キャラクター/【ジル・ワーリック】

FF16

FF16のヒロイン。ロズフィールド家に身を寄せる北部出身の少女。CVは潘めぐみ。
年齢は、シナリオ冒頭の少年期では12歳、青年期では25歳、壮年期では30歳。

北部部族より和平の証としてロザリア公国に預けられた。
誰にでも親切で礼儀を弁えており、気取らない性格。
クライヴやジョシュアと共に育ち、彼等とは兄妹のような間柄で、良き理解者でもある。

• 主人公の幼馴染で全編通して行動を共にしライバルヒロインもいない、という現代ではかなり珍しい正統派ヒロイン。

クライヴ達がフェニックスゲートで事件に巻き込まれた後、ロザリア公国に攻め込んだ鉄王国によりジルは捕虜として囚われ、やがて召喚獣シヴァのドミナントとして覚醒した。
ドミナントを忌まわしい存在と定義している同国で、彼女は戦争の兵器として利用されていた。

ニサ峡谷の戦いにて、シヴァのドミナント暗殺の任務で潜入していたクライヴ達の襲撃を受けて戦闘になる。
クライヴに倒されるが、シヴァのドミナントがジルだったことを知ったクライヴが任務を放棄。鉄王国兵に包囲されるが、クライヴ共々シドに保護される。
復帰後はシドやクライヴの同志として行動を共にするようになる。また、ドミナントではあってもベアラーではないため、青年期はベアラーの刻印を持つクライヴの主人という設定で行動することが多い。
メインシナリオ上では青年期中盤のフェニックスゲート調査～壮年期終盤のカンベル救援まで、
自由行動時は特定のサブクエストを完了させた場合に限り最終決戦直前までと、トルガルに次いでパーティ加入時間が長い。

細剣による剣技と氷の魔法を操る。女性ながらドミナントだけあって戦闘力は高い。
一方でフーゴに処刑されかけたり、バルナバスに攫われたりとヒロインとしてのイベントも定期的に発生する。
クライヴも彼女のことをとても大切に思っており、バルナバスに攫われた彼女を助けた後に彼女を重圧から解き放つためシヴァの力を吸収することになる。

鉄王国に攫われた人々を人質に取られる形で脅されたとはいえ、多くの人間を殺害した事に苦悩しており、自らを「獣」と称するなど自虐的な気持ちを抱え込んでいた。
しかし、鉄王国のマザークリスタルの破壊の過程で自分の過去に向き合い、因縁のあった大司祭イムランを打倒することで苦悩を乗り越える。

• 彼女がここまで強く自身の後悔や怒りを示すのは本当にここくらいであり、非常に珍しい。

昔ながらのおしとやかなお嬢様といった言葉が似合うキャラクター。
クライヴとの仲も上記のように終始良好で、常に彼を支えてくれる非常に人間のできた女性。
…だが、性格上ほとんど自己主張をしないため、アクの強い他のメインキャラに存在感を食われてしまった感は否めない。
クライヴにとってのヒロインは間違いなく彼女だが、物語上でのヒロインはジョシュアなんて意見も。

• せめて、クライヴの自我崩壊の時に呼びかけることができていれば……