モンスター/【イミテーション】

Last-modified: 2023-09-06 (水) 16:44:32

【関連項目】
設定/【イミテーション】


DFF

概要

ストーリーモードのマップ上に現われる、キャラクターに擬態したイミテーション。
こいつらを倒していくことで、先に進んでいくのである。
場合によってはEXモードになることはあるが、EXバーストを発動することはない。
中には倒さないとロックエリアが解除されず進めない場合があったり、特定の条件を満たして倒すことで、DPを得られたりするものもある。
バトルピースそれぞれには、固有の名前が与えられており、それにより擬態するキャラが異なる。
対応するキャラは以下の通り。


偽りの勇者:ウォーリア・オブ・ライト
偽りの猛者:ガーランド
模倣の義士:フリオニール
模倣の暴君:皇帝
まやかしの少年:オニオンナイト
まやかしの妖魔:暗闇の雲
うつろいの騎士:セシル
うつろいの魔人:ゴルベーザ
みせかけの旅人:バッツ
みせかけの大樹:エクスデス
幽玄の少女:ティナ
幽玄の道化:ケフカ
虚構の兵士:クラウド
虚構の英雄:セフィロス
かりそめの獅子:スコール
かりそめの魔女:アルティミシア
たわむれの盗賊:ジタン
たわむれの死神:クジャ
うたかたの夢想:ティーダ
うたかたの幻想:ジェクト
いにしえの淑女:シャントット
いにしえの武人:ガブラス


上記の通り、ナンバリング毎に頭につく言葉が分かれている。
FF1「偽りの」、FF2「模倣の」、FF3「まやかしの」、FF4「うつろいの」、FF5「みせかけの」、
FF6「幽玄の」、FF7「虚構の」、FF8「かりそめの」、FF9「たわむれの」、FF10「うたかたの」、
FF11・12「いにしえの」

  • ↑ボイスも実際のキャラのボイスを変声させたものだったりする。
    • 最初はカオス陣営のキャラを使えないので、彼らのボイスから元を想像する楽しみもあったり。
    • 変声したセリフが妙にカッコよく聞こえる者も多い。逆にケフカのセリフは全体的にシュール。
  • 頭につく言葉が異名ごとに似合っているのが素晴らしい(とくに「うたかたの~」)。
    • 「うつろいの」や「虚構の」も合ってる気がする。
  • それぞれの意味を調べてみた。
    ・偽り…事実でないこと。うそ。
    ・模倣…他のものをまねること。似せること。
    ・まやかし…ごまかすこと。いんちき。
    ・うつろい…移り変わること。 物事の状態が盛りを過ぎること。
    ・みせかけ…見せかけること。うわべ。
    ・幽玄…物事の趣が奥深くはかりしれないこと。
    ・虚構…事実ではないことを事実らしくつくり上げること。つくりごと。
    ・かりそめ…一時的なこと。いいかげんなこと。
    ・たわむれ…ふざけること。冗談。
    ・うたかた…水面に浮かぶ泡。はかなく消えやすいもののたとえ。
    ・いにしえ…過ぎ去った古い時代。亡くなった人。
    • ルーツとしてはこんなところか(ネタ含む)?
      ・偽り(1)…最初の「最終『幻想』(=ファイナルファンタジー)」から。
      ・模倣(2)…この作品からサガシリーズ最初のゲームが作られた。
      ・まやかし(3)…「いんちき」からすると、バックアタックや波動砲。
      ・うつろい(4)…世代交代(=FF4TAの発売)が決まっていた。セシルたちによくある気持ちのうつろいもあると考えられる。
      ・みせかけ(5)…「大人の姿をした子供」という意味。
      ・幽玄(6)…ティナもケフカも幻獣の能力を持っている。
      ・虚構(7)…ジェノバ細胞がクラウドの頭の中に偽の記憶を作った。
      ・かりそめ(8)…黒幕が次々に登場している。
      ・たわむれ(9)…ジタンもクジャもお調子者。
      ・うたかた(10)…ティーダもジェクトも架空の人物(夢)。
      ・いにしえ(11,12)…トットもガブラスも過去の戦いにおける戦士で、現在は戦いを放棄している。

