地名・地形/【スピラ】

Last-modified: 2021-01-16 (土) 09:32:55

FF10

spira.jpg

FF10の舞台である世界。
訳はラテン語で「螺旋」。これの意味するところはゲームをプレイしていく上で明らかになる。
人間の他、多種多様な亜人種が存在している。


広大な土地にベベルルカの都市を除いて、村や町などの中小の集落がほとんど見当たらない。
これは、1000年もの間『シン』による破壊と殺戮が繰り返されたため集落が育たなかった、とユウナが作中で説明する。
実際、ティーダ一行が立ち寄った町や村は、2大都市と各亜人種の拠点以外に南洋のビサイドキーリカのみである。


リュック曰く、スピラは『シン』がいたり、魔物が出たりするので、いつ死ぬか分からない世界である。
よって結婚するのが早い人はほんとに早いらしい(ティーダくらいの年齢で)。

  • この結婚平均年齢から言うと、22歳23歳の結婚は遅いほう。
  • この2人の場合、魔物はともかく『シン』がいない世界なのでその辺の価値観が変わったとも考えられる。
    • その価値観の変化の前に20過ぎで独身だったが遅いんだろ。別に異常って程でもないみたいだが

死が当たり前のように起きる、苦しみの絶えない世界ではあるが、それは独り『シン』のみのせいではなく、欺瞞に満ちた教えに頼り、かりそめの希望と秩序に甘んじることを選んだ人々の選択の結果でもある。


FF10本編では、南端のビサイド島から北端のザナルカンド遺跡まで旅をすることになるが、数多くの場所で夕景を拝める。
どの場面もイベントが挟まれているため、印象に残りやすい。


アジア風のテイストの強いFF10の舞台だけあって、アジアを思わせる要素が散りばめられた世界である。
ビサイド島からザナルカンドに至る道筋の風景や街並みは、
現実世界でいうとインドネシア近辺から東南アジア~中国~中央アジアへと至る光景にどことなく似ており、
さながらアジア一帯を観光している気分にさせてくれる。
それぞれの地方のモデルとなった地域を考えてみるのも楽しいだろう。


FF10ではフィールドマップが廃止されたため
スピラの細部まで歩いて回ることはできなくなってしまった。
スピラ全土の地形は、マップ飛空艇の行先選択画面などで確認することができる。