キャラクター/【ビッケ】

Last-modified: 2023-05-02 (火) 08:51:40

FF1

港町プラボカを根城にしていた海賊。光の戦士たちに退治される。
倒すと船をくれる。
元ネタは、アニメ「小さなバイキング ビッケ」だと思われる。

  • ビッケービッケービッケは海の子バイキング~♪
  • 正確には部下(かいぞく×9)を倒すだけで、こいつ自身は戦いもしない。

倒した後も、全機種共通で一歩もその場を動かない。
でも本人は「まじめに働いている」とのたまう。
ほんとうに改心したのだろうか。

  • GBA版以降のリメイクでは「街一番の働き者になりたいと思っている」と言っている。
  • しかしプラボカで彼の言うことに耳を貸す者はいないだろう。仲間を失い、船を奪われ、街で独りつっ立っている彼の姿には哀愁を感じる。
  • WSC版以降に追加されたエンディングシーンでは、プラボカにて部下ともども住民と打ち解けている様子が見て取れる。どうやら彼が言った上記の言葉は、でまかせではなかったようである。

コミック版ファイナルファンタジー

コミック版ではこのあと主人公パフィの舎弟となる。
主人公にエクスカリバーを届けたり、コーネリア城の城下町で演説をして打倒カオスを宣言するなど、ゲーム上のキャラからは想像もつかないほど活躍をする。

FF3

攻略本の中でバイキングのアジトが「海賊ビッケのアジト」として紹介されている。*1

FFL

過去作品の懐かしい名称を数多く流用するFFレジェンズの、光の章2『吟遊詩人編』に登場。
ただの海賊ではない「海賊王」であり、ザコ海賊9人に任せっきりだったFF1とビッケとは比べ物にならないくらい強い。
魔女の命によりソール達を引っ捕らえようとするも返り討ちにあってしまってからは、
ソール達のことを「アニキ」と呼ぶようになり、
帝国の言いなりになることをやめた「真っ当な」海賊となった。

  • 海底神殿での2度目のスティクス戦の最中に、海賊船からスティクスを砲撃し、ソール達を援護するようになる。

ラストバトルではマトーヤと一緒に海賊船で海上に現れた無の軍勢と戦っている姿を見せてくれる。
エンディングでは海賊をやめて輸送船団を営んでいる模様。
ソール曰く、カタギに戻る事がアイギスとの約束だったらしい。

SOPFFO

プラボカの町を取り仕切っている海賊。CV:後藤光祐?
海賊帽に眼帯、紫色のコートに派手な首飾りといった、オーソドックスな海賊らしい身なりをした人物。巨大な両手斧を手にしており、これを振り回して荒々しく戦う。
縄張りである海が闇に覆われた影響で襲う船も奪う宝もなく、現在は海賊稼業が頓挫している。

  • プラボカを管理している経緯については、本来プラボカを治めていたソンヌ長官が海で死亡した為で、海賊としての活動もままならない現状から引き受けた事が語られている。

FF1では手下に戦わせていたが、本作では海賊のアジトのボスとして、自ら戦闘を行う。
クリスタルの在処に関する情報を求め、アジトまでやって来たジャック達の前に登場。
海賊稼業が頓挫して退屈していた為、その鬱憤を晴らすべくジャック達と対決する。
戦闘後はジャック達の実力を認め、クリスタルの在処を知るアストスの存在を教え、彼の住む西の城まで船で案内してくれる。


戦闘中のセリフに妙に愉快なものが多い。
「ぜんっぜん痛くないね!」

その他

スクウェアのトムソーヤと言うゲームにもゲスト出演している。
姿はFFそのまま。


FF8のトラビア地方、トラビアガーデンの周辺でメニューを開くと、地名の箇所に「ビッケ雪原」と表記されている。バイトバグゴージュシールのほか、低確率ながらドラゴンイゾルデも出現する。


*1 NTT出版 第1巻 基本知識編 P.66より