外見は、まるで水晶で出来た人形のようである。
全体的にパキパキしているが、細かく見ていくと、アクセサリ等もきちんと再現されているのでカオス側の仕事の丁寧さがうかがい知れる。
白目で表情は変わらない。
色もナンバリング毎で分かれている。
FF1:青 FF2:黄色 FF3:緑 FF4:黒と白 FF5:青緑 FF6:赤
FF7:水色 FF8:紫 FF9:青紫 FF10:橙 FF11・FF12:茶

  • マントが透けているのとそうでないのの違いもある。

実機だとアルティマニアの写真とは印象が違うので見比べてみてください。
イミテーションのSS集


イミテーションもEXゲージを溜めることでEXモードを発動する。
そのとき画面上に全キャラ共通で「パワーアップ!」と表示される。
但し、姿は変わらず(ガブラスのみ変わる)、キャラ毎のEX効果も無くEXバーストも出来ない。
あるのはクリティカルアップとリジェネだけである。

  • 所詮は紛い物と言う事か。

ノーマル

通常のバトルピース。
大抵は割れた盾や朽ちた鎧などの、能力をマイナス化する装備をしているため弱い。
DPチャンスの条件がある場合は、できるだけそれを狙って倒すべし。

ハード

多量のアクセサリで大幅に強化されたバトルピース。
アクセサリの効果発揮の条件を満たしてしまうと、かなり強くなるのが特徴。
とはいえ、それ以外の点ではノーマルのものと同じなので、条件を満たさないように戦えば、さほど苦労することはない。


レアピース(後述)やステージボスにもこの癖をもったヤツがいるので注意したい。
また、Shade Impluse以降の対戦相手(実際のキャラ含)には、アクセサリを大量に持ったキャラがこれでもかとばかりに頻発する。

ストレンジ

黄色く歪んだ形をした、能力値が異常化したバトルピース。コスモスの10戦士を模したもののみ登場。
大抵はHPが1だが、攻撃力等が恐ろしく高かったりブレイブ初期値が2000を超えるなど、まさに異常。
ピースによっては、開始早々召喚獣を使ったりするなどのクセがあるものもある。
まともな戦法で挑むと返り討ちにされることもあり、とても危険。
戦い方に応じて距離を置き、相手の攻撃のスキを見計らってHP攻撃を決める戦い方をしたい。


ストーリーによっては倒さないと進めない場面もあり、その場合は結構厄介。
しかしそれは、このバトルピースまでは普通に戦って倒せることも意味するので、倒さないと進めない場面でなくても、自信がついたら挑んでもいいだろう。
特に最終決戦シナリオのセフィロスステージはレベルだけは無難なこれと後述のエキスパートとの2択を常に迫られる構成となっている。

エキスパート

茶色く胴が長い、イミテーションとは思えないほど非常に強く設定されたバトルピース。
D.O.では5つのステージ中1ヶ所に、宝箱を守るようにして出現している。
レベルが周囲のバトルピースに比べてとても高く装備も固いため、倒すのはステージクリアよりも難しい。
キャラごとのクセや特性を熟知し、効率よく挑まないとレベルが高くても負けてしまう。
現状で勝つのが困難なら、諦めて先に進んだほうがいいかも。
なお、D.O.ではこのピースに勝利するとDPが1もらえる。


D.O.では最初は100%絶対負けるので無視してOK。
ステージ2度目のトライで勝負してやっと勝てる程度の強さであり、ストレンジまでのバトルピースと違って必ずしも倒す必要はない。
そのためか、強すぎて攻略できないことも意味する。

レア

シナリオクリア時に「レアバトルピース解放」を達成すると2周目以降のプレイにおいて出現する、青く細長いバトルピース。
D.O.の主人公とその宿敵を模したものが登場する。
レベルがかなり高く、エキスパートよりも勝利は困難を極める。
レベルを上げてごり押すか、マジックポットに頼るか、特徴を見極めて倒すなどの工夫が必要。
なお、このピースに勝利するとDPが2(場所によっては3)もらえる。
高いDPを残して報酬を得る場合には、避けて通れない相手になる。


