FF2
文字通り【おぼえる】で覚えた単語について尋ねるコマンド。
専用のリストから単語を選ぶと相手がそれに応じたリアクションをする。
動物はおろか無生物からも返事が返ってくる。
- まったく見当違いなワードを訪ねるとやはり見当違いな答えが返ってくる。
PSP版では、デュミオンに何を尋ねるかが重要になる場合も。
要注意なのは「希望」と「破滅」。
ミシディアにある古代の書物ではこのコマンドで「辞書を引く」ことができる。
ゲーム的には用済みになっている単語も、ここで調べてみるとちょっとしたエピソードが読めて面白い。
システムがうまく演出と融合しており、同時に世界観にも浸れる構成は、地味だが秀逸である。
余談だが、古代の書物の割に最新技術である飛空船についても書かれている。
書物が書かれた時点では理論だけで、完成させたのがシドということなのだろうか?
- ミシディアの項目の方にも書かれているが、過去を現代に伝える書物があるなら、現代を未来に伝える書物を
そこに加え続けていくのは当然の行為ではある。
初期FFのTRPGの影響をありありと感じさせるシステム。
便利ボタンに依らない自由なイベント進行を目指したように思われるが、FCの容量でそれを実現するには全然ムリだった。