FF4
試練の山にて父親がパラディンになれる様に導いてくれる。
しかし過去と決別する事ではなく、過去を受け入れる事がパラディンになる条件なので、言葉通りに暗黒騎士と戦ってもパラディンにはなれない(ゲーム上は一応なれるけど)。
叔父さんの迎撃システム事件と言い、偽アドバイスは血筋なのだろうか。
決別しなければならないのは、目の前にいる過去の自分の姿をしたものではなく、過去を受け入れられない脆い心を持った正しく自分自身。さすがにややこしいと思ったのか、後でちゃんとしたアドバイス(もしおまえがほんとうのパラディンなら~)をしてくれるのが兄との違い。
続編では、決別したはずの過去の自分ともう一度向き会う事になる。
- んでもって受け入れなおす。やっぱり決別は出来ないらしい。
「血塗られた過去」って、アンタずっと山にいたくせに、よくそんな事知ってたなぁ…。千里眼?
- 暗黒騎士そのものが血塗られた過去ってことじゃないだろうか?
ただそうなると暗黒騎士は悪い物なのかってことになるが… - バロンの住人の反応(セシルを恐れてる)やローザの母親のセシルへの態度を見る限りではあの世界観では暗黒騎士というのは「いい職業ではない」ようだ。パラディンがかなり社会的信用度の高い職業に対比してってとこか。極端な話、現実なら王様公認の○クザ、○力団みたいなもんか?
- 幼少の頃から仕込まれた、王の懐刀の暗殺者みたいなものかと。
続編ではカインに対し、「決別…」と言う。
しかし決別すべきだったのは過去の自分ではなく、過去を受け入れられない自分というオチ。
- 実際の洗脳されていた時のカインより悪カインはかなりはっちゃけているので、これを受け入れろとはなかなか難易度が高い。
DDFFでの対アルティミシアエンカウントボイス「過去は決別するものだ!」はおそらくここが元ネタ。
もともとは今までの生き方と決別するという意味で使っているのだろうが、過去を繋ぎ止めて生きるよりも未来へと歩みを進める、という解釈も出来る気がする。なかなかに格好いい。
- ゴルベーザ同キャラの「己の過去と決別できるか?」は?