アビリティ/【弓矢装備】

Last-modified: 2022-10-25 (火) 17:34:11

FF5

狩人レベル3のアビリティ。弓矢が装備できるようになる。
力と素早さに能力補正が付き狩人と同じになる

  • 補正はそれぞれ力+16、素早さ+12。必要ABPは135、累積195ABP。

素早さが全ジョブ中第4位になるという効果が強力(シーフ、同点2位の忍者・魔法剣士の次)。
ゲーム後半は命中率も高く追加効果も優秀な弓矢が手に入るのもポイント。
攻撃したいだけなら他に使えるアビリティはいくらでもあるが、素早さ+12が地味に光る。

  • ちょこまかうごく(累計ABP635)に比較すれば必要ABPが少なく、装着すれば鈍足系のジョブも素早さ第四位になれる。本アビリティの優秀さは、ちょこまかうごくの残念さを加速させている一因である。
  • マジックポットによるABP稼ぎで乱れ撃ちの習得ついでに覚えられるのも長所。
    • むしろついでにせず、弓矢装備までは早めに覚えてしまったほうが有利。
      第二世界までは弓矢装備+疾風の弓矢でも充分強力なので、獲得ABPの多い第三世界に入ってからみだれうちを目指して稼ぐと効率が良い。

必要ABPが膨大な「〇〇装備」系アビリティ(例として剣装備が要690ABP、斧装備が要500ABP)の中では、1位の竪琴装備(累計ABP75)、2位の鞭装備(160ABP)に次ぐ第3位の必要ABPで、SFC版のゲームクリアまででも十分習得できる範囲。

  • モンクの「格闘」(累計ABP45)は名称は○○装備ではないが実質「素手装備」であり、最速はこれとなる。
    • とはいえそれを加味しても弓矢装備が修得の早さと性能の高さを兼ね備えた優秀なアビリティであることに変わりはない。

竪琴装備よりコストはかかるが、強力な素早さブースターとして、鈍足である魔導士系ジョブとバーサーカーにおすすめしたい。

  • 魔道士ジョブにつけると、「後列からでもそこそこダメージが出るのでMP節約になる」「素早さ強化に役立つ」「青以外は元々盾を装備できないので両手持ちでもあまり気にならない」と、多彩なメリットがある。
    • とにかく魔導士系は素早さが低く、普通は敵に先制されてしまう。一方FF5はロッド装備の属性強化でゲーム全体を通して大ダメージを与えられるので、敵より前に動ければ雑魚を一網打尽に出来、素早さ強化の恩恵がどのジョブよりも大きい。
      • ただし、敵からの被弾後の回復がメインである白魔導士は除く。白の場合は下手に素早いと回復のタイミングに影響が出てしまうから。まあ賢者の杖+ホーリーで行くのならば話は変わるけど。
      • 黒魔道士召喚士などの専売特許であった三属性の使い分け攻撃も、三色弓矢を装備することで可能になる。
        青魔道士時魔道士のような搦め手の得意なジョブに素早さを与え、更に三色弓矢という無消費属性攻撃の手段を増やすと、初動補助攻撃の早さと殲滅能力が同時に大幅アップする。
        まあロッド強化ラ系魔法に比べるとダメージも命中率も見劣りはするのだが(レベル20で単体に弱点を突いた場合、三色弓矢が約650ダメージ、ラ系魔法がMP10で約750ダメージ、属性強化すると約1100ダメージ)、小回りの利く属性つき連射系サブウェポン役と考えれば、パーティ構成によっては充分に選択肢の一つと言える。
        他にはロッドを装備できない薬師風水士あたりも、この手段で先制属性攻撃の手数に加えることができる。
    • 弓矢は使わず、素早さブーストのためだけにこのアビリティを使ってもよい。召喚士に弓矢装備を付け、弓矢は装備せずエアナイフで属性強化し、素早さ+12で先制シルドラ雑魚散らし、などがメインの運用。
      • 魔獣やエイビス種族の敵と遭遇したら持ち替えるのももちろんあり。
    • 第二世界のうちに習得できれば、エクスデス戦においてヘイスト・ヘイスガ役の時魔道士、ゴーレム役の召喚士などを疾風の弓矢で強化できて、強敵相手に大きな助けとなる。
  • GBA版までのバーサーカーは待機時間60を消費して初めて動ける仕様なので、素早さが狩人並みになっても初動の遅さは変わらない。しかし一度行動して以降は素早く動けるので、隊列無視と素早さ補正の弓矢装備と相性が良い。

