概要
マップ上の特定の地点まで一瞬で移動できる機能。近年のオープンワールド系の作品では、広大なフィールド移動時間を省略するため標準搭載されていることが多い。
定期船などの乗り物との違いを定義するならば、
- 1つのターミナルから全ての対象地点にアクセスできること。
- ストーリー上の制限がない限り、いつでもどこからでも利用可能なこと。
といった点が挙げられる。
FF10の飛空艇、FF11のホームポイント、FF12のゲートクリスタルは利用できる場所が限られているため、準ファストトラベルといったところ。
ドラクエシリーズにおいてはルーラという形で初期から存在していたのに対し、FFシリーズでは後期になるまでこうした任意の「瞬間移動」は存在しなかった。(その代わり、高速の飛空艇が必ず登場する。ドラクエの空飛ぶ乗り物が概ねゆったり移動する点とは対照的で興味深い。)
ストーリーの目的地に直接移動した場合、道中で発生する会話もすっ飛ばしてしまう可能性があるためコンプリート派の人は注意。
FF7R2
街などの施設やワールドレポートの対象地点、チョコボストップにファストトラベルできる。
移動コストは無し。
初期状態では同じエリア内の対象地点に移動可能。
チャプター12でタイニーブロンコを入手すると、マップから別のエリアのポイントを選んで移動できるようになる。
FF11
白魔法テレポ、リコールで特定の地点まで移動可能。また、同様の効果を持ったアイテムが多数実装されている。
移動関連は20年を超えるバージョンアップの積み重ねで増改築を繰り返していった経緯があり、かなり複雑怪奇な様相を示している。
同じエリアへの移動であっても出現地点やターミナルNPC、コストが別々のものが複数存在するということもザラ。
FF14
テレポによって一度交感したエーテライトまで移動できる。インスタンスダンジョンはファインダーからいつでも突入可能なため、こちらも一種のファストトラベルといえる。
FF15
レガリアでのオートドライブ時、10ギル支払うことでファストトラベルが可能。