キャラクター/【謎の少年】

Last-modified: 2020-10-12 (月) 20:44:20

FF10

素肌に青紫色でノースリーブの服を纏い、フードを深く被って素顔を少し隠している黒人の少年。CVは夏樹リオ
OP直後が初出で、以後ティーダの記憶の端々や旅の途中で突然現れる。
正体は聖ベベル宮に安置されるバハムート祈り子である。
そのため服の背中にはバハムートが背負う黄金のリングが描かれ、腰回りには内翼のパーツが多数のベルトでアクセサリーのプレートとして下げられている。
正体は分かっても彼の本名は明かされることはなかった。
ストーリーを通して、彼はティーダ達の旅を導くように振る舞う。


幼少の頃からティーダを見守っており、海の遺跡の夢で見た記憶では「泣いてたよ」と声をかけ、ウイノ号でのジェクトシュートの練習の記憶では遠くで見ていた。
またミヘン・セッションの終わりに『シン』を追いかけて海へ飛び込んだティーダの精神に現れて「こちらに来てはいけない」とでも言っているように首を横に振る様子が見られる。

  • 夢のザナルカンドを離れて以来初めて出会うのはベベルでの一件(会話はない)。
    幼い頃から知っている人物がスピラでは実体のない存在であることが初めて分かることから、ティーダも生身の人間でないことの伏線となっている。
  • この時の回想ではまだジェクトはスピラには渡っていない。つまりこの時点ではティーダもジェクトもまだ「祈り子の夢の一端」でしかないはずである。
    ジェクトがスピラに送られてしまったのは実はこの少年が仕組んだのではないか。あるいは全てを予見していたのか。
  • アルティマニアには「ジェクトが『シン』になってしまったのは祈り子たちに衝撃を与えた」とあるので多分違うと思う。
    少年がティーダを導いていたのはジェクトの件で夢を見ることをやめたからだろうか。

ガガゼト山では精神世界に擬似的な夢のザナルカンドを形成してティーダを呼び込み、真実を明かす。
ユウナレスカ戦後に再びベベルを訪れた際に『シン』を倒すための相談をユウナも交えて行い、彼の助言で倒す方法を見出すこととなった。ラストバトルのイベントではジェクトと共に力強く「喚べ」と叫ぶ。
エピローグでは力を失ってゆく祈り子像とともに眠りにつくため彼の姿も消えていってしまった。

  • 少なくとも10年以上前からティーダを見ているが、10年間変わらない姿への疑問や、何度か会ったこともティーダ自身は「知ってるような気がする」と、明確に意識したり記憶できていない様子であるため、夢の世界では矛盾が生じないように補正や干渉が起こっていたのかもしれない。

少年の姿に反して、彼の祈り子像はやけにガタイがいいのが気になる。
シーモア母の祈り子像などは生前の姿にかなり忠実なのだが…。

FF10-2

STORY Lv.5で異界にて、シューインの悪意に触れてしまい暴走してしまったことを詫びるために現れる。
ラストバトルのイベントでも声のみで謝る言葉が聞こえる。
エピローグでは異界を去る際にティーダ復活を望むか否かを遠回しに問いかけ、その選択を提示してくる。