弓矢は発動する追加効果が優秀なので、それを考慮して組み合わせると良い。
火力不足のジョブにつければサポートキャラとして活躍可能。以下は組み合わせ例。

  • 踊り子につけると効果的。レインボードレスかラミアのティアラか靴も忘れずに。
    • 与一の弓を装備すれば30%というクリティカル率も相まって剣の舞の威力も跳ね上がる。
    • 剣の舞で必中、攻撃2倍、倍率2倍。クリティカルで防御無視、倍率2倍なので必中、防御無視の8倍攻撃というトンデモ性能。
    • 与一の弓剣の舞は倍率13倍でクリティカル時9999ダメージが確定する。リボン併用ならレベル30強で到達できる。
    • 後列配置で生存性を高められるのは勿論、踊り子は後述のシーフや忍者と比べて素早さが低めなこともポイント。
      素早さ補正の恩恵が非常に大きく、敵の攻撃を受ける前に剣の舞で一掃可能と、攻守両面で優れたシナジーを発揮する。
      装備への依存度が高く、防御力を筆頭に素のステータスが貧弱な踊り子にとっては正に理想のアビリティ。
      • 踊り子といえば格闘と組み合わせた超火力が有名だが、安定性や攻守のバランスで言えば間違いなくこちらが上。
        アクセ枠が自由なうえ武器の装備補正も受けられるため、カイザーナックル入手後も実用性では引けを取らない。
  • 防御力の低いシーフ忍者も安全に後列から攻撃できる。
    • 忍者の場合は二刀流の長所が潰れる上、素早さ補正の恩恵もないため鞭装備の方がいい。
      種族特効や属性などの関係で、弓の方が強い場合ももちろんあるが。
  • モンク+弓矢装備でキラーボウ
    カウンターでザコを葬ってくれることもある。即死発動確率の低さを反撃回数で補う。
  • 同じ両手武器を使う吟遊詩人なら有効活用できるかもしれない。
    • 詩人はうたうのに忙しくて殴ってる暇がないような気もする。
      実際、デフォルト装備の竪琴でも攻撃させた記憶がない。
    • 吟遊詩人に付けるなら、暗闇の弓矢を活用するのがお勧め。
      物理攻撃一辺倒の敵を暗闇にしてから、安全に歌で強化ができる。
      • 前作では1人を除いて全員装備できたので、FF4プレイ後だとイメージ的にも魔道士や吟遊詩人につけたくなる。
  • 赤魔か時魔辺りも使えるかもしれない。
    • 時魔はともかく赤魔は両手持ちという選択肢もある。軽装だから中盤あたりから厳しくなるけど。

ゲーム前半は弓矢自体の命中率が低めなため、狙うが使える本職の狩人以外だとミスもよくある事に注意。

  • 弓矢は命中低いと言われているが、実はゲーム後半の弓は総じて命中率が高い。(ちなみに前半の弓は全て命中70%)

中盤以降はぜひ飛竜の谷で疾風の弓矢を手に入れよう。基本命中80%&ときどき必中のみだれうちが発動するので「ねらう」無しでも十分使用に耐える。
第3世界なら与一の弓(命中90)やエイビスキラー(命中100)などもどうぞ。


スマホ版バーサーカー先頭固定の仕様に変更されたので、弓矢装備による疾風の弓矢が後列敵を倒すための生命線となる。

FF5(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版ではリボン、レインボードレス、赤い靴、ラミアのティアラのいずれかを装備すると物理攻撃が必中となっている。分身の効果は無視できない。
踊り子なら弓矢装備+リボンで必中化できるわけだが、それ以上に強力なのは魔道士系ジョブ全般が装備可能なラミアのティアラ
ねらうが完全に不要になり、序盤の命中率が低い弓矢の能力でも物理ジョブより容易に発動できる。
力や素早さのブースターとしてだけでなく、強力な追加効果を孕む必中後列攻撃として明確に一本立ちしたと言える。