【根に持つタイプ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:10:30

イルルカ

本作で初登場した特性。この特性を持つモンスターを倒した相手に呪いをかけ、耐性を-2段階まで下げる。
この効果は相手の呪い、ハック耐性が無効でも防がれることはない。
しかし、呪い(MPに対する毒)は長期戦でないとあまり役に立たず、ハック耐性は基本的にどのモンスターも低めなので、これらを命を捨ててまで仕掛けたいかといわれると疑問符がついてしまう。
耐久型【メタルゴッデス】をはじめとする4枠への突破口にはなるかもしれない。
 
むしろふしぎなカギの敵として登場した際に持たれると厄介な特性の一つ。
相手のHPを0にする度に発動する為、どうしても時間を持っていかれてしまう。
【亡者の執念】ほどではないが、できればこれを持っているモンスターを倒すカギは選びたくない。

イルルカSP

【紋晶】によってSP化すると、倒した相手に加えてもう1人に効果をかけるようになる。が、不具合なのか従来と同じく倒した相手にしか発動しない。

ジョーカー3

仕様変更され、今までの効果に加えて耐性無視の休みを追加することができるようになった。恨みとは恐ろしい…。
さらに発売2ヶ月半後の6/15のアップデートまでは全耐性も-4段階まで下げられたため、例え異常耐性が無効のモンスターでも無効以下にすることができた。
そのため、根に持つタイプ持ちが【みがわり】して倒されたところに、他のメンバーが状態異常系を使い続けることで【超ギガボディ】を完封できるほどだった。
また、この休みと耐性低下はストーリー中のボスにも有効であり、これと即死技の組み合わせが【タイムアタック】で猛威を奮った。
 
あまりにも凄まじい仕様だったため上述のアップデートで耐性ダウンの効果は消えてしまい、現在では1ラウンド休みと呪い効果だけになっている。
同時に【会心完全ガード】が強化されてしまったため、守備力も耐性も完璧な要塞4枠に対してはこれだけでは1ラウンドの猶予ができるだけで効果が薄い。
呪い効果を活かすために【冥界の霧】との併用も考えたいところだ。
 
この特性は【連携】【ジバルンバ】【ねがえり】など一部の特技や特性で倒された時には発動しない。
超ギガボディでジバルンバを唱えるモンスターには注意が必要。
しかしジバルンバをAIが唱えることはごくまれなので、命令ができないGPではジバルンバを唱えさせるのが困難である。
対策が難しいため、GPでは根に持つタイプは流行るに流行っている。
 
因みにこの休み付与は処理上は「2ラウンド休み付与」になっているようで、基本的に直後に行動完了のフラグを挟むことにより事実上1ラウンド休みとなっている。
しかし、【ミラクルボディ】などのカウンター効果で死んで発動した場合や敵パーティーを全滅させ相手がスタンバイと入れ替わった場合にはこの行動完了の手順を挟まないので2ラウンド休みになってしまう。
耐性低下効果が無くなった今、耐久型の4枠が2ターン動けなくなったところで簡単に死ぬことはないだろうが、
ステアタウェポンなどは十分に注意を払いたい。
 
カウンター攻撃で死んでも発動することを利用した「当たり屋」はこの仕様上後攻で突撃することも一考に値する…かもしれない。

ジョーカー3プロ

あまりにも流行った為か、コストが倍の8になってやや付けづらくなった。
また、合体モンスターが喰らった場合、合体解除→別のモンスターにライドして再合体とすれば擬似的にであるが回避可能になった為、相対的に弱体化している。
さらに、AIがジバルンバを使用するようになったのも逆風である。

DQM3

効果が休み+呪い+ハックから、休み+全ステータスダウンへとまたまた仕様変更。
というのも、呪いもハックもこの作品では登場しないため、バランス調整というよりは効果が作品に合わせて変えられたというべきか。
【シャンタク】はこれに加え【いやがらせ】の特性を持つためいやがらせがこの特性で生じたステータスダウンに反応し、特性発動時に敵にかなりの弱体化を与えることが可能。
本作ではブレイク系特性の仕様変更で【みがわり】を使う【メタル系】が著しく弱体化を受けているため、身代わり役はこの特性を持つモンスターに行わせてアタッカーの動きを封じるという戦法が鉄板になった。
【ふっかつの祈り】も合わせれば根に持つタイプリサイクルも行えた。

……のだが、敵を倒したのに一転して不利になるこの特性はやはり不評だったのか、アップデートにより発動回数が1戦闘につき1回までにナーフされた。