【強くてニューゲーム】

Last-modified: 2024-01-15 (月) 00:30:36

概要

クリア時のレベルや所持品等を引き継いで、旅立ち(=オープニング)から始められるシステム。いわゆる「2周目」。
 
FC時代のドラクエでも【復活の呪文】でコンティニューを行うDQ1・DQ2では、【復活の呪文作成プログラム】を利用し「最強レベル、最強装備なのにイベントを1つもクリアしていない」などという状態の復活の呪文を捏造すれば、このシステムを擬似的に体験することができた。
 
旧スクウェアのSFCソフト『クロノトリガー』で、正式にシステムとして実装されたことから知名度が上がり、これを皮切りに、様々なゲームがこのシステムを取り入れていく。引き継げる内容はゲームによって様々。
 
ドラクエシリーズでは、ヒーローズにて初めて正式に実装された。

DQ11S

【2D/3Dモードにする】でモード切り替えを行うと、ストーリーの過去の指定した地点まで、現在のレベルや装備品を維持したまま遡ることができる。これでストーリー最初の「成人の儀式」を指定すれば、擬似的に「強くてニューゲーム」が可能。その際、再度モードを切り替えても遡る前の地点には戻せないので、うっかり上書きセーブしてしまわないように注意が必要。
同じモードで「強くてニューゲーム」を行いたい場合は、まず最初のモード切替で直近のシーンを選び、すぐさま元のモードへの切り替えで「成人の儀式」を選べばよい。
ただし、システム上はニューゲームではないのでプレイ時間のリセットは行われず、既にクリアした【クエスト】は再挑戦できない。
 
また、真エンディングのDQ2の画面に表示されるふっかつのじゅもんを使えば、既に真EDを迎えている冒険の書の主人公の名前を引き継いで、レベル90、100万ゴールド所持で【導きの教会】から始められる。
こちらはシステム上でもニューゲーム扱いなので、【スライム】【スモーク】の討伐記録とわずかなアイテム、それまでに得られるストーリー【称号】を除いては真っ新な状態で始まり、プレイ時間もゼロからとなる(詳しくはこちら)。
これも上記と同じ方法でモード切替→「成人の儀式」を指定すれば、プレイ時間0:03~0:05くらいからほぼ完全な「強くてニューゲーム」として始められる。
ただし、このセーブデータは【時のオーブのかけら】を持った状態で始まるが、2Dモードにするとこのアイテムは消失し、再度3Dモードにしても戻って来ない。

ヒーローズ1

一部のデータを引き継いで、ストーリーをやり直す。また、特典として全員にスキルポイントが+50される。
本作ではLV99に達しても、全スキルを修得するにはスキルポイントが足りないため、全ての【スキル】を修得するには、3周こなす必要がある。

強くてニューゲームで引き継ぐもの

強くてニューゲームで引き継がれないもの

周回をまたぐ前にやっておきたいこと

  • 拡張クエスト
    【ふくろ】、モンスタースロット、ホイミストーンの拡張クエストは全てやりきっておくとよい。
  • アクセサリーの作成および合成。
    レシピも素材も引き継がれるとはいえ、素材が尽きたら素材を【ドロップ】する【モンスター】が出るまで進めないと作成できない。有用なアクセサリーは全て作りきっておくとよい。
    特に【ソーサリーリング】【ほしふるうでわ】などは、必要素材がちいさなメダルと交換かクエスト以外では、クリア後のエリアに現れる敵のドロップか、強ボス討伐の報酬でしか入手ができない。周回前に作りきっておくと後が楽になる。
  • ちいさなメダル稼ぎ
    討伐報告によるメダル入手は忘れずにやっておこう。
    また【せいれいのゆびわ】も没収されるため、雑魚相手に稼いでおくのもよい。
    せんれきコンプだけでも最低546枚、さらに全キャラ最強装備を目指すなら706枚ものちいさなメダルが必要となり、3周目まで全て討伐報告をこなしてもとても足りないため稼いでおこう。
  • クエストクリアに必要な素材回収。
    素材を集めておけば、即報告ができるため楽。最強キャラが作れる3周目突入前で良い。