ストーリー/【カームでの回想】

Last-modified: 2024-04-28 (日) 20:30:08

FF7

ミッドガルを脱出し、カームに到着したクラウド一行。宿屋に集合した一行に、クラウドは5年前にニブルヘイムで起こった事件、そしてそれに伴うセフィロス豹変についてを語り始める。
 
但し、この時点で語られるクラウドの過去は、本人が見たり聞いたりした話と、本来なら親友ザックスの視点であるはずの部分を混ぜ合わせたものであり、最後はニブル山の魔晄炉のジェノバ保管庫でセフィロスとクラウドが対峙するシーンで終わっている。
また、この回想の中でのクラウドを「クラウド」と呼んでいるのはクラウドの母と宿屋の主人の老人だけであり、しかもそのどちらもプレイヤーが操作して話しかけるなりイベントを発生させるなりしないと出てこず、回想の中に「クラウド」という名前が端とも出てこないこともある。
ちなみにもちろんティファの家にも入ることができ、タンスを覗いたりピアノを弾いたりもできる。しかもここでピアノを弾いておくと後で復元された状態のものを弾いた時に出てくるアイテムに影響したりする

  • 確かセフィロスが名前で呼んでたはず。魔晄炉のバルブ閉じる時に。
    • 「クラウド、バルブを閉じてくれ」と言ってますね。
  • ティファパパやセフィロスの写真を撮りたがってる男性、幼い姉弟の母親など話しかければ「クラウド」と呼んでくれる人物は結構いたりする。

長いので一度休憩を取っている。


この時のクラウドのLvは1、HP140。マテリアはせんせいこうげきのみ、メニュー画面の顔グラも違う。
弱い、ひたすら弱い。当然このレベルでニブル山のモンスターに敵うはずもなく瞬殺される。それをセフィロスは律儀に治療してくれる。
逆にセフィロスはLv50、ほのお、いかずち、かいふく等のマテリアは最高レベルでほとんどぜんたいかを組にしている。
最初のドラゴンは一瞬でぶった切り、ニブル山では全体ガ系魔法で瞬殺。(この時点では)強い、ひたすら強い。


人物を注意深く観察したり会話の内容に逐一疑問を抱ける人ならばネタバレ前でも

  • 帰郷の感想を聞くセフィロスがクラウドの方を向いていない
  • 夢を叶えたにも関わらず喜び合う様子もなく妙に他人行儀な会話のクラウドとティファ
  • やたら明るいクラウド(この事件以降で変わってしまったともとれるが)
  • 回想内容に対して「・・・」(思い悩む描写)が多いティファ

辺りでこの回想何か変だ、気付くことが出来たかもしれない。

  • ティファの反応は辛い過去故だろうと受け止めた人が大半であろう。巧妙なミスリードである。
    • しかもクラウドの回想をティファが補足して進める場面まであるのでなおさらミスリードには気づきにくい。
  • セフィロスがクラウドに帰郷の感想を聞く場面は当初セフィロスの姿しか映らず、後からクラウド達が画面に入ってくるため
    「セフィロスが本物のクラウドである神羅兵が同じ画面にいる状態で帰郷の感想を聞く」という決定的瞬間は避けられており、
    この場面が重大なネタバレである事に気づかなかった人も多かったと思われる。

クラウドの母親に「それがソルジャーの制服かい?」と
聞かれ、クラウドが「実は…」と言った直後にザッと一瞬砂嵐が入って
画面が切り替わる。

その後も母親との雑談が続くので気付きにくいが、
本当の過去ではここで母親に打ち明けていたのだろう。


当然、本物のクラウドに相当する神羅兵も登場する。冒頭から乗り物酔いしており、後の記憶探しでこの回想中も結構画面に映っていた事が判明する。

  • ちなみに、ニブルヘイム到着後にセフィロスが見張りの神羅兵に対して「見張りは一人でいいから交代で休んでいろ」と言った際に最初に休憩に入っている神羅兵がクラウド。
    直後にセフィロスが「家族に会ってきていいぞ」と言っており、この後一旦建物に入って外に出るとこの神羅兵が村の中を歩き回り、
    給水塔やティファの家の前で足を止めてそちらの方を見ていたりする。
  • 翌日の朝には「……また遅刻だな」と言っている神羅兵がいるためセブンスヘブンでクラウドとティファが7年前の給水塔での約束を話す際にクラウドがティファがなかなか来なかったと言っていたことを覚えている方はこれがクラウドだと分かった人もいるのではないだろうか。

【関連項目】
・今回語られた内容
【ニブルヘイム事件】

・後に語られる真実
【ライフストリームに落ちるセフィロス】
【クラウドの記憶探し】

・写真撮影をスキップできるバグ(※セフィロスが加わらない)
裏技・バグ/【カームバグ】

FF7R2

上記のこの話題と合わせ、ストーリーの一部がFF7リバースの体験版第1弾に収録されている。
ニブル山の魔晄炉からモンスターが村の近くまで出現し、自警団では手に負えなくなり神羅に救援要請したのが発端で、原作とやや異なる。
他にも登場人物やニブルヘイムの規模感、細かなセリフ等、例によって多少の違いはあるが、ストーリーの本筋自体は原作と同じである。
なお体験版をクリアまで進めると製品版のシナリオにて、体験版で進めた部分までスキップすることが出来る。

  • ここで手に入れたものは以降には反映されない。
    しかし、みやぶるのデータは共有される。
  • ここで注意したいのが回想の最後、セフィロスが炎の中に消えるシーンのあと体験版にはなかった続きのシーンが製品版では収録されているという点である。
    これらは一続きのムービーとなっているため、体験版をやっていて同じ内容だと思ってムービーをスキップしてしまうとティファが重傷を負うシーンを知らずに進行させてしまう可能性がある。

原作プレイ済みのユーザーの注目点は、クラウドとある神羅兵の挙動であろう。
ボイスが付いたことで、回想中のクラウドの違和感がより分かりやすくなっている。
それどころか、このクラウドの本当の姿を思わせるキャラクターがより鮮明になっている。

  • 門の右側の兵士に話しかけると、フランクに女の子の話題を振ってくる。この時のセリフが、後に思い出すとある人物との会話と全く同じ内容。
  • 村の炎上時、クラウドの家の前に倒れている警備兵が「かあさん」と言っている。

ピアノを弾いたときの反応は2パターンある。具体的な条件は不明(例のメロディを弾くことか?)


クラウドの存在に気が付いている村人が結構いる。実際に会っていたら7日間でティファの耳にも噂が入りそうなものなので、大半が捏造だったと思われる。


重要な変更点として、「ティファの記憶では5年前クラウドは来なかった」という事実がこの時点でエアリスとプレイヤーに明かされる。
ティファはこの5年間クラウドが何をしていたのかを問い質そうと試みるが、セフィロスの介入によってティファに対する疑念を植え付けられてしまい、2人の関係はギクシャクしたものになる。