか使えない点や一部の特技・れんけい技に弱体調整が入っている点を考慮した設定と思われる。
もっとも3DS版はターンごとのメンバー交代が容易なのとターン開始時に連携が確定発動するというメリットもあるため、仮にPS4版のクリア条件でも別段問題にはならないのだが。
また3DS版は戦闘中に消費手数が確認できるようになっている。

ネルセンの試練願い事一覧

強い武器のレシピがほしい!レシピ【新生・勇者のつるぎ】入手。
【勇者のつるぎ・改】が作れるようになる。
最上位のレースに挑みたい!【ウマレース】ブラック杯解禁。
セーニャの髪型を変えたい!【イメチェンリング】入手。
エッチな本が読みたい!【エッチな本】入手。
エマと結婚したい!エマと夫婦になる。
要:イシの村復興イベントコンプリート。
3DS版ではエマをいつでも連れ出せるようになる(戦闘にも姿を見せる)。
PS4版では村を散歩できるのみ。
やめるいずれの褒美も受け取らない、または受け取れない場合に選択。

DQ11S

「エマと結婚したい!」が【幸せになりたい!】に変更され、エマ以外にパーティメンバー7人も対象として選んで同居できるようになった。エマを選んだ場合は従来通り結婚として扱われる。
なお「幸せになりたい!」は何度でも選べてその度に相手を変えられるので、エマとの結婚をなかったことにしつつ男女問わず同棲相手をとっかえひっかえするという、【悪魔の子】と呼ばれても仕方のない行為が可能。
なお他の願いを残したまま「幸せになりたい!」を何度選択しても、最終試練の相手の順番は5回目まで固定で変わらず、6回目以降は戦う相手を選べる。しかし【英雄戦記・下巻】と称号【迷宮の覇者】?は、あくまでも5つの願い全てを叶えないと貰えない。
 
それ以外は各移植元の仕様に準じる。
なお、モード切替時にはネルセンの迷宮も含めてクリア状況がリセットされ、【エッチな本】と「英雄戦記・下巻」以外の得ていた報酬は回収、「幸せになりたい!」も叶える前の状態に戻される。

星ドラ

2019年夏に「ネルセンの試練」として期間限定イベント化。
ダンジョンを攻略することで獲得できる「ねがいポイント」と引き換えに様々な報酬を貰える。