概要
実在する金属の一種。
DQにおいてはDQ9にて武具の材質として採用された。
錬金を用いることにより、「鉄」→「鋼鉄」→「玉鋼」という順番で様々な【アイテム】を強化することができる。
現実の玉鋼は鑪(たたら)という昔ながらの精錬方法によって得られる非常に純度の高い鋼鉄で、日本刀などに用いられている。
硬度が高く刃の部分には最適なのだが、その分折れやすいのでDQのように打撃武器や防具にまで用いられることは少ない。
日本刀は芯に柔軟性が高く折れにくい鉄を使い、それに玉鋼を巻きつけるように外側に接合することによって「折れにくい」「曲がりにくい」の両立を実現しているのだ。
DQ9
鋼鉄より1ランク高い金属として登場しており、これを用いた武器防具一式が登場している。
これらのアイテムはいずれも錬金限定で入手できるもので、「はがねの○○」と【てっこうせき】×2、そして【ヘパイトスのひだね】を錬金することで「たまはがねの○○」が誕生する。
「はがねの○○」はいずれも序盤で購入できる「てつの○○」を【錬金】して作る【武器】や【防具】であり、これらの玉鋼シリーズは言わば錬金初心者にとっての1つの終着点となっている。
たまはがねシリーズ一覧
たまはがねの名を冠する武器・防具は以下の通り。
- 【たまはがねのつるぎ】
- 【たまはがねのやり】
- 【たまはがねのムチ】
- 【たまはがねのこん】
- 【たまはがねのツメ】
- 【たまはがねのおうぎ】
- 【たまはがねのオノ】
- 【たまはがねの盾】
- 【たまはがねのかぶと】
- 【たまはがねのよろい】
- 【たまはがねのこて】
- 【たまはがねひざあて】
- 【たまはがねグリーブ】
武器に関しては一度錬金するごとに【攻撃力】が15程度アップするため、「鉄」→「鋼鉄」→「玉鋼」という錬金過程でおよそ攻撃力30ポイントのアップになる。
しかし、元となる鉄の○○に結構な性能差があるため、出来上がる玉鋼の武器の性能もピンキリである。
特にオススメなのは、序盤に作れて攻撃力が高い剣と斧で、少し入手が遅くなるムチもその分だけ元の攻撃力が高いので、結構強力な武器となる。
これらの武器は早期に錬金すれば、しばらく一線級の活躍を見せる。
剣と同時期に作れる槍と爪は初期攻撃力が低すぎてかなり微妙な性能、扇は同時期にもっと強力な武器が手に入るので、ほぼ地雷である。
防具に関してはDQ9の防具細分化の影響をモロに受けており、1度の錬金での強化値は3~4ポイントと非常に少ない。
つまり手間をかけても精々数ポイント程度しか減らせず、明らかに錬金素材を拾い集める手間に見合わないので、防具も玉鋼にするのはあまりオススメできない。
しいて言えば、鉄の盾から耐性が約2倍になるたまはがねの盾を作る程度か。
なお、玉鋼シリーズは序盤錬金の終着点であり、基本的にはここからのさらなる強化アイテムは存在しない。
ただし、たまはがねのかぶとだけは【もうぎゅうヘルム】に、もうぎゅうヘルムは【バッファローメット】に強化できるので、兜だけは元が同じ品を長く使い続けることができるようになっている。