上記のとおり強さはエキスパートの比ではなく、レアのレベルに近くなってやっとタメを張る勝負ができる。
HP攻撃を加えるとそのたびに莫大な経験値が入るのも特徴的だが、結構な確率で返り討ちに遭う。
使える手段をすべて用いて撃破したい。
個人的にはコイツ相手にはどんな手段を使っても卑怯ではないと思われる。


一度出すと倒さなければ次周をクリアできないD.O.がある。キャラの育成は計画的に。


最高難度シナリオの敵はイミテーションではないが、いずれもコスモスピースやカオスピースではなくこれで表示される。
このシナリオの中では雑魚に過ぎない、ということなのだろうか……?


ちなみにヘルプマニュアルではピースそのものの種類は「アルティメット」と紹介されている。
レベルはもちろん装備も強い。心して戦おう。

番外

一部には、ピンク色(最初からバーサク状態)になったバトルピースもいる。
コイツの隣のマスにやって来ると、燃え上がってチェーンがかかり強制的に戦闘になる。
(この際CHAIN!の文字は出ない)
チェーンがかかったら最後コマンドが開けなくなるので準備は移動する前に万全にしよう。

DDFF

対応する追加キャラは以下の通り。

たまゆらの雷光:ライトニング
そらごとの空賊:ヴァン
かりそめの銃士:ラグナ・レウァール
うたかたの召喚士:ユウナ
うつろいの竜騎士:カイン
虚構の拳士:ティファ
みせかけの豪傑:ギルガメッシュ
いにしえの忌子:プリッシュ

  • ガブラスは「いにしえの武人」のまま変更なし(「そらごとの武人」にはなっていない)。
    • ガブラスは過去の戦いで姿を消した戦士なので、これは合点がいく。
      となると逆に、戦士ですらないギルガメッシュはどうして……?
    • そこまで含めての「みせかけ(=戦士のふり)」なのだろう。
  • ボイスも相変わらず変声させたものだが、一部はやられたときの台詞に差異がある。
    具体的には以下のようになる。
    1.そらごとの空賊は「ここで…終わり?」の「…」(間)がない。
    2.うたかたの召喚士は最初の「終わりなんて」がない(聞こえづらいだけ?)。
    • 聞き取りづらいが、一応「終わりなんて」と言っている。
  • 追加された言葉の意味を調べてみた。
    ・そらごと…うそ。いつわり。
    ・たまゆら…少しの間。ほんのしばらく。
    • ルーツはこれか。
      ・そらごと(12)…脇役が主人公を自称し、「主人公」が本物化してしまった。
      ・たまゆら(13)…ルシになるまでの間の僅かな時。
    • FF12のガリフでのイベントで語られるが、ヴァンが空賊になる夢を抱くきっかけは「どうにもならない現実と無力な自分からの逃避」であったので、真面目な意味でもあっている言葉である。
      もっとも、そうしているうちにヴァンは本気で空賊に憧れるようになり、そらごとではなくなったわけだが。

追加キャラの色は、各ナンバリングに対応。
FF12:黄土色 FF13:薔薇色

  • これに伴い、武人の色も変更になっている。
  • 名前は未確認だけど、ライトニングのみ黒いイミテーションも確認
  • そんな特別扱いはいないはずだが

パーティバトルシステムの追加により、パーティを組んだイミテーションを表すバトルシンボルが新登場した。
しかし各々のイミテーションがどのシンボル相当の強さなのかは見た目ではわからないため、レベルなどで判断するしかない。


今回はメインストーリーではレアピースは出ず、最強でもエキスパートピースである。
また、前作でレベル100のデータを引き継いでいれば、レベルを調整することで、1周目の攻略でエキスパートピースを倒し宝箱の中身を手に入れることができてしまう。

