セリフ/【みんな! みんな、だいっきらい!!】

Last-modified: 2021-02-16 (火) 18:20:16

FF4

召喚士リディアが、母親を殺したカインセシルに声をかけられた時の悲痛な叫び声。
このあと、タイタンを召喚し地形が変わる。
ちなみに、カインとセシルに悪気はなく、悪事の片棒を担がされただけ。
もちろん、ミストドラゴンを倒したのも自分達の命を守る為のやむを得ない行為であり、
それによって術者=リディアの母が死ぬなどとは思いもよらなかった。

その後セシルにカイポの村で追っ手を追い払ってもらっただけで、
「でも、守ってくれた」
と許してしまうところがさすが幼女。
もし、このときカインがセシルの立場だったら…

  • セシルとカインが入れ替わるだけでさして変わらんだろうな。
    カインも守ってくれるだろうし。
  • 小説版では、カイポの宿屋で目覚めてからは、セシルに対する敵愾心が薄れており、
    タイタンを召喚した自分を置いていかずに助けてくれたことで、彼について捉えかねていた。
    そうした状況でバロン兵による襲撃事件が起き、身を呈して守ってくれたことで、
    彼への信頼感を芽生えたようだ。
  • この状況下でリディアが生存するには、恐らくセシルに同行する外に術はない。

利発な面のあるリディアは、いくらか無意識のうちにその事実を逸早く察知して
「セシルに対して強硬な態度を取り続けることは自分のためにならない」と判断したと思われる。
さすがにの撃退だけで全ての恐怖を簡単に忘れてしまったわけではない筈だ。
(現にファイアの習得は遅れる
その後、セシルとの奇妙な関係が続くにつれ、
リディアはセシルのことを少しずつ信じはじめ、慕いだし、
そして本当に許していったのだろう。


正確には、カインの「止むを得ん、無理矢理でも!」というセリフの後のリディアの発言。
母親を召喚獣諸共殺され、故郷を焼き払われた彼女にとって、
たとえ2人に自身への殺意が無くても殺意を向けられているように感じるのは仕方の無いことである。
その後、どうなったのかは上記の通り。


いわゆるイヤボーンである。

  • しかし対象が主人公側とは…。

後に惣流・アスカ・ラングレーに引き継がれた名セリフの1つ。
リディアとアスカには母親関係の不幸があったという点まで一致してたりする。

  • FF4以前に発表されているアニメ『ふしぎの海のナディア』(総監督:庵野秀明)にも同様のセリフあり。
  • むしろ『ガンダムΖΖ』のプルツーの台詞を連想した。「みんな嫌いだ!ここからいなくなれ!」

セシルはこのときの地震に巻き込まれて死亡したとバロンでは報じられる。

  • 20年間仕えた国に裏切られ帰る場所も失ったと言うのに、気にしている様子は無し。いいのかそれで。
    • 気にする?そんな情報はカイポに行ったセシルには届かない。再びバロンに来た時は覚悟済。
    • 一応ミストの村で「殺戮を繰り返してまで陛下に従う気はない!」と宣言している。理不尽な目にあっているリディアを目にすればいつまでも気にしてもいられないだろう・・・。本人の意思や背景があるにせよセシルはこの時点では加害者側である。

確か英語版だと“I hate you!”だった気がする。こう言われると結構へこむ。

  • 「嫌い」という単語にはdislikeなどもあるが、hateには明確な憎悪や嫌悪も含まれている。その為セシルにはひどく応えたものであっただろう。

後にセシル曰く「この子も‥‥バロン王に騙されて、僕が‥‥」。だが、バロン王(カイナッツォ)は「ボムの指輪をミストに届けろ」と言っただけであって、決して嘘はついていない。まぁ、「召喚獣が死ぬと召喚士も死ぬ」「ミストの召喚士を全滅させるのが真の目的」の2点はわざとセシルに黙ってたんだろうけど。


関連項目→おんなのこ

FF4TA

FF4で起こったこのイベントによる地形の変化で出来た山を、
今作ではなんとロッククライミングで越える事になる。
⇒新ダンジョン「ミストの断崖


タイタンと対決するイベントでは、リディアがタイタンを子供の頃から知っていたという。
付き合いの長い幻獣だったことが判明。