モンスター/【ガルラ】

Last-modified: 2024-01-02 (火) 22:37:33

関連項目:モンスター/【ガルーダ】モンスター/【戦闘爆撃騎カルラ】


FF5

garula5.png

巨大象に似た姿をしており、とても臆病な性格をしている。
姿は同じだが、ザコモンスターとボスモンスターの二種類が登場する。


ガルーダの別表記としてガルラ、あるいはカルラというものがあるので、由来はガルーダか。

  • ガルーダの伝承を元に永井豪が創作した怪獣の方が元ネタかもしれない。
    大きな牙が特徴の豹のような怪獣で、悪者に操られて人類の敵になったという設定がFFのガルラと一致している。

ザコモンスターのガルラ

Lv9、HP500、MP0、種族:なし。
攻撃力12、物理倍率4、素早さ10、魔力0。
防御力5、回避力0、魔法防御5、魔法回避0。
弱点:全属性。無効化・吸収属性なし。カテゴリ弱点なし。
有効な状態異常:蛙・小人以外全て。
行動:
通常時

  • 1ターン:何もしない
    2ターン:何もしない
    3ターン:何もしない
    4ターン:とうそう

操る:不可。はなつ:不可。
盗み:通常枠乙女のキッス/レア枠乙女のキッス。落とすアイテム:なし。
EXP:0。獲得ギル:0。
ボス系耐性持ち。


ウォルスの塔付近のフィールドで出現する。
こちらには何も攻撃せず一定時間経つと逃走してしまう。
この場合経験値を得ることなくABPだけを取得できるので、低レベル攻略では稼ぎに使われることもある。

ウォルスの町の隅で少女と戯れているのを見かけることができる。

  • ボス版ガルラとの戦闘後にこの少女に話しかけると、城の関係者から聞いたのかガルラが悪事に利用されたことに憤っている。

第3世界では、タイクーン南部の森に滞在している。


通常エンカウントするガルラはHPは当時では高めとは言え、全属性が弱点という雑魚。
ボスとして出てきた時、それと同じようなノリで戦って痛い目を見たプレイヤーもいるだろう。

  • あるいは、凶暴そうな風貌でおとなしい様子を見て、「これは後で敵に利用されて襲ってきそうだな」と勘ぐったプレイヤーもいると思われる。

作中で散々人畜無害っぷりが強調されているにも関わらず乱獲される宿命を持つ可哀想なモンスター。
APが欲しいけど無抵抗の相手を嬲り殺しも抵抗があるというプレイヤーは逃げるまで待つのが良いだろう。

  • GBA版だと図鑑完成のためにはこの無害なモンスターを最低1匹は殺さなくてはいけない。

雑魚版は種族なしだがボス版ガルラは魔獣種族。
雑魚版にはカエル耐性とボス系耐性があるのに、ボス版にはない。
ボス系耐性があると麻痺からあっという間に回復してしまい攻略難度が上がってしまうため、そのための調整かもしれない。

ボスモンスターのガルラ

Lv3、HP1200、MP100、種族:魔獣。
攻撃力15、物理倍率9、素早さ31、魔力0。
防御力7、回避力0、魔法防御4、魔法回避0。
弱点・無効化・吸収属性なし。カテゴリ弱点なし。
有効な状態異常:小人・眠り以外全て有効。
行動:
通常時

  • 1ターン:たたかう

蛙状態になる

  • 自分にトード(消費MP8)

HP800以下でダメージに反撃

  • 1ターン:2連続行動。たたかう(100%使用)→とっしん/たたかう/何もしない

盗み:通常枠ポーション/レア枠ハイポーション。落とすアイテム:ハイポーション(100%)。
ボス系耐性なし
得意技>とっしん(スリップ)。
獲得ABP:5。


何者かに操られてウォルス兵やウォルス王までも襲った凶暴なガルラ。ウォルスの塔で戦う事になる。
クリスタルを守るために第二世界からやってきたバル兵に攻撃し、クリスタルの間に現れたバッツ達にも襲いかかってくる。
戦闘では仲間1人にダメージ+スリップの「とっしん」や
クリティカル攻撃、更にこちらの物理攻撃に対するカウンターなどで攻撃してくる。 


ウォルスの塔に登場するガルラにはカエルの歌が効くが、蛙状態にするとトードで元に戻ろうとする。
サイレスを併用する必要があるだろう。

  • MPは100しかないのでトードを12回使わせれば以降はトードが不発になる。
    蛙状態でまともにダメージを受けるのは突進でのスリップのみ。突進自体は無力化できる。
    蛙状態で魔法が不発になってもMPを消費しているので、開始直後に蛙にしサイレスでトード不発、を繰り返して粘れば安全に戦えるようにはなる。

カエル以外にもマヒが有効。1人をすっぴんにしてムチを装備すれば楽に戦える。
フラッシュも効くので、北の山ブロックスにエーテルを使えばこの時点でラーニング出来る。

  • ボス耐性が無く鞭の麻痺は長時間持続するため、鞭で麻痺発生→総攻撃という方法を取れば実にあっさり倒せてしまう。

すっぴんにアイアンシールドアイアンアーマーミスリルヘルム銀の腕輪を装備すればスリップダメージ以外受けなくなる。
装備は一人分しかないのでかばうと併用するか、一人旅のときにどうぞ。

  • 防具を固めなくとも、こちらには打撃と突進しかしてこないのでナイトまもりでもスリップ以外無効化できる。
    HPを調整してのまもり+かばう戦法で楽勝。

炎のロッドor氷のロッドによるロッド折りも有効。
すっぴんガラフにりょうてもちかくとうあしゅら装備でゴリ押しするのも良い。レベルとクリティカル運にもよるが3発程で倒せる。


塔に出る方は戦闘開始直後は通常攻撃と蛙変化時のトードしか使用しない。
HPが残り800未満になるとダメージに対してカウンターで2回連続行動を放つようになる。
強力な「突進」はこのカウンターでのみ放つ。ピンチになったら攻撃を止めれば安全。
カウンターは1段目が通常攻撃のみ、2段目が通常攻撃・突進・何もしないのいずれか。
蛙状態でもカウンターは行われ、突進のスリップは発揮されるので縛りプレイでは注意が必要。


まだHPの少ないプレイヤー側を苦しめてくるカウンターのスリップだが、これを防ごうとすると、意外になかなか条件が厄介。
耐性はザルなのだが、この時点だと状態異常の付与手段が極めて限られている。
カエルも沈黙も暗闇も、スリップを確実に防ぐものではない。
コンフュはもとよりレベル2魔法の筈のポイズンもまだ売られておらず、唯一動きを止められるスリプルには、いやらしく睡眠耐性を備えている。
麻痺ならカウンターを防げるものの、すっぴんで鞭を使えば、少なくない報酬である5ABPを誰かが諦めてしまうことになる。
既に町に売られているレモラも、召喚士入手前なので使えない。
ABPを無駄にせずスリップも防ぎたいなら、せいぜいかばう+カウンターのみで長期戦を挑むくらいしかないだろう。


他に暗躍している存在がいないので、操っていたのはエクスデスだろう。
操られていたとはいえ、あの体で塔の最上階まで登るのはどう考えても無理がありそうだ。
特に柱(に絡まった蔦を使って)を昇るあたり。

  • 闇の力に操られていたタイクーン王は「体が宙に浮いていた」との供述があった。ガルラも然るべき場所は浮遊して移動していた可能性あり。

GBA版までは画面が鳴動するタイプの大ボス消滅発生時、小人またはカエル状態だと死体が消えないというバグがあるが、ガルラは通常タイプの消滅エフェクトなので、カエル状態で倒しても問題なく消える。

FF5(GBA版)

亡者の巣窟に出現するものは、ボスモンスター版をベースに、HPが10000にアップ。
攻撃力も結構高く、「とっしん」やクリティカル攻撃、
物理攻撃に対するカウンターもかなりの威力。
しかし、ここまで来たプレイヤーならば恐れるに足らない相手だろう。

  • こちらのスペックが大きく上がっていれば、スリップはもはや脅威では無い。
    相対的にかなり弱体化したといえそう。

亡者の巣窟では、カウンターが来るのは残りHP5000を切ってからである。

FF5(ピクセルリマスター版)

カエル状態だとHP800以下になってもカウンターをしなくなっている。そのためカエル化とサイレスの組み合わせで圧勝できる。
100%カウンターするフォールガードはピクセルリマスター版でも蛙状態で反撃するためカエル一般の仕様変更ではない模様。

  • iOS版ver1.0.8と家庭用版両方で確認。

初期verではボスモンスター版ガルラにボス系耐性が追加され、サイレスをかけてもすぐ効果が切れるようになっていたが、ver1.0.3以降は変更され従来と同じに戻った。

FF14

ID「伝統試練 バルダム覇道」の1ボス。容姿はFF5を踏襲している。
体躯を活かした大ぶりな攻撃と、羊やクァールなど草原に生息する生き物たちとの連携を行う。
突進攻撃は至近距離で受けると威力が高まるため、味方の巻き込みに注意しつつ離れる必要がある。


「モンスターハンターワールド」とのコラボコンテンツ「リオレウス狩猟戦」にも登場。
リオレウスを突進の一撃でダウンさせたうえ、引き連れた動物達と共にプレイヤー達にも襲ってくる。
これを全滅させれば、ガルラの死骸はリオレウスのブレスから身を守るための盾として利用されることになる。

  • なお時間経過など一定条件を満たすと全滅前にそそくさと逃げてしまう。

FF15

容姿はFF5とほぼ同じ。主にダスカ地方に生息する野獣
向こうから襲ってくることはないが、こちらから攻撃を加えると反撃を開始し、戦闘状態になる。
頭突きしたり踏み潰したりなど、結構強力な攻撃を繰り出してくる。
倒すと「特製熟成肉の濃厚シチュー」の材料となるガルラの肉を入手できる。


本作では上位種のクイーンガルラが存在する。
またそれ以外にグリーンガルラという別種もいるが、色と落とすアイテムが異なるだけ。


体の大きさは個体ごとに異なっている。
近くで観察すると可愛く見える。

  • 個体ごとに異なっているのではなく、小さい方は「ガルラ(子)」という正式名称がある。

エネミー図鑑によると、生息域はイオス全土に広がっており、人間にとって馴染み深い存在。
大型の雌を中心とした十数頭の家族単位で群れを作っており、性格は基本的に穏やかである。
群れからはぐれて単独で行動するガルラは大抵、狂暴で攻撃的な性格になるようになる。はぐれ者の多くは、本来の群れと合流するまで単独行動を続けるが、稀にはぐれた個体同士で血縁のない群れを作る事がある。


ガルラは親子関係を重視せず、子供を群れ全体で養育する習性がある。
外敵から群れの子供に危害が加えられた際には、子供を持たない個体も含めて群れ全体が一丸となって反撃する。

  • このエネミー図鑑の解説を見て、ガルラを攻撃しないようになったプレイヤーは俺だけではないはずだ。

エピソード・プロンプト

プロンプト自身、チョコボの次にガルラに思い入れがあるらしく、ガルラ関連のイベントが二つ存在する。

  • 「赤ちゃんガルラを守れ!」ではフレキトウテツの群れに襲われてる子ガルラを守りながら敵を全滅させる護衛型ミッションである。
  • 「思い出のアルバム」集めでは「癒し動物ガルラくん」という写真が撮れる。内容は、昼寝中の子ガルラをプロンプトがこっそりと撮影するというもの。

オンライン拡張パック:戦友

DLC「戦友」ではイオスの夜化による世界異変により、凶暴化の兆候が見られるようになった。
野獣の中では比較的、無害な部類だったガルラ達も今や人類の敵である。


また、星の病の侵攻により、
変異・ガルラなる変異種も出現している。

FFRK

FF5のボスとして登場。ノーマルダンジョンでは「ウォルスの塔」のボス。