  • と思いきや、12回目の戦い4章の消え去りし王国のひずみにいる。
    うたかたの幻想でレベルは23。案の定ジェクトブロックでらくらくガードしてくるので注意。
    倒すとブレイズエッジ入りの宝箱とミスリル入りの宝箱に辿りつける。

CPUはこの種のイミテーションをアシストに使うことが多い。
また、イミテーションをアシストに使うイミテーションもいる。

  • 13回目の戦いでゴル兄やジェクトがアシストのイミテーションを連れていた時はとてつもない違和感を感じた。

ラグナ曰く「イルミネーション」。
クリスタル鉱石が原料なだけにきれいに輝くものなのだろうか、と揚げ足を取ったりしてみる。


フィールド上では、ひずみから溢れてきたイミテーションがうろついている。
一定の距離に近づくと接近してきて攻撃を放ち、食らうとバトルに突入する。
逆に自分から攻撃を当てると「不意打ち」となり、バトル開始時の敵ブレイブを0にできる。
敵レベルはある程度近づくと表示されるため、敵わないレベルであれば近づかないのが吉。

  • 攻撃の射程が長いラグナ・フリオニール・アルティミシアなどは楽に不意打ちできるが、
    絶望的に射程が短く、隙も長いカイン・ティナ・ティーダ辺りは返り討ちになりやすい。
    あと基本的にイミテーションの攻撃は回避タイミングが難しく、回避反撃も非常に難しいので注意。
    特に模倣の暴君
    • 知られざる物語については居合い特化での攻略がセオリーのため、わざと攻撃を受ける方がよい。
      下手に不意を撃つと居合い抜きに成功してもブレイブが碌にたまらず苦戦する。
      最もできるだけバトル自体を避けるのがよいが、道が狭く避けにくい場合もあるので一応。
      また、全体にいえるがバトルエスケープは厳禁。KPが2割減ってしまう。
  • フィールドではガード・空中回避ができないため、戦闘では簡単にいなせる攻撃が非常に厄介になっているものもある。

DFFOO

これまでのDFFシリーズに連なる世界観を持つ本作でも登場。2章中盤でクジャがけしかけて以降、主に異次元空間でのクエストに出現する。
こちらのキャラを模した姿を取り、元のキャラと同じアビリティを使用する点は同じだが、今回はその体色がキャラに関係無くレベルによって変化し、現状確認出来る範囲ではレベル20までは白色、レベル21~40が青色、レベル41~60が緑色、レベル61~80が黄色、レベル81以上が赤色になっており、名前は「イミテーション:○○」(元のキャラの名前が入る)となっている。
また、ボイスエフェクトもPSP時代ほどきつくはなく、台詞を聴き取りやすくなっている。
会話イベント中でも多少ながら言葉を発しているが……。

  • 尚、キャラクターの調整で仲間が強化されると同じくそのキャラのイミテーションもアビリティが強化されるので公式から報せが来たらそのつもりでいよう。

ティーダの断章「ザナルカンドより」のHARDではイミテーションが大量発生している。
どうしてこうなった…

  • 上記のとおりにイミテーションはキャラの調整が入るごとに強くなるため攻略を後回しにするほど攻略に熾烈を極めるため出来るなら早いうちに攻略していきたいところ。

ストーリークエスト第2部より新たに「ダークイミテーション」なる存在が登場。過去のディシディアシリーズのイミテーションと異なり自らの意思を持ち、ストーリーにも密接に関わる存在となっている。

TFFCC

セフィロスの姿のイミテーション(虚構の英雄)がBMSで敵キャラとして登場する。


コレカなどを見ると「MANIKIN」と書かれている。マネキン…?

  • 海外版DFFではイミテーションがマネキンと呼ばれていた故(参照)。

コレカ

ナンバー#136のコレカ。
コレカクリスタリウムでの強化値は以下の通り。
N:うん+1
R:うん+3
P:うん+5
成功率:65(%) クリティカル率:30(%)

TFBL

DFFシリーズのモンスターとして登場。