使えるコントローラーをおすすめ順に紹介。
STEAMコントローラー
コントローラーの形状をしているがデバイスマネージャー上ではマウス&キーボードデバイスとして認識されてた。しかしこれはパッド形状のキーボードではない。ときによりコントローラーとなったりジャイロデバイスに化けるなんとも不思議なデバイスでこれまで見たことないタイプである。STEAMメニューから設定できる内容次第でコントローラーの入力をコントローラー、キーボード、マウス、ジャイロ、タッチデバイスなど自由自在に割り当てができるのである。これはすごい。簡単に言うと各ボタンをキーボードのキーに割り当てることもできるし、コントローラーのボタンとしてふるまうことができるのである。当然LRトリガーもついているので、これをマウスのクリックにしたり、アナログ入力に化けさせることもできる。惜しむらくは前面4ボタンであること。右のタッチパッドの左右を割り当てることでどうにか6ボタン格闘に使うことはできるが慣れは必要。「でもSTEAM専用なんでしょ?」と思っていたけれども、そもそもSTEAMには外部のEXEをSTEAMのライブラリに登録ができるので、MAMEを登録して、その時のキーアサインなんかを自由に変更してからプレイすることも可能。知りうる限り最強のパッドといえる。
トラックボール
テーカン「ワールドカップ・サッカー」とか「サイバリオン」ならコレ。色んなトラックボールがあるがコレが大きくて安定性があってとてもいい。しかし高い。ケンジントンのトラックボールはとてもいいんだけど高い。そこで「OrbitTrackball with Scroll Ring 72337JP 」ですよ。同じケンジントン製でありながら価格は3000円台。意外とトラックボールをつまんで回す方がパドルっぽい動作をするのは内緒だが、このトラックボールのいいところはボールの周りについているリング状のマウスホイールである。これを使えばもっとパドルコントローラーらしい使い方が可能なのである。
- ボールの回転距離とゲーム内でのキャラの挙動は必ずしも一致しないので、そのままでは非常に遅い場合がある。個別に設定しないと調度良くならないので少しめんどくさいよ。
4ボタンパッド
言わずと知れたXBOX360用のコントローラーでMD、PCEの6ボタン、SS、N64あたりはボタン配置的に厳しいが、前面4ボタンまでのコンシューマー機用なら耐久性、操作性含めてコレがオススメ。
事実上のデフォルトSTEAMコントローラーともなっておりPCで使うならなにはともあれ抑えておいて損はない。
ただし、左右のトリガーがそれぞれZ軸のプラスとマイナスにアサインされており、両方押し込むと相殺されてプラマイ「ゼロ」の入力になってしまう。つまりアクセルを踏みながらブレーキかけると何もおしていない状態になるということ。あと、中央のXBOXボタンはボタンとして認識しない。これを回避するために標準ドライバーではなく有志の作ったドライバーに入れ替えることでこの辺りの問題は解決する。一応Windows10でも動いたので多分大丈夫だ。しかし、このドライバーを入れるとSteamのデフォルトコントローラー設定と異なる設定になるので、そこは注意が必要である。
2軸アーケードスティック(SANWA)
言わずと知れたアーケードスティックである。大体10000円オーバーのシロモノが多い。
これはサンワ製のレバーで商品の名前が「SA」である。セイミツ製は「SE」セイミツ製は数が少ない。
大きいのでそれなりに扱いにくいが、レバーの操作感は求めていたものを満たしてくれるし、本体の重量感はそれなりに安定感がある。現状の「隼」シリーズは評価の良し悪しが分かれているが、前述のサンワレバーへ入れ替えれば、それなりにいい感じらしい。でかい。
6ボタンパッド
長らくお世話になっていたスピタル産業の「CT-V9」が6ボタンのスタンダードみたいな風潮がずっと前にあったんだけれども、そのスピタル産業は2009年に廃業していたとか。。。残念。いま6ボタンでパッドを探すとサターン型のパッドとかいろいろ無いことはないが、安定して使っているのはマッドキャッツ製のコレ。
少々でかいがXBOX360向けの製品で耐久度も充分。
- 360コントローラーはUSBの差込部でコントローラーの付け替えができる仕様になっているが、途中でスティックに切り替えようと思ってもコンシューマー機のコントローラーみたいなスワップはできない。
↑こっちもオススメなんだけど。前面6ボタンのC、Zキーに当たるL1,R1の設定はリアルアーケードとかと同じにしておいてほしいなあ。レバーの角度が変えられるのが面白い。そんなにしょっちゅう変えるものではないけど、自分に合う角度が見つけられるのは悪く無い。
パドルコントローラー
「アルカノイド」とか「キャメルトライ」などのパドルコントローラーならコレが最高に良い。パドルの入力はマウスの水平移動として機能する。かなり雰囲気がでる。オススメだが値段がそこそこ高い。
2軸アーケードスティック(SEIMITSU)
このスティックは非常に低評価だが、このスティックの真価は自分で改造することで決まる。
すべてを自作するのに最もハードルの高いのがアケステの台座部分といえるが、このスティックはバラして、中のボタンとスティックをセイミツ製に入れ替えて台座のみ使わせてもらう、そしてシューティング用のスティックとしてしまうのがいい。なぜセイミツ製がいいかというと格闘ゲームに向いたサンワ製のスティックは他にも選択肢がいろいろあるからである。もちろん非シューターは最初からサンワでいい。そういう改造を前提とした商品(だと思われる)なので思いっきりやってしまおう。ファストン端子でハンダ付けもいらないし、リアルアーケードよりもずっとコンパクトでしかも低コストで専用のアケステが出来てしまうのが最大の魅力。
64用スティック / ゲームキューブ用コントローラー
64コントローラーを別のコントローラーで代替するとき背面のZボタンの再現が難しい。結局同等の操作性を得ようと思うと、もはや純正しか選択肢がない。そんな時の64コントローラーアダプターの定番はこの「Adaptoid」。かなり昔からあるのとエミュレーター側でもadaptoidに標準対応していたりで何かと相性が良い。
その他
ゲームキューブ用のコントローラーもアダプターはあるが、キューブ用はZボタンの位置が変更になり、いわゆるR1ボタンで代用が効く。ただキューブ用のコントローラーはそれ自体が使いやすいので専用のアダプターも手元に置いておきたくなるが、使用頻度は著しく少ない。
バーチャロン向けツインスティック
このスティックは特殊な形状なので他に似たような製品がない。探せばあるが10000円オーバーの本格的な商品ばかりなので困る。これで対応しているソフトが沢山アレばいいのだけれども当面バーチャロンとアサルトくらいしか使いみちがないので、よっぽどバーチャロンをやりたい時以外には出番が無い。
そういう時に中古屋でサターン用の「ツインスティック SS」を見つけ出すことができれば、このコンバーターでPC用に接続して使うことができるので便利。もちろんサターンパッドも使えるのでお手軽な前面6ボタンパッド用のコンバーターとしても重宝する。ちなみに後期バージョンでしかマルコンが使用できない仕様らしいので注意。IF/SEGAしかなかった時代に欲しかった一品。
クレイジークライマー or 対戦空手道のデュアルスティック
デュアルショックがオススメ。愛用していたのはHORIパッドのコレ。
アナログの左スティック、右スティックは空手道の他、リブルラブルにも使える。デュアルショックの右スティックはメタルホークの上昇下降レバーや、アフターバーナーのスロットルなど色々使えて便利。XBOX360コントローラと違って、左右のアナログが左右対称に付いているのがいい感じなのだが、そこにこだわらないのであれば360コントローラーで充分。あと、背面に連射スイッチがついているのだが、これが邪魔。うっかり触って連射モードに切り替わってしまうことがある。
iBUFFALO USBゲームパッド 8ボタン スーパーファミコン風
ネタっぽい商品の割にはよく出来ている。長持ちしてる方だけど使いすぎて2代目。壊れやすいとも思えないけど、それ以上に使いやすい。R2,L2がないので使用用途が限られるが、使い勝手は間違いなくかつてのアレ。似たような商品、という感じじゃなく、間違いなくアレ。アレを期待しているのなら間違いない一品。
ロジクール ワイヤレスゲームパッド F710
ボタンが硬い。操作性がイマイチ、L2、R2トリガーのストロークが深すぎる、ワイヤレスなのはいいが電池が重い、慣れようと思ったが最後まで慣れなかった。通信は専用のUSBレシーバ。XInputとDirectInputの切り替えが可能なので、360コントローラーとしても使えるし、古い従来のコントローラーデバイスとしても使えるがあまりオススメはしない。
サイドワインダーGamePad
USB版があったことに驚き。もともとはサウンドボードについているMIDIポート(ゲームポート)に接続するタイプで、反応速度、操作性ともに優れた名機だった。特に十字レバーの入力のしやすさが自然で、前面6ボタンの親切設計も嬉しい。当たり外れの大きいマイクロソフト社製だけに妙な安心感と不安感があるが、内部はMITSUMI製。サイドワインダーは色々種類があったが、これが頭一つ飛び抜けてよかった感じ。ゲームポートが廃れるに従って使われなくなっていきUSBパッドに移行していった。以降の6ボタンパッドはCT-V9を使っていた。
Direct Pad Pro
そしてDPP。プリンタポートに接続するタイプで圧倒的な反応速度が魅力。有象無象にでてきたPSコントローラアダプタの中でも不動の地位を築いた名機。しかしマザーボードからプリンタポートがなくなってきたこと、ドライバーが32bitOS用のものしかないといったこともあり、残念ながら主流から外れてしまった。
ELECOM JC-PS101USV / JC-PS101UBK
DPPがプリンタポート接続でハードルが高い時には迷わずコレがオススメ。他の変換器に比べて反応速度が速いのが特徴。macでも使えるらしい。この手のPS2コントローラーコンバーターのいいところは、途中でコントローラーの抜き差しや別のスティックに入れ替えても継続してプレイ可能なこと。360コントローラーでは、それが出来そうで出来なかったので、キーアサイン1つでいろんなコントローラーで遊びたい時にはこの上なく便利。
J-PAC
ブラストシティなどにMAME環境を作る場合にとてもオススメ。とりあえずこれにレバーとスティックからの信号線を繋げば、キーボード出力ができるようになる。そのままJAMMAコネクタに繋ぐことで、筐体のレバーをキーボードの入力に変換できるし、キックハーネスの部分を増設することもできる。JAMMMAに繋がなくとも適当なボタンをつなぐことで簡易キーボードが作れるので、環境に依存しないコントローラーを作ることもできる。
IKARI用スティック
ガンコントローラー
BEAT MANIAコントローラー
- うるさい、やすっぽい
- ちょっとマシだが、無いよりいい。
- 高すぎ
- GUITAR FREAKSコントローラー
レバー斜め上に常に入力が入る
- DANCE x DANCE x Revolution マット
- 同時入力に
- ハンドルコントローラー
- 電車でGo!コントローラー