【神木の朝つゆ】

Last-modified: 2020-03-07 (土) 00:54:45

DQ7

重要アイテムの一つ。神木の朝露。
人々がご神木として崇める大きな木から取れた朝露。主人公にねだって味見したガボ曰く「いい匂いはするけど別に味はしない」。
ご神木の前のしずくが落ちているところで【エルフのみずさし】を使うと手に入れることができる。
不思議な力を秘めており、病に伏せった【神木の少女】の体調を回復させたり、 魔物の策略によって正気を失った過去の【クレージュ】の村の人々を救うために使用する。
【神木の根っこ】の最深部にある、村の井戸と繋がった井戸にこの朝露を振りまくことで、村の人々を正気に戻すことができる。
 
この「ご神木」は後に【世界樹】となるのだが、このアイテムはその木から取れた朝露である。
【世界樹のしずく】の製造方法は作品によって異なるのだが、 後の現代クレージュでは世界樹のしずくを「神秘の朝つゆ」と宣伝しており、DS版4の世界の世界樹のしずくも「世界樹の葉や芽に降りた朝露を集めたもの」となっている。
そのため、この朝露も世界樹のしずくに近い成分を持っており、それが上記のような効果をもたらしたのかもしれない。
しかし世界樹のしずくは人間もモンスターも問わない回復効果があるのだが、これは回復できないどころかモンスターはダメージさえ受ける。
ちなみに、7の世界の世界樹のしずくは「祝福を受けた聖水の中に世界樹の葉を浸したもの」となっている。
 
また、【公式ガイドブック】のアイテムイラストでは、「神木の朝つゆ」は葉っぱの上の数滴の雫として描かれているが、 入手時に「エルフのみずさし」がなくなるところを見ると、実際には水差しに貯めた状態のものをそう呼んでいると思われる。

ちなみにクレージュの村人たちが正気に戻るまでは村人に話しかけたうえで道具として使おうとすることで村人に飲ませようとすることも可能だが、どの村人からも拒否されてしまうので実際に飲ませることはできない。
また、クレージュの村長はあらかじめ神木の少女と親交があったのだが、村長が少女と関わりを持つようになったきっかけがコレでもある。
というのも、村長は髪が最近めっきり寂しくなったことが大きな悩みなのだが、神木の朝つゆに育毛効果があるという噂を聞いたため幾度となくコレ目的で神木に通いつめてたようだ。
残念ながら育毛には結びつかなかったようだが、代わりに少女と出会い仲良しになって、それが元々人間不信だった彼女が人間を信じようとするきっかけにもなっている。
理由自体はしょうもなく育毛目的については【マリベル】にも笑われているが、これにより村長が神木の少女の存在を知っていたことと、この朝つゆを頭に塗っていたためかろうじて正気を保っていたことが村の異変の解決に繋がっている。