システム/【魔法屋】

Last-modified: 2022-11-14 (月) 12:04:09

その名の通り魔法を買うことができる店。
初登場時はDQシリーズが圧倒的メジャーであったため、魔法はレベルを上げて覚えるというシステムが浸透していた。
そのため当時のプレイヤーにとって、この魔法を買うというシステムは新鮮でもあり、違和感もあるものだった。

一方で、魔法が一般に浸透している社会であることを考えるなら、
それを生業にする人がいるのも当たり前な訳で、納得のいく仕様でもある。
ゲーム中は戦闘に関する魔法しか出てこないが、本当はきっと生活に役立つ魔法もあるのだろう。
食べ物を滅菌保存する魔法とか、重い買い物袋を軽くする魔法とか。
つまり魔法屋のある作品は魔法が一般社会で認知されている世界観ということである。
主人公はジョブチェンジなどをしないと使えないことも多いのだが、
一般人でも訓練すれば魔法を使えるのであろう。

魔法は便利なためか、専門技術であるせいか、値段が高めのことが多い。


FF1

この時点では魔法を教えてもらうという設定だった。
そのため、一度覚えた魔法は覚えたまま。
その上にFC版では忘れることもできなかったため、計画性が重要だった。

FF2

魔法の本」という設定になり、本を読んで(?)魔法を覚える他に、
そのまま使って魔法を発動させるということもできるように。
魔法を忘れる機能もつき、柔軟性が上がった。

FF3

魔法のオーブという設定になった。
忘れる機能は無いが、代わりに装備品と同じ感覚で付け外しが可能になっている。
キャラ同士で魔法を全部交換する機能があるが、細かな付け替えはをしたい場合は手動で行うことになる。

FF5

一度買えば全員がその魔法を使えるようになったので、いくつも買う必要がなくなった。
新しい町に着いたらとりあえず一通りの魔法を買うのが基本となる。
その街で売っている魔法を一つずつ買ってしまえば、それっきり魔法屋に入ることは二度とない。

FF7

マテリア屋が魔法屋のようなもの。おそらくは神羅カンパニーが製造・流通を一手に独占していると思われる。
クラウド一行もそんなことは百も承知であろうが、
強くならないことには神羅に対抗できないので、先々の町でマテリアを購入することになる。

FF8

魔法屋そのものは登場しないが、有料のドローポイントがシュミ族の村入口に存在している。
このドローポイントでは1回5000ギルでアルテマがドロー可能。

FF11

各都市に存在し、使用することで魔法を習得するアイテム「スクロール」を販売。
一部地域は情勢や国民か否かで販売物が変わるのが特徴。(これは他のショップも同様)
なおスクロールはアイテムのため複数回購入も可能だが、魔法の本のような戦闘使用はできない。
一応、習得済みかどうかは販売リストの文字色で判断可能となっている。

FF12

オフライン作品では久々の魔法購入システム。
はっきり「魔法屋」という扱いで出たのは何気にFF5以来である。
購入しただけでは使えず、ライセンスも取得しないといけないという、
購入方式と育成方式の組み合わせ。
買える魔法を全部買おうとすると一気に金欠になるのもFF12の特徴。
戦略を考え、必要な魔法を購入するようにしよう。

光の4戦士

魔法の本を購入するシステムな上に、数少ないアイテム欄に魔法の本を持っていないと使えない。
何を買うか、何を持っていくかをかなりシビアに選ぶ必要がある。

FFL

FF5とほぼ同じシステム。上位の魔法は購入できないという点も